まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『トッケビ(原題)』6話まで

2017-10-18 15:55:32 | 韓国ドラマのエトセトラ
鬼(トッケビ)OST (2CD) (tvN TVドラマ) (Pack 1)
クリエーター情報なし
CJ E&M

レビュー一覧は、こちらから。

この作品を見ていると、霊も死も怖くないと思えて来ます。

霊というのは、おどろおどろしい怨念のこもったモノだけじゃなく、この世からあの世へと行くいっときの間、自分が生きて来た世界を楽しんでいるだけなんだと思えます。

そして、真っ当に生きてさえいれば、死と言うモノも、怖くは無いんだと。地位や名誉にかかわらず、皆平等に行く道なんだと思えます。

 

シンは、10年後のウンタクの傍に自分がいない事を知り、ウンタクのためにも、もう決心しなくてはと思ったようです。

結局、その道を選んだのであれば、ウンタクをこれ以上愛し、生きる事が幸せだと感じる前に、死を選ばなければ・・・とね。

で、ウンタクに、今、剣を抜いてくれと頼んだのです。

 

ウンタクは、シンの名前をネットで検索していました。

すると、あまり記録が残っていない事が分かりました。

もしかしたら、謀反とか、そういう大罪を犯したため、剣を刺されてしまったの?・・・とシンに問いました。そうだとしたら、剣を抜いてあげる事はできないと。

シンは、それを認めました。

直接の原因は、王の嫉妬と誤解ではあったけど、自分が犯して来た罪を考えると、それは切っ掛けでしか無いと思ったのかもしれません。神は、シン自身の罪を罰するために、この罰を与えたと考えたのでしょう。

でも、ウンタクは、それを否定しました。

「オジサンが本当の悪党なら、神はトッケビだけを作った筈。剣を抜けるトッケビの花嫁を作ったりはしなかったでしょう。」

その言葉を聞いて、シンの目から涙がこぼれました。

救われたでしょう。

ウンタクも泣きながら、シンの涙をぬぐってあげました。

 

じゃぁ・・・とシンが覚悟を決めたのに。なんと、ウンタク、抜かないと言いましたよ。

「???」

な、シン。理解できません。

ただでは抜かないと言うんです。

「何がいる?宝石?家?お金?」

 

一方、死神は、ドクファと一緒にサニーに会いに行きました。サニーも友達と一緒。2対2です。

ちなみに、死神の名前は、キム・ウビンということにしたようです

相変わらずの支離滅裂と言うか、世間知らずも甚だしい死神との会話にサニーは驚かされるやら戸惑うやら。

でもね、決して嫌な感情を持ったりはしないのです。

死神は、サニーに例の指輪をプレゼントしました。

 

相変わらずと言えば、シンと死神の会話も本当に面白い

人間臭い事この上ないし、大人げないと言うか、まるで子供同士の小競り合いです。

渋い大人二人が演じてるだけに、余計に笑いがこみあげます。

 

ウンタクは死神に言いました。

シンは自分にとって守護神なのに、過去が悲しすぎる・・・と。死んだら、神に文句を言ってやる・・・とね。

そして、地獄は地獄にあるとは限らない・・・と。ウンタクにとって母亡き後、叔母の家での生活が、まさに地獄だったのです。

この家に来てから、毎日幸せだと言いました。

「だから、恩返しの為にも、剣を抜いて、綺麗にしてあげたい。」

・・・と。死神は自分の味方なんだから、抜いてあげる事が悪い事だとは思えないからと。

死神は、苦笑するしかありませんでした。

 

シンが優しくなりました。

雨が降ったら、学校まで迎えに来てくれたり、アルバイトの帰りも、待っていてくれたり。

何故、瀕死の母を助けてくれたのかと、ウンタクはシンに聞きました。

「お前の母親が助けようとしていたのが、自分じゃなかったから。」

とシンは言いました。

ウンタク母は、お腹の中の我が子を・・・ウンタクを助けてくれと神に祈ったのです。

「母の祈りに応えてくれたのがオジサンで良かった。」

ウンタクは、言いました。

涙を流すウンタクの頭にシンが触れました。

間違ってる・・・とウンタク。頭を押すんじゃなくて、撫でるものよ、こうやって・・・とシンの頭を撫でました。

 

ウンタクは、思いたったが吉日・・・とすぐにでも剣を抜くと言い出しました。

今度はシンがおたおた・・・

まだ心の準備ができてないわけです。

 

私の命を奪える唯一の子が私に生きようとさせる・・・とシン。

シンはこれまでの長い年月、剣を一刻も早く抜いて安らかに死のうと考えて来ました。

だけど、ウンタクに会った今、その死を願う気持ち、そう願って生きて来た時間が思い出せなくなっているのです。

 

世話役を務めて来たドクファの祖父に、一枚の絵を託しました。燃やしてくれ・・・と。

そして、ウンタクのことをくれぐれも頼む・・・と言いました。それがそなたの最後の仕事だ・・・と。

ドクファにはカードを渡しました。限度額無しですって。

ドクファは泣くほど喜びました。

死神には、この家の権利書を残しました。そしてもう一つ、ウンタクの記憶を消してくれという頼みもしました。

 

ウンタクは、このところシンが自分に優しい事が気になっていました。

そして、シンの部屋で見つけた日記のようなノートの内容も。でも、全て漢字で書かれているので、ウンタクには読めないでいるのです。

そんな時、シンが、ウンタクにあれこれとプレゼントを持って来たのです。

バッグに、香水・・・等々。500万Wも。

これから必要になるだろうと言って。

「今夜剣を・・・。」

と、シン。

「このどれかに愛はある?」

と、ウンタクはプレゼントを見て言いました。

「いいや。」

期待してウンタクでしたが、シンはそう言いました。

 

シンがウンタクを連れて行ったのは、一面蕎麦の花が咲き乱れる草原。

最初に会った時の花束も、ここのモノでした。

「ここで始まりここで終わる。」

 

ウンタクは突然シンに誓約書の様なモノを差し出し、サインを求めました。

自分の役目が終わっても、絆が切れてしまわないようにとウンタクが記したのです。

シンはサインしました。

本当は、シンは約束の初雪の日ではなく、その前に死のうと考えていました。

初雪の日が来るたびに、ウンタクに辛い思い出を甦らせたくなかったのです。

なのに、雪が降り出しました。初雪です。

思い出をつくらせたくなかったのに、自分が思い出を作りたくなったのです。降らせたのは、シンでした。

 

ところが、ウンタクが剣を掴めないのです。

抜こうと張り切って剣を握ろうとしたのに、消えてしまって、握れないのです。

え~っですよ、シンもウンタクも。

 

「君は花嫁じゃないのか

と、シン。

ウンタクだって、何が何だか・・・ですよね。で、ふと気付いたのです。

花嫁になっていないってことを。・・・ですよね?

ウンタクは、シンのコートの襟を掴み、引き寄せました。

で、kissしたのです。

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