まったり まぎぃ

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『トッケビ(原題)』10話まで

2017-11-15 16:40:31 | 韓国ドラマのエトセトラ
鬼(トッケビ)OST (2CD) (tvN TVドラマ) (Pack 1)
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レビュー一覧は、こちらから。

 

死神は、人間に触れたら、その人の前世の顔が見えるようです。

今回も、シンの妹と同じ顔が、サニーの前世として見えただけで、記憶が戻ったわけじゃありませんでした。

でも、その女性の人生の思い出の一部も、一緒に見えていました。

頭を整理してみました。

サニーの前世は、シンの妹と同じ顔をしている。生まれ変わりか?・・・分からない。

掛け軸の絵を見た途端、自分は涙した。サニーと初めて会った時も、涙がこぼれた。その理由は?あの感情は?・・・分からない。

 

シンはシンで、妹と同じ名前のサニーが、俄然気になりはじめました。ウンタクが嫉妬するくらいに。

でも、この二人の口げんかもどきは、まぁ、痴話げんかの域を出ませんから、笑って見ていられます

コン・ユssiの大人なのに少年っぽい振る舞い、キム・ゴウンさんの大人になりかけの少女の真っ直ぐな感情。これらがとっても素敵に表現されています。

シンには未来は見えても、過去は見えません。

だから、妹が生まれ変わっていたとしても、顔が変わっていたら、見つけることは不可能でした。

ただ、思うのは、誰かに愛されていてほしいということ。

 

死神は、シン自身の人生がどういうものだったか問いました。

 

シンは、高麗の武将でした。

王が死んだ後、年の離れた兄と弟の王子が残されました。弟王子の母親は身分が低かったようです。

兄が王となった時、弟の母親も死んでしまいました。弟王子の味方はパク・チュンホンという博士のみでした。

パク・チュンホンは宮殿に入るや否や、自分が仕える王子のライバルとなる王位継承者や王族たちを毒殺し、ついには王まで・・・。

表向きは病死となっていましたが、後に、王子はそれが毒殺だと知ったようです。

兄王も次々と周囲の者たちが亡くなるのを、病死だと思い込んでいたようです。

彼はシンを心から信頼していました。弟王子ヨを守れるのは、シンしかいないと思ったのです。

だから、ヨが王となった時には、シンの妹を王妃とし、ヨを守ってくれ・・・と遺言しました。

 

王族でなければ王になれないと言うのなら、自分の手で王を育てれば良いとパク・チュンホンは考えました。

この世の者は皆、王に服従する。そして、その王は・・・幼い王は、自分の意のまま。私の天下だ・・・とね。

 

10年後、先王の遺言により、シンの妹ソンは王妃となりました。

王ワン・ヨも、美しいソンを婚礼の前にこっそり見に来たりして、普通の少年のような笑顔を見せていました。

本当に美しい若き王と王妃でした。

でも、彼らの仲を裂こうとパク・チュンホンはシンの謀反を讒言。

王も、幼い頃からチュンホンに洗脳されてきたようなもので、彼の言う事を疑いも無く信じてしまったのです。民や臣下のシンへの信頼や尊敬が篤いのも、気に入りませんでしたし。

でも・・・ホント?ほんの少しでもチュンホンの言葉を疑ったりはしなかったのでしょうか?

王妃がチュンホンを叱責しようとしても、無駄でした。

そして、結局、謀反の罪でシンと王妃、そして彼らの家族も、殺されてしまったというわけです。

 

この話を、ウンタクも聞いてしまいました。

シンが如何に辛い経験をして来たかを知りました。

 

ウンタクには、ジョンヒョンという幽霊の友達がいました。

図書館に住んでて、地方のお墓に入るから、会いに来てとウンタクに言っていました。

で、ウンタクはシンと一緒に納骨堂に行きました。

そしたら、そこにあったのは、ウンタク母と一緒に写った写真。友達だったのです。

慌てて図書館に戻り、ジョンヒョンを捜し、話しを聞きました。

やっぱりそうでした。彼女はウンタク母の親友だったのです。親友の娘であるウンタクだからこそ、傍にいたのです。

そして、ウンタク母の保険金を確実にウンタクに渡したいがためでした。

叔母が、ずーっと狙ってましたからね。

ウンタク母の保険金が入った通帳は、図書館のロッカーに隠してありました。その番号を告げると、ジョンヒョンは消えて行きました。

 

この保険金の件は、キム秘書がきちんと処理してくれました。

叔母に渡らないよう、そして後々問題にならないように・・・って。

叔母さん、刑務所にいるのね、忘れてたよ、あたしゃ。

 

サニーと待ち合わせしていた死神。

ところが、サニーは突然別れを告げたのです。

“キム・ウビン”と名乗る人が、本当な何者なのか・・・とサニーは尋ねました。

でも、死神は答えられません。正直者ですからね。何か適当な身分を言って誤魔化す事が出来ないのです。

手をつなぎたいし、ハグもしたいけど、これ以上は無理・・・とサニー。

私が振られたことにしておいて・・・と言って、サニーは去って行きました。

 

年が明けました。

ウンタクはめでたく20歳、大人になりました。

「オジサン、お酒をご馳走して。屋台で焼酎と砂肝をロマンティックに。」

全然ロマンティックじゃありませんけどね・・・と言う表情です、シンは。

 

二人で焼酎を飲み始めた時、突然チンピラが。

以前、シンにひったくりを止められて怪我をしちゃった輩です。仲間を引き連れて仕返しに来ちゃった。

でもねぇ、相手はトッケビ。敵う筈ありません。

あっという間にこてんぱんにのされちゃって・・・。

この間に、ウンタクは一人で焼酎を何杯も。

「寒そうな裸電球と質素なつまみ。辛い焼酎。映画みたいな展開。全部がロマンティック。後一つあれば完璧ね。」

“ファーストキス”

あの時のは、ぽっぽだから、無しね・・・と言って、ウンタクはシンの傍に座りました。

 

突然の事に驚いたシン。その拍子に時間が止まりました。

でも、ウンタクはトッケビの花嫁なので、動けます

逃げてもダメ・・・とウンタク。

逃げるのは諦めた・・・とシン。

そして、シンは優しくkissしました。

「完璧だわ

 

なシンとウンタクと引き換え、死神はどんよりと落ち込んでいました。目の下にクマが出来てそうです。

事情を聞いた二人は、死神とサニーを会わせようとしました。

でもね、こういう事に気が効かないシンの所為で、結局何の成果も上げられませんでした。

 

ドクファの祖父がシンに会いに来ました。久しぶりに碁を打ちたいから・・・と言って。

いつものように静かに語り合いながら碁を打っていると、シンはドクファ祖父の死期が近いと感じとったのです。

又一人、親しい人を見送ることになってしまうのか・・・。

シンはその寂しさに慣れることは無いようですね。

 

死神は、サニーの前世がシンの妹だと言う事をシンに打ち明けました。

前世の女性の姿をあれこれと説明しました。

それを聞いて、シンは確信を持ちました。サニーがソンの生まれ変わりだと。

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