「ファッション70‘s」でお初に見たチョン・ジョンミョン氏と、「オンリーユー」のイ・チョニ氏、そして「ガラスの華」のチョ・イジンさん、それからキム・カンウ氏出演の、青春モノです。
2005年の作品。
なんとな~く高校生をやってるジョンミョン氏は、これまた、なんとな~くインラインスケートをやり始めます。
その練習に行っていた公園で、キム・カンウ氏たちのグループを見かけます。
技術的にも未熟なジョンミョン氏は、彼らの華麗な技を遠くから、見つめるだけで、その仲間に入る事は出来ません。
そんな彼の姿を偶然ビデオに撮ったイジンさんから誘われて、その仲間に入る事が出来ますが、打ち解けるまでには、時間がかかりそうでした。
でも、ある時、ジョンミョン氏の両親が仕事の事情で家を出て行ってしまい、彼一人での生活が始まったのを切っ掛けに、スケート仲間がアパートに入り浸るようになります。
それによって、ジョンミョン氏のカンウ氏への憧れは強いモノとなり、スケートに対する共通の情熱などもあることから、どんどんその世界へとはまって行きます。
何か一つ打ち込める物が見つかった時の想い、それに情熱の全てをかける姿。
”ちょっと、現実感に乏しいかも・・・”
と、思いながら見始めました。
でも、やはりそこには避けられない現実の生活と言う物があって、彼らも迷い、悩みます。
いくら同じモノに打ち込んでいても、個人個人でその温度は違います。
考え方も違います。
そんな事に、気付かされながら、ジョンミョン氏は成長していくのです。
これ・・・という結論を出してる作品じゃないけれど、人が成長していく間に必ず通る”迷える一瞬”を、切り取るように作られた作品だと思いました。
この映画が封切りになった頃に、ダイジェスト版を
お菓子の「○ットカット」のサイトで見せてくれてたときがあって、はやく全編みたいなぁと思ってました。
主演の男性二人、この時には新人だったけれど、いまやそれぞれ主演俳優になりましたね。
成長を感じます~
(昔のドラマで言うなら、「あすなろ白書」に出てた俳優さんが今みんなBIGになった感じ?)
最近の彼らの活躍ぶりを見ると、やっぱりこの映画は成長する為の良いステップになったんだろうなぁ・・・と思いますね。
顔つきも、まだ幼いし・・・。
「あすなろ白書」ですか。懐かしい
この作品も、今じゃ考えられないほどの贅沢なキャストでしたね。