発酵家族 韓国ドラマOST (jTBC) (韓国盤) | |
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前回の記事は、こちらから。
ホテは、ヒョンスクに“コ・ハンドル”と言う名前に聞き覚えは無いかと聞きました。
ヒョンスクは、胡散臭いホテの事ですから、その事で自分を脅迫しようとしているんじゃないかと受け取ったようです。ギチャンから聞いたのかと反対に問いました。
そして、答える必要は無いと突っぱねました。
「あなたの息子ですね。」
そう、ホテは聞きました。それに対する答えは、
「そうよ。だけど、今は違う。私が産んだ子だけど、私は家を出て縁を切ったの。」
ホテ、ショックですわな。縁を切ったから、もう息子じゃ無い・・・と言う意味ですからね。
母親ならば、子どもを捨てたら、時には眠れず、時には食事も取れ無いのが普通だろうとホテは言いました。そうじゃないと、捨てられた子どもが可哀想だ・・・と。
ヒョンスクとすると、ホテが何故その名前を出すのか、理解できないんです。
「コ・ハンドルは生きています。でも、死んでます。死んだと信じるなら、死人も同然です。」
ホテにそう言われて、ヒョンスクは、気もそぞろ・・・。そして、ホテに再度会う事を決心しました。
ホテは、ヒョンスクに言いました。
「コ・ハンドルは死にました。代わりにキ・ホテが生まれた。私が、一度はあなたの息子だったコ・ハンドルです。出来る事なら、俺もあなたを母親と思いたいけど、それは無理です。この心に思い描いていた母親をあなたは奪った。」
昔、あなたは俺を捨てた、だから今度は俺があなたを捨てる番です…そう言ってホテは立ち去ろうとしました。
ヒョンスクは、ホテを追い掛け、聞きました。本当にハンドルなのか?・・・と。
この時、ヒョンスクの過去、ハンドルが生まれた経緯が明らかになりましたね。
ヒョンスクはギチャンを愛していたのです。でも、報われず、慰めてくれたギチャンの親友コ・ソヌと一緒になったんです。ただ、ヒョンスクはお金持ちの家の一人娘。当然親からは大反対されました。
それでも、自信があったんです、やっていける・・・と。
例の懐中時計は、ハンドルが生まれた時、ソヌが記念にくれたものでした。本当にソヌはハンドルの誕生を喜んでいたようです。
ところが、その反対にヒョンスクは不安になったようです。ギチャンン夫婦が来た時、ギチャンへの当てつけでソヌを選んだのかもしれない・・・と思ったのです。本当にソヌを愛しているのか、分からなくなったのです。そして、その後は貧しい生活への不満が募る様になり、ある日、気が付いたら実家に帰ってしまっていた…と言うのです。
そして、過去を忘れようとし、結婚もし、子供も産んだ・・・と。
そうして何年も経った時、ソヌから一度会ってほしいと言う連絡が入り、遊園地で待ち合わせしたんです。それが、ハンドルが拉致された時です。
勿論、ヒョンスクは、その日の出来事を全く知りません。
結局、ソヌともハンドルとも会えないまま、ハンドルが死んだと言う知らせが届き、ソヌも死んだ・・・とギチャンから聞いたとか。
ハンドル誘拐に、ヒョンスクは一切関わってなかったんです。ホテは誤解してましたが。
ソヌは病気で死ぬ前に、ヒョンスクに会いたかったというのと、ハンドルを母親に会わせたかった・・・という思いで連絡してきたのです。
ソヌの遺骨は天地人の敷地の中の竹林に散骨されたとか。
ヒョンスクは、一度もそこを訪れた事が無いと言いました。自信が無かった・・・とヒョンスク。
ホテは言いました。
「本当に許せないのは、あなたか俺たちを捨てた事でも息子を忘れた事でも無い。死んだ父さんを捨てた事です。過去を背負って生きようとしなかったことです。あなたとの縁は、俺と父さんを忘れたとき切れました。」
ホテの頭の中には、ドシクの生き方があったんでしょうね。
「今は幸せですか?不幸なら許しません。」
そう、ホテは言いました。自分たちを忘れた以上、幸せに暮らしているべきだ・・・と思ったんですね。
ドシクは、捨てた妻と娘の事を忘れず、彼女たちへの想いを忘れず、思い出が詰まってる天地人で生き続けて来ました。
決して、娘と会えるとかなんて期待をせず、ひたすら自責の念にとらわれながら、生きてきたのです。つまり、過去を背負ってきたのです。
ホテは、そうあってほしかったんです、自分の母親も。
ドシクは、ユキエに自分が父親だと言う事を一度は否定しました。でも、ホテの言葉で、勇気を出してユキエに再度会いに行き、全てを話して聞かせました。
ユキエの母親とのこと、自分のこと・・・。
ユキエは、本当に素直に良い子に育ちましたね。それらの全てを真っ直ぐに受けとめ、ドシクに感謝しました。
「もう、これ以上自分を責めないで。長い間自分を責め続け、それでも私を心配して待っててくれた。それで充分。ありがとう、話してくれて。お父さん。」
ドシク、男泣きですよ。まぎぃもアジュンマ泣き
ドシクの顔が柔らかくなりました。重荷が降りたからですね。
ヒョンスクは、ハンドルを拉致したのが夫のオ社長だと気付きました。
勿論、オ社長は否定しました。
オ社長が、ハンドル=ホテだと気付きもしなかったのには理由がありましたね。ハンドルを拉致し、殺せとオ秘書に指示していたんですね、本当は。
でも、オ秘書は殺す事が出来ず、施設に預けた・・・ってことなんでしょう。
オ社長に情報を流していたのは、なーんと、若い方のチョ刑事でしたよ。彼にも何か事情があるのかしら?
チョ刑事から、ハンドルが生きていて、それがホテだと言う事を聞いたオ社長。長年自分の傍に仕えてきたオ秘書の事を、実はよく分かって無かった自分が情けなく思ったのか。オ秘書の例の疑いをかけられた殺人事件の時効が、あと1か月ほど・・・なんて、それとなく裏切りを知ったと匂わせてる感じです。
オ秘書とすると、心臓ばくばくですわなぁ。
ヒョンスクは、へジュンを呼びました。
ちょっとヒョンスクが席を立った時、机の上の懐中時計に気がついたへジュン。ホテが持ってる時計と同じだ…と気付きました。
へジュンは、自分がハンドルフードの者だと、天地人の人たちに話そうと思ってる・・・と言いました。彼らはちゃんと話せば、分かってくれるはずだから・・・とね。
でも、それをヒョンスクは止めました。もう少し後で・・・と。
へジュンの表情も穏やかになってきています。とがった感じだったのに、今は本当に柔らかく豊かになりました。全て天地人に集う皆のお陰ですね。
オ社長は、デシクを呼び出し、何やら企んでます。オ秘書抜き・・・ってとこが、怪しい。既にオ秘書は社長から捨てられたようですね。
ホテは、手下からへジュンがオ社長とヒョンスクの息子だと聞かされました。
直接、確かめようと思ったんですが、何の裏も無い無垢な表情のへジュンを見ると、ちょっと気が引けた感じでした。で、ま、後で良いか・・・と思って行こうとしたんですよ。
でも、へジュンが懐中時計の事を持ち出して来たもんだから、気が変わったようで。
「オ・へジュン。お前、オ社長の息子か?ヒョンスク会長が母親か?」
へジュン、いきなりの展開に動揺しまくりです。
トップの写真左は、にらのキムチと手作り餃子。右は蕪の水キムチです。
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