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出生の秘密 韓国ドラマOST (SBS) (韓国盤) |
クリエーター情報なし | |
Danal |
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ギョンドゥは、赤ちゃんを抱えて警察に行きました。
失踪届を出し、捜索してもらおうと思ったからです。
でも、あれこれ問われるうちに、妻の事を何も知らなかった・・・と改めて思ったのです。
ギョンドゥは、本当に馬鹿正直で真っ直ぐ、学も財産も、家族も無い男です。でもね、妻の事は本当に愛していたのです。
妻=ユニのことは・・・。ギョンドゥは、イヒョンが名乗ったのを、ユニと聞き間違えたんです。だから、ずっとユニと呼んでいました。
二人は、同じ場所で自殺しようとして出会いました。
ギョンドゥは、たった一人の家族だった母に死なれ、マルチ商法に手を出して、街の皆から預かったお金をパーにしてしまったようです。だから、もう街にも帰れない・・・と言う理由で。
そして、イヒョンは、この時点では死のうとした理由は出てきていませんが、とにかく、偶然同じ崖に立ったってことが出会いだったんです。
一目でイヒョンを好きになったギョンドゥ。
その瞬間、もう死のうという気持ちはなくなっていたようです。
イヒョンにも、死ぬのなら、お金持ってても意味が無いだろう、それにお腹を一杯にしてから死のう・・・とか、あれこれ理由をつけて引きのばしました。
「おじさんは、生きて。」
と、イヒョン。いい人だから・・・と。
イヒョンは思い出していたんです。あの詐欺師パルボクの一件の時に、出会ったアジョッシだと。記憶力良いですからね。
その時、自分を追っかけながらも、重い荷物を持ったハルモ二のために、荷物を持ってあげてた姿を見かけていたんです。ガラは悪いけど、本当は優しい人だと分かっていたのです。
「私は生きてても死んでるようなもんだから。」
と、イヒョンが言いました。
「それなら、俺と1年だけ一緒に住まないか?」
これが、切っ掛けでした。
二人で幸せに暮らしていた筈なのに・・・。
生まれたばかりの子供を置いて、イヒョンは出て行ったのです。
ギョンドゥは、彼女の置手紙を見つけました。
『もう戻りません。どうせ私は崖から飛び降りようとしていた人間です。あの時に死んだものと思ってください。絶対に忘れないで。産んだ子供を捨てるような最低な母親を絶対に忘れないで見返すつもりで生きてください。私もどこかで必死に生きて行きます』
一方、イヒョンは、1997年のままでした。天才的な能力もそのままです。
友達のソニョンに会いに行きましたら、ソニョンの姉が、会わせる事を拒んだのです。
ソニョン姉の話では、自分はアメリカ留学から帰国した事、1年前から音信不通だったことが分かりました。
そして、今、何やら、ソニョンがイヒョンにして、それでソニョン自身も苦しんでいる・・・と言います。
イヒョンは、1997年当時の記憶を頼りに銀行に行き、資産が相当あると言う事を確認。それならば、これはゲームだと思おう・・・と決心。
10年経った今の自分の能力を確かめ始めたのです。
ピアノを弾く事も出来ますし、バイクに乗るのも車の運転も上手だと分かりました。
病院では、解離性の記憶障害だと診断されました。待つしかない・・・と。治るとも治らないとも断言できないとのこと。
ただ、覚えていない10年間に、何か思い出したくない記憶があるんだろうと医者は言いました。自己防衛の機能が働いて、思い出すことを拒んでいるのかも・・・とね。
10年の記録を図書館で調べ始めたイヒョン。
そして思いだしました。自分の銀行口座に、定期的にイェガグループから振り込みがあったことを。
直接イェガグループに連絡を入れて問い合わせました。こういう、行動的なところ、すっきりします。話がとっとと進みますもんね。
すると、すぐに迎えの車が来ましたよ。
連れて行かれた先は、イェガグループの総帥チェ・ソクのところ。グクも同じ名字だけど・・・?兄弟?
ソクは、イヒョンに対して会うなり、殴ろうと手を挙げました。でも、思い直したように笑顔になったんですが・・・。
イヒョンは何の事やら全く分かりません。
「お前の父親のことは残念だった。だが私の所為じゃない。不可抗力だった。」
と、ソク。ってことは、グクは死んだの?
グクは1997年に大学を退職してて、その後は全く不明でした。
ソクは、何やら怒っています。
昔、グクがソクのところに連れて来た・・・と言います。イェガとは一切関係ないと言った・・・とも。
どういう意味なんでしょうね。
そして、イヒョンが案内されたのは、ソニョンの家?
それとも、ソクの家?だったら、何故ソニョンがいるの?
謎だわ
この時、イヒョンが残して来た赤ちゃんは、高熱を出して、病院に担ぎ込まれていました。
ギョンドゥは、イヒョン無しに生きて行くことなんてできないと、また同じ崖から飛び降りようとしていたんです。でも、その時、預けていた人から、赤ちゃんの容体が・・・と連絡があったんですね。
それで、命拾いをしたわけです。
でも、苦しむ赤ちゃんを見て、ギョンドゥは、自分は父親なんだと言う事を初めて意識したのです。
死ぬなんてできない・・・と。
イヒョンが赤ちゃんを残して行ったのは、自分に家族を作ってくれたことなんだ・・・と。
小さな指が、ギョンドゥの指を握りました。助かったようです。
そして、イヒョンもまた、胸の張りを感じていたようです。赤ちゃんを産んだ事も記憶に無いんだけど、母乳が出ると言う事が、それが事実だと証明しているんですね。
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