い・ち・に・ち

明日が今日になって昨日になるような毎日

八十八番

2021-11-10 | 順番
誰にも邪魔されず
誰にも迷惑をかけず
何の束縛もなく
何の制限もない

心の中の孤独な世界は

戸を叩く音に耳を塞ぎ
開け放つ広さを知らず
努力とは無縁の
妄想だけを抱えて眠る

誰もが知ってるひとりの世界を

時の印を残しながら進む
心に刻む温度を確かめ
繕い合わせた言葉を頼りに
孤独の中の自由を探る