日本では、子供が学校を休むとき、
" 風邪ひいちゃったみたい．．．"
" 皆さんにうつしたらりしたら、ご迷惑だから…今日ぐらいは休んだって良いわよね。
学校には、お母さんから連絡しといてあげるわ "
みたいな感じですが、オーストラリアでは、
" 来週から、旅行に行くわよ！学校には、お母さんから連絡しといてあげるわ ！ "
" ハイ、来週からしばらく旅行に行くので、ウチの子は学校を休むわ "
先生は、
" オーケー！楽しい旅行、してきてね！" みたいな感じになります。
中には、世界一周、とか、1年かけての旅行もあったりして、そういう子は、全く気にもせず？、
1年遅れて、学年を進みます。
なんたって、いじめっ子を避ける為に、1年遅らせる子もいる国で、
そういう場合じゃなくても、クラスの中で、優位にさせる為に、親が意図して1年遅らせる事があったり、
( 先生にはネガティブに指摘されていますが、) あります、が、
子供も親も、1年や2年、気にしてません！
仕事でも、皆、当然の様に休み、長期休んで帰って来ても、悪びれもせず、
お土産さえ買ってきていただけないことが殆どです。
という事で、今日は、モーニングティ仲間の、マーガレットから聞いた、旅の見どころお話しします。
メルボルンに親戚がいらっしゃるという事で、先ずは、GoldCoast から、Merbourune まで飛行機で約2時間、
車なら、17時間10分かかります。
今回は、エアポートから、グレートオーシャンロード (オーストラリアの下側を２４０KMに渡って、左右につないでいます）
沿いに、オーストラリアの底辺を、メルボルンから、西オーストラリアへ向かっての旅になります。
最初に、ポートランド Portland に行きます。オーストラリアで一番古い、ヨーロッパの植民地であった街で、
19世紀の街並みがそのまま残っています。
ポートランドから更に海岸に沿って北上、1時間15分でブルーレイク Blue lake につきます。
ブルーレイクは、町の人々の飲み水として使われていますが、なぜこんなにブルーなのかは、はっきりとは分かっていなくて、
夏の間、湖の表面水温が２０度前後に温まり、湖水に含まれる炭酸カルシウムを微細な結晶化させ、
それが湖水表面に拡散し、太陽光の角度を変えることにより、コバルトブルーに発色させている、というのが現在の有力な説
となっています。
更にそこから、4時間30分北上して行くと、アデレード、マウントロフティ Mount Lofty は、クルランド保護公園
にあり、カンガルーに餌を上げたり、コアラを抱っこしたり、他にも、可愛い動物を色々とみられます。
又、ここからは、アデレードが一望できるので、観光スポットになっています。
ここから車で10分くらいの所に、ジャーマンビレッジ German village があります。
「ジャーマンビレッジ」という名前の由来は、ヨーロッパからの難民がここに定住するのを助けたハーンドルフという、
ドイツ人船長に名前に由来しています。
したがって、この場所は多くのヨーロッパスタイルの家があります。
ここでは、ギフトショップを散歩したり、本格的なドイツ風のグリルソーセージやポークナックルを食べたり、
有名なドイツのドラフトビールを飲んだりできます。
ジャーマンヴィラッジから更に、飛行機で1時間5分、往復価格、最低で＄170 位、
車なら4時間ほど内陸部へ足を延ばすと、 ミルドゥラ Mildura という、ビクトリア州の、観光スポットに行けます。
ここは、FOOD BOWL と呼ばれていて、特に柑橘類は有名ですが、グレープはビクトリアの生産の80％を占めており、
ワイナリーも沢山あります。ミルドゥラ の中心の Feast street には、有名レストランやカフェ、マーケットなど、
Murray River マレー川 2580㎞ は、古くから河川交通が盛んであり、蒸気船が活躍していて、この蒸気船は今でも
観光向けのクルーズ船として活躍していて、数時間のクルーズから、7日間まで、マレー川沿いの町から乗船できます。
ここから、Cooper Pedy 遠いのですが、さらに北上すること、1071㎞、車で11時間18分かかりますが、
この町は古くからオパールの原産地であり、サイエンスフィクションのような？地下都市があります。
オパールは世界一９５％ 以上のオパール原石の出産地であり、多くのバイヤーがここに来ます。
ひかり物が好きな方は、どうぞ。
ここから、西オーストラリア、パースにある、Monky Miaと言う観光地までは、飛行機なら 1時間15分、
車なら、3191㎞、36時間かかります。
もしも、車で行くなら、とちゅう、西オーストラリア、西海岸の、ピンクの湖として有名な、
Lake Hiller ヒラー湖 に寄ってみましょう。
飛行機なら、エスプランス空港から、遊覧飛行が一日6便でていますが、車が無ければ、アクセスは難しいです。
モンキー・マイアでは、野生のバンドウイルカがビーチにやって来て人間と遊びます。
イルカと人間の交流はすでに40年以上も続いていて、膝まで水に浸かりながら、パーク・レンジャーの指示に従って
イルカに餌やりをしてみましょう。
イルカに会える回数や正確な時間は決まっていませんが、たいてい1日3回は海辺に姿を現し、
朝はさらに姿を見せる回数が増えます。
モンキーマイア Monky Mia から車で南へ約50分走ると、世界遺産の一つである、シャークベイがあります。
シャークベイと言うだけあって、上から見ると、サメがうようよいるのが見えるそうで、泳ぐ人は誰もいません！
しかし、地球に酸素をもたらしたとも言われる凄い貴重なものであり1956年発見されたストロマライトは世紀の大発見と
一大世界ニュースになったにも関わらず、入場料も掛からなければ見張るスタッフもいないので、今が見るチャンス？
又、地球上でわずか二つしかないビーチのうちの一つ、シェルビーチは、4千年も前から少しずつ貝殻が堆積し、
石灰岩となったところにまた小さな貝殻が層を作り、今では深いところで10ｍ、長さ約110kmにおよびます。
しかし、訪れる人は少なく、ほとんど貸し切りだそうです。
最後に、ここから車で北東へ18㎞ 18時間18分、西オーストラリアのブルーム（Broome）という町から約7㎞に位置する、
ケーブルビーチ（Cable beach）は、透明度の高いターコイズブルーのとても美しいビーチです。
このビーチは、ただ美しいだけではなく世界でも唯一ここでしか見ることのできない満月の夜の祭典があります。
ケーブルビーチに来たらぜひ見ていただきたいのが 月への階段 staircase to the moon
遠浅のローバック湾（Roebuck Bay）のケーブルビーチは延々と浅い砂浜が続いている為に干潮時になると
海岸全体がうっすらと浅く水が張った状態になり月の光が海面に反射して暗闇のなかに月へと続く階段が浮かび上がる
3月から10月までの満月の夜にしか見ることの出来ません。
ケーブルビーチで有名なのが朝陽や夕陽に照らされる時間に行われるキャメルトレック。
現在は「Broome Camel Safaris」、「Red Sun Camels」、「Sundowner Camel Tours」の３社が行っていて、
どこも早朝、夕景、そして夕景のちょっと前の３回行われています。
料金は時間の１番長い夕景ツアーが１番高く、$100 くらいで、1時間。
夕景のちょっと前のツアーが時間が短く、＄50くらいです。
オーストラリアの下半分の見どころを巡ると約半年はかかるそうです。
見所以外は、大した所は無くて、広いオーストラリア、ただただドライブするだけになるので、
ヒマじゃない方、は、各州、飛行機で近場まで行って、そこから行ける範囲の見所に行く、というのがお勧めだそうです。
以上！ 長らくお付き合い有難うございました！
因みに、Margret は、何処へどう行ったら良いか、色々な情報を持っていて、しかも、
何時でもお話ししてあげると言ってくださってるので、
ご興味、御計画のある方は、是非ご一報くださいネ❣
