オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 私がトレーニングするワケ

2021-09-25 12:05:49 | 日記

自慢じゃありませんが、私の中には、質の悪い妖怪が住んでいて、

ちょっとしたことで、地の果てまで落ち込んでしまったり、

ちょっとしたことで、天に舞い上がって得意になるだけでなく、傲慢になり、手が付けられなくなります。

上がったり下がったりして、お前、落ち着けよ、と言っても、なかなか、暴走は止まりません。

昔、余りにそのことが苦しいので、友達の坊さんに ”坊さんになったら、きっと妖怪、無くなるやろか?”

”修業するって、苦しみじゃなくて、きっと楽になることと違うのか?”

と聞いたことがあります。そしたら、

”妖怪が多いから坊主になるんや。それでも、妖怪はちっとも無くならへん” 

と仰せでした。

 

私は、結構ハードにエクササイズします。

勿論、長年のフィットネスプロとしてのホコリがありますが、

いくら、チャレンジしてるとはいえ、

女性なんだし、もう、体力もピークを通り超えてるんだし、という事を考えると、やり過ぎかもという懸念もあります。

 

単に体型を保つだけだったら、ここまでやらなくても十分だし、

フィットネスオタクとして、筋肉効果を狙うなら、週2回以上は無駄、だという事も、百も承知だけれども、

でも、ほぼ毎日、脈拍を180/分 近くまで上げます。

心臓は、筋肉やジョイントと違い、鍛えれば鍛えるほど強くなるように思います。

それは多分、血液の循環が良いから、疲れさせても、回復が上手くゆくのではないかと思っています。

そして、私個人の経験では、年齢を重ねると、時間を取って回復させる、という能力以上に、

忘れるリスクを怖れなくてはいけない、

という結果があるので、休みはほぼ無しです。

筋肉や、腱などの疲れは、騙し騙し、技術で回復させることができるけれど、

ジョイントとか、頭でわからない部位に関しては、休ませない方が機能を維持できる、と気付いたのです。

 

心技体、という言葉があって、一番制しやすいのが体で、次が技術、一番難しいのが心。

 

一旦でも、自分を許してしまうと、私の中にいる、妖怪が大暴れして、とどまるところなく、

落ちることを知っています。

MAXまで制してやらないと、気持に隙が出来て、、、すると、ここぞとばかりに、

妖怪が、爆走するんです。

 

自分で選んで、一人で勝手に来たオーストラリア。

 

もしも、妖怪なんぞに負けて、暴走させて、そのせいで自堕落になったら、、、

ハイ!そこで人生お終い!!です。

 

暴れ狂う妖怪は年齢不詳、それを押さえつけるには、それよりも強いトレーニングが必要です。

だから、20歳のころと同じレベルでする必要があるんです。

その為には、高い集中力が必要です。

獲物を捕らえる時には、高い集中力が付きものです。

本来、それは、テストステロンの技です。

テストステロンが上がると、ストレスにだって強くなるし、

テストステロンは、泣いたり、動揺したり、等、感情的になることを押さえてくれます。

何故なら、動物を狩猟したり、他の部族を殺めたりしなければならない時、いちいち感情的になっていたら

遂行できないからです。

 

何で、急にここでそれを書いているのか?

それは、妖怪を押さえることが難しくなってきたからです。

悪いことに、妖怪は、年を取ってゆくにつれ、ますますその威力を増してゆくんです。

アナタに言って、そのことで、決心を固めて、

今日も、明日も、あさっても、その次も、毎日、、、妖怪を押さえつけます。

 

妖怪を鎮めるのは、ジジババになっても大変なことです。

 

 

 

 

 



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