サメ ~愛の黙示録~ DVD-SET2 | |
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イスに止めて見せると宣言したへウも、言われたジュンも、苦しみました。
ジュンは、父の無念の死、それによる妹イヒョンの苦しみを思い出しました。それに対して、へウ祖父やへウ父のあの特権階級的な余裕。犯した罪を償う事なく、謝罪で済ませようとしてる輩を思うと、冷静に戻れました。
ジュニョンも、のど元過ぎれば・・・の例え通りの懲りない態度を見せるへウ父が、流石に腹にすえかねたようです。
今まで言うなりで、逆らった事が無かった彼ですが、今度ばかりはキツク言いました。
「お義父さまのミスで人が死にました。遺族の負った傷は何をしても癒されない。」
ジュニョンの弟も、ひき逃げで死んでいるのです。だから、いくらへウ父が遺族の前で跪いて謝ったとしても、今さら亡くなった家族が戻って来る事も無く、納得して許せる事ではないと充分過ぎるくらいに分かっているのです。
ジュニョンの態度に、へウ父がまた食ってかかりましたよ
「偉そうなことを言うな。お前の父親も同類だぞ!」
この言葉に、ジュニョンは愕然としました。
彼にとって父親地検長は、尊敬する人であり、唯一全幅の信頼を寄せてる人だからです。
その地検長も、悩み苦しんでいました。
正直に検事の道を歩んで来た彼にとって、唯一と言ってよい失策でした。へウ祖父から断れない頼みを聞いてしまった事を、悔いているようです。
そこに一本の電話が入りました。
チョン元刑事の声が聞こえて来ました。
「俺だってしたくなかった。食っていくために地検長の頼みを仕方なく聞いたんだ。チョ会長と懇意の地検長が事件をもみ消した・・・。ハン親子が死んだのも、チョ社長の差し金かと。地検長は知りつつ見逃した筈。」
呆然自失ですよ、地検長。
「チャンスをあげます。真実を明かすチャンスを。3日です。息子さんに感謝すべきですね。」
と、電話の主は言いました。もち、ジュンです。
へウは祖父に、曾祖父の事を聞きました。家族写真は無いか?・・・とも。
突然そんな話をし始めたへウに、祖父は、何やら疑念を抱いたようです。
イヒョンも苦しんでいました。
父の無実が証明され喜ぶべき?・・・とピョン刑事に聞きました。
「取り返しがつかなくても感謝すべきなの?今さら謝罪されても、許せるとでも?それで終わり?何の罰も受けずにこれで済むの?」
それでは死んだ父があまりにも可哀相だ・・・と泣きました。悔しくてたまらない・・・と。
地検長は、謎の電話のことをへウ祖父に連絡しました。
へウ祖父は、弱気になるなと叱責しました。そして、今の地位にこだわるな、しばらく休めばいい・・・なんて。
地検長とすると手を切りたいんでしょうね。だけど、もう抜ける事も出来ず、永久にへウ祖父支配下に居るしかないと改めて感じたのでしょう。
科捜研からピョン刑事に連絡が入りました。
オ刑事が殺される前、訪ねて来たと言うのです。
へウと科捜研に向かったピョン刑事。これまで分かった事実を整理して、改めて確認しておこう・・・と言いました。
「カン・ヒスも、イス親子も秘密文書を見たために殺された。文書の内容は、へウの曽祖父と関係がある。本人は既に故人だ。秘密が明るみに出るのを恐れる人間はチョ・サングク会長だ。」
ピョン刑事の言葉に、へウは反論しました。なぜなら彼女にとって祖父は、尊敬すべき真っ直ぐで善良な人だからです。
科捜研の職員は、オ刑事から見せられた写真は父と息子の様だったと述べました。そして、裏には『サングクと一緒に』と書かれていたと。
もしかしたら、オ刑事は、コピー機の場所を聞いていたので、その写真をコピーした可能性もある・・・と。
なんと、その一枚が、地検長の手元にありますよ
そして、へウ祖父のところにも、送られて来ましたよこれは、ヨシムラ会長が送ったモノのようですが・・・。
ジュンは、ドンスからイヒョンがショックを受けてると言う話を聞き、アルバイト先に行ってみました。
お昼ごはんを食べに行くと言うイヒョンに、一緒に・・・と誘ったのですが、イヒョンは気まずいからと断りました。
でも、ジュンの様子があまりにも寂しそうだったのに気付き、イヒョンはやっぱり一緒にと言いました。嬉しそうでしたね、ジュン。
パスタが美味しいと評判のお店に行ったのに、イヒョンはパスタを食べようとしません。
兄が事故に遭って瀕死の状態の時、自分は何も知らずにへウが作ったパスタを食べていた・・・。その時から、イヒョンはパスタを食べられなくなってしまったのです。
イヒョンも苦しんでいた・・・とジュンは思いました。ここにも被害者がいた・・・と。
そしてもう一人、苦しんでいる人物がいました。
ジュニョンです。
へウ父の投げつけた言葉が気になっていました。だから、キム捜査官を呼び出し、父がこの一件に関わっているかと問いただしたのです。
キム捜査官は、否定しましたが、ジュニョンは彼の嘘を見抜きました。
父のところに行きました。
そして、怒りをぶつけたのです。
へウも父が関わっているのを知っていたと知ると、彼女の事も信じられなくなってしまいました。
ジュンは、古本屋にふらっと立ち寄りました。
そこには、へウとの思い出がありました。
その時、へウも偶然やってきました。でも、ジュンの姿を見ると、挨拶だけして踵を返しました。
ジュンは、へウの後を追おうとしました。でも、その時、店主の持ってるペンの音が聞こえたんです。
え~っとぉ、殺し屋のあのペンの音、ジュンはどこで聞いたんでしたっけ?忘れちゃった・・・。
ジュン、殺し屋発見・・・と言う表情でしたね。
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