途中、あまりにもやり切れない思いで、視聴を何度も中断しつつ、やーっと完観
最後くらい、ソンヨンとの幸せなツーショットで終わって欲しかったです
こんなに、暗殺計画が横行してたんでしょうかねぇ・・・正祖=イ・サン=イ・ソジン氏の時代は。
それも、結局は、老論派の勢力を維持したいがために、正祖の父サド世子を死に追いやったわけですからねぇ。
そして、実子のサド世子を死なせてしまったという後悔の念を一生持ち続けてしまった英祖も、被害者と言えましょう。
その老論派も、一枚岩じゃ無かったんですねぇ。やっぱり、あの老人の儒者は権力への欲と言うより、朝廷を正しく運営していきたいと言う、高尚な理想があったため、何かと革新的な正祖に抵抗していたんですね。
でも、それに対して、大妃一派は、やっぱり権力への欲のみでしたねぇ
サド世子を死に追いやった陰謀がばれやしないかと、正祖を牽制し、暗殺しようとまで企み、その上で自分達の息のかかった王を据えようと画策していたのです。
いやもう、大妃一派は、み~んな悪役顔に見えましたよ
正祖のソジン氏は、世子であった頃は勿論の事、即位してからも、しばらくは、苦境に陥った時、本当に自信無げな顔つきをしてましたねぇ。
情けない、もっと自分に自信を持ちなよ・・・と、背中をどんと叩いてあげたい気分に何度もなりました。
それが、英祖が亡くなったあたりから、顔つきが変わってきました。
老論派に対して、毅然とした態度を取るようになりましたもんね。
ソンヨンとは、本当に想い想われ・・・という幸せな雰囲気でした。
あれだけ正祖母にも疎まれ、臣下からもイマイチ尊重されなかった彼女ですが、英祖が彼女に贈った指輪が、いかに大切な物なのかがわかった時、彼女の存在が一瞬にして見直されました。
息子も生みましたしね。
でも、皆の、特に正祖母の、あの掌を返したような態度はなんなの
結局、その王子は幼くして亡くなってしまうのですが・・・。
失意の中、彼女は再び身ごもるのですが、同時に自身も重い肝硬変になってしまいます。
この子だけは無事に産みたいと治療を拒むソンヨン。
正祖は、子供より彼女自身を死なせたくないと治療を受けるよう懇願するのです。
多分、その子は産めなかったんですよねぇ・・・。
この辺りで、もう、涙ぼろぼろ・・・
ソンヨンと正祖の想いを知って、彼女を泣く泣く諦めたテスの嘆きも、もう
世継ぎは・・・
と、ちょいとラストあたりで心配になったのですが、ちゃあんと立派な世子が誕生してましたね。
正祖亡き後、テスが後見役、指導係のような立場で傍に居ましたね。
自分の子供の様にも思っていたんじゃないでしょうか。
この世子の方が、ソンヨンが産んだ世子より、お利巧そうに見えたのは、私だけ
この作品を観て、一番に思ったのは、為政者ってぇのは本当に忙しいんだ・・・という当たり前の事。
難題が降りかかるなんて特別な事だけじゃなくて、日々の採決や決断が必要な事柄の多い事
それらをこなすだけでも大変なのに、新しい政策や事業、技術の開発となると、そりゃぁ並大抵の努力じゃ無理ですな。
眼鏡をかけて、体調が思わしくない時であっても机に向かっている正祖の姿は、痛々しげで、じんわりと泣けて来ましたよ。
余談ですが、正祖のイ・ソジン氏、とっても素敵だったんですが、私がお気に入りなのは、彼がまだ世子だった時のスタイルですこれ
もっとオタクな事を言いますと、このスタイルで横向きに立ってる姿が好きです
ま、とにもかくにも、長かった77話、完観しましたっ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます