まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『トンマッコルへようこそ』

2007-03-19 21:45:41 | 韓国映画のエトセトラ
トンマッコルへようこそ

日活

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たった今、観終えました。

音楽が久石譲氏だと言う事は、知っていましたが、その所為か、オープニングから”風の谷のナウシカ”や”もののけ姫”の雰囲気が漂ってる感じがしました。
それは、決して、悪いモノじゃなく、それらの作品を実写したら、こんな感じになるんじゃないかと思わせるような心地良い始まりでした。

観終えて思ったのは、
〝戦争をする人というのは、本当に純粋な人たちの中に入ったら、滑稽な存在なんだな〟
・・・と言う事。

自分達は、それぞれ信じる道や想いの為に戦っていると、必要以上に神経を尖らせ、敵意を燃やし、それが正しいと頑なまでに思い込んでいるのです。
でも、人を疑う事をせず、どんな人をも包み込んで穏やかに生きている人と相対してみると、どんなに自分達が滑稽で、持たなくても良い怒りや猜疑心に支配されているかがわかります。

トンマッコルは、そんな、人を疑う事をせず、誰もが自由で優しく自然に生きている村です。戦争が起こっている事すら知りません。武器も持ちません。

だから、迷い込んで来た3組の対立する人間が互いに睨み合っていても、平気で私語を交わし、いつもの調子で生活しちゃいます。
この睨み合いの間か面白い・・・と言うか、本当に苦笑しちゃいたくなるほど、滑稽に、馬鹿馬鹿しく見えてくるのです。そして、それを、
”へぇ~っ
ってな感じで興味津々な村人達は、眺めています。

そんな村人達に包まれて、兵士達は心が癒され、和み、人間本来の姿を取り戻していきます。
チョン・ジェヨン氏は勿論の事、シン・ハギュン氏の変わり方が、とても面白い
草原でソリすべりをしているところなど、こちらまで何時の間にか笑っていました。

そーなんです
何時の間にか、微笑みながら観ている自分に気がつくのです。
声に出して笑うのじゃなく、にこにこ・・・って感じ

それと共に、これまた何時の間にか涙がじわっ・・・と出て来てるのにも気がつくのです。当然、号泣ではありません。
しみじみ、じんわり泣けてきます。

宮崎アニメに共通する感動・・・とでも申しましょうか。
やっぱり、実写版宮崎アニメです

お勧めです

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