華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第三章 | |
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大妃を訪ねて来たゲシは、大妃の様子を見つめながら、あれこれ探りを入れました。
目の前に、あの数珠が置かれているのを見て、それを公主に渡したのは何故かと問いました。
『火を支配する者がこの世の主となる』と言う予言を持ち出し、それが公主を指すモノでは?・・・とも。
そして、亡きがらも見つかっていないし、公主はもしかしたら、生きているのでは?ファイが知っているのでは?そして、女のようなファイがその本人では?・・・。
次々に突いてくるゲシの前で、大妃はなんとも頼り無い。
不安そうにおどおどしているんじゃ、ゲシを騙すなんて絶対に出来ません。
ホ・ギュンは、公主を出国させてやる代わりに、光海君暗殺の手伝いをするよう言いました。
そして、銃の扱いを知っている公主に、手下たちに指導させました。
でもそれだけじゃなくて、火器都監の秘密の抜け道を教えるよう言ったのです。
光海君が先王たちの陵を詣でる時を狙って、銃で撃ち殺そうって魂胆。・・・と見えましたが。
実は、公主のことを本当に信用していたわけじゃなかったんですね、ホ・ギュンは。
だから、本当の目的を明かしてはいなかったのです。
ホ・ギュンは、カン・ジュソンを脅し、大きな爆弾を手に入れていました。
それで、火器都監の火薬庫を爆発させようとしたんです。
そこには、大量の火薬が貯蔵されていました。
それが全部爆発したら、火器都監だけじゃなく、そのあたりの村までも巻き込まれてしまうほどの威力があると考えられました。
で、公主に聞いた抜け道から、火器都監に入り、こっそりとセッティングしたってわけ。
抜け道を教わった時点で公主には用無しです。事が終わるまで監禁しておいて、成功した暁には釈放してやる・・・と、言いました。
公主は逃げ出しました。
でも捕まっちゃって。
危うし
・・・と言う時、またもジャギョン登場
ここからが何とももたつくんですよ。
抜け道を知りたがっていたんだから、そこをたどって探せばよいのに、なんてもたもたしてるんでしょう。
ホ・ギュンの目的を確信した時には、既に火薬庫に導火線の火が迫っていました。
公主は、必死になって導火線の火を消そうとするんですが、なかなか消えません。
水かければ導火線を切れば懐に刀持ってるんじゃない?・・・と思ったのは、私だけでしょうか。
結局、どーしたの
どーやって大惨事になるのを止めたの公主やぁ。
爆発を完全に防げたわけじゃないけど、被害は最小限にとどめたってことなんでしょうね。
自分が直接狙われると思った光海君は、厳重に警戒させました。
ところが、光海君を直接襲うのではなく、彼の心臓でもある火器都監を光海君もろとも吹き飛ばそうとホ・ギュンは考えていたのです。
ジュウォンやイヌも、警戒していました。
光海君から、公主を守るよう命令されていたジュウォンは、傷がまだ癒えてない状態でも出動していたんです。
なのに、何も起りませんでした。
帰路について、火器都監に近づいた時、ジャギョンが行列の前に立ちふさがりました。
曲者・・・となるところ、ジュウォンが知り合いだと証言したため、光海君に事情を説明する事ができました。
光海君は、危険を承知で火器都監に駆け付けました。
でももうどうしようもなくて。
その時、爆発が
呆然と立ち尽くす光海君やジュウォンの前に、公主がふらふらっと現れました。
「火器都監は守りました。ですから安心してください。」
そう言って、公主は倒れました。
その場にいた者たちは、皆、公主を神か何かのように感じたようです。
「なぜこんな無謀な事を」
と、心配のあまり声を荒げたジュウォン。
公主も言いました。
「あの時、私を庇って斬られた時は、校理を失うかと不安でした。傷はどうなのですか?」
「いいえ。あの日と同じです。私はどうなろうと構いません。私にとって大切なのは公主様の御身の安全です。」
そう言って心配そうに見つめるジュウォンを、公主もじっと涙をためて見つめました。
この二人の様子を、光海君が見ました。二人の想いを確信したようです。
光海君はイ・イチョムに全権を委任し、戒厳令を出しました。
ホ・ギュンは逃げ場がありません。
イヌは、父ジュソンが最後までホ・ギュンと行動していた事が信じられませんでした。
危なくなったら、容赦なく手を組んだ相手を切り捨てる父の筈なのに・・・です。
でもね、今回は、ホ・ギュンに仲間であると言う証拠を掴まれてて、迂闊にホ・ギュンを突きだしたら、自分も芋づる式に捕まってしまうわけです。
だから、協力するしか無かったのですが。
こうなるともう、王より先に自分がホ・ギュンを見つけ出して始末するしかなくなりましたよ。
彼の強大な私兵を動員し、ホ・ギュンを追っています。
そして、イヌには、母親と共に明に逃げろと言いました。万が一の時は、家門はお前が継げ・・・と。
御医の治療を受けた公主。
ジュウォンは、公主をジャギョンに託して出て行きました。
ジャギョンには、理解できない状況でした。
あれほど弟の復讐と言っていた公主が、今、その敵である光海君を助けていることが・・・です。
「そうだ。その為だったのに・・・。」
と、公主は呟きました。
彼女も、今の自分の気持ちが理解できていないようです。
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