『いとしのソヨン』１１話まで

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ソヨン父、花嫁姿のソヨンを見て、全てを理解したようです。そのままソヨンの事については何も触れなくなったようです。

そして、３年が過ぎていました。

 

ソヨン父は、それ以来コツコツと真面目に仕事をし、借金も完済したようです。サンウと二人、仲良く暮らしています。

近所のアジョッシには、もう、ソヨンは帰って来ない・・・と話していたようで。

それを聞いたサンウは、父が全てを知ってるとは思いませんから、父もまた普通の人間で、自分の幸せが一番なんだと思うようになっています。

 

サンウは、研修医でミギョンと

まぁね、お似会いのカップルではあります。でもね、ミギョンは、自分の親がお金持ちだとは話してないんです。最初出会った時から、そのまんまで、訂正してなかったんですね。

お互い、とても楽しそうで嬉しそうで、ソヨンの事もふっきれた感じのサンウが、やっぱりカッコ良いですわ

 

ソヨンは、判事として頑張っています。ウジェは会社に入り、今は副社長としてバリバリに仕事をしてますね。

今度、留学中に勉強した映画関係に仕事の幅を広げようと提案し、父に認めてもらったところです。

公私ともに充実している二人です。

ソヨンは、全てにおいて完璧な嫁だそうで。

ウジェ母は、それが気に入らないみたいです。自分とは全く違う…と言って。ただね、完璧なのに、心から馴染めない雰囲気があるようで。ウジェ母の方が、気を使ってますね。引け目を感じてるって言った方が当たりかも。

ウジェが、ソヨンに優しいというのも、自分と比べて嫉妬してるみたいです。なにせ、夫も息子も嫁の味方のようですから。

ソヨンは、判事を辞めて弁護士になりたいと言ってるようです。理由は何かまだ分かりませんが。

 

そして、ホジョンが３年の留学を終えて帰国して来ましたよ。

「男性と一緒。」

なーんて意味ありげに連絡して来たもんだから、両親ともどもおろおろしながら出迎えました。

そしたらなんと、それはホジョンの異母兄ギョンホだったんですよ。

結婚してアメリカに渡ったモノの、奥さんが亡くなっちゃったんだそうです。でも、親にはその事を連絡しないまま、アメリカで暮らしていたんです。

元々、ホジョン母とは折り合いが悪かったみたいです。

だから、帰国したと聞くと、ホジョン母が何とも言えない表情を見せましてね。それを充分分かってるギョンホは、勤め先の近くに家を探す…と言っています。

あ、そうそう。ギョンホも医者のようですよ。もしかしたら、ミギョンが昔影響を受けた医者って言うのが、彼だったりして

 

ホジョンは、サンウの勤務先の病院に就職したようですよ、親には内緒で。アルバイトかな？

サンウのことを変わらず想ってるようです。

ミギョンとは顔見知りだけに、あいやぁ・・・って感じですよ。

 

ソヨン父は毎月１回必ず一人で山に登っているそうで。

サンウは好きな人が出来て、その人と一緒に出かけてるんじゃ？・・・と疑ってます。

でも、父は亡くなった母親の事を考えたら、他の女性になど目は向かないと言います。

それでも、サンウは疑ってますが・・・。

実は、ソヨン父、ソヨンに会いに行ってるのです。直接会うんじゃなく、遠くからソヨンの様子を見つめているだけです。

幸せそうにほほ笑む娘の姿を遠くから見るだけで、嬉しそうです。

このシーン、泣けます

娘の自分への嘘を全て分かった上で、娘の邪魔にならないように黙っているのです。騙されたままでいるのです。

そして、娘の幸せだけを願いながら、それを確認するだけで満足しているのです。

親心です。泣けます、ホント

この３年間だけが、静かな時間だったんでしょうね、ソヨンにとって。また、嵐の予感ですよ・・・

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