まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『君の声が聞こえる』12話まで

2014-06-17 09:51:38 | 韓国ドラマのエトセトラ
「君の声が聞こえる」オリジナル・サウンドトラック
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

レビュー一覧は、こちらから。

 

へソンは、スハを家に連れて来ました。

「記憶が戻るまでよ。戻ったら出て行って。」

そう言いました。

スハは、不眠症だと言いました。裁判の後から眠れていない・・・と。

なのに、ソファに座ったら、間もなく爆睡。やっと落ち着ける場所に戻ってきた・・・そんな感じでしょうか。

へソンは、自分の気持ちをどうすれば良いのか、分からない表情です。

 

スハには、第二審が待っていました。今度は、へソンは弁護出来ないそうで。

一番信頼出来るのは、グァヌなんだけど、そんな虫の良い事、図々しい頼みなど出来ない・・・と迷うんです。

それを見たグァヌ。やっぱりまだへソンの事をそう簡単に諦める事は出来ず、へソンがスハの事を整理すると言うのを信じて、期待して、弁護を引き受けることにしました。期待できないとグァヌも感じているんですけどね。辛い・・・と呟くしかありません。

いい人なんだけどねぇ、グァヌ。

 

ところで、ファン・ダルチュンは、刑の執行が停止されまして、一旦釈放されました。脳腫瘍が見つかったようです。

もう手遅れとかで、余命わずかと診断されました。それで、外部の医療機関で治療をすることになったのです。

シン弁護士は、それを聞いて本当にショックでした。結局、ダルチュンは無実にも関わらず、26年もの長い間刑務所で過ごし、病の治療でしか外に出られないなんてね。やりきれないです。

 

ドヨンは再度スハを通報したアジュンマのところに行きました。

何か引っかかるものがあるようです。で、尋ねました。

「その人の手はどうでしたか?」

それに対して、一瞬怯んだようなアジュンマ、

「なんともなかった。」

と答えました。たいてい、人は他人の手について聞かれたら、白いとか指が長いとかそういう表現をするのが普通です。

なのに、何ともなかった・・・というのは、何かあったからに違いない・・・と。ジュングクのように。

で、アジュンマを取り調べに来るよう呼び出しましたら、なんと、直前に飲酒運転で死んでしまったのです。防犯ビデオは、直前に壊れていました。へソン母の時と同じです。

これで、ドヨンは、ジュングクが生きていると確信。指名手配をしたのです。

 

第二審はグァヌに頼んだ・・・とへソンから聞いたスハ。

会いに行きました。それも、スーツ姿で。精一杯の大人ぶった虚勢ですね。

記憶の欠片を集めなさい・・・とへソンに言われてたスハは、思い出した断片的な記憶をメモしていました。それを見て、時系列に並べる努力も。そんな話をグァヌにしました。

そして、報酬の話をしました。仕事として受けて欲しいと、へソンのためだとか言って、負担をかけないでほしい・・・とね。

それを聞いて、グァヌ、つい、自分のイライラをスハにぶつけてしまったのです。

「負担をかけているのは君の方だろう。」

大人のフリじゃ無く、本当の大人になれ・・・と言いました。

「スーツを着るだけじゃだめだ。君は高校中退の殺人容疑者で記憶も未来も無い。だから、世話されてる。彼女の親切心を勘違いするな。それに、今後は大目にみない。無罪になったら、彼女の家から出ろ。」

スハ、何も言い返せませんでした。その通りだったからねぇ。

で、とにかく早く記憶を取り戻そうと、ソンビンたちに自分についてあらゆることを聞き出そうとしています。

 

へソンは、ダルチュンのこと等で悩むシン弁護士とともに、屋台に行きました。スハと一緒に食事をするのを避けてる所為です。

そこには、判事たちやドヨンもいました。

ドヨンと二人、しこたま酔っ払ったへソンは、10年前の事件の時のドヨンの事等をぶちまけましたよ。名前は出しませんでしたが。

それを聞いてドヨンもぶっちゃけちゃってね。二人して思いのたけを言いたい放題。

男性陣は、たじたじとしていましたね。

でもこれで二人とも悩んで来たという事が分かったよね?お互い。

 

どうにか家まで帰りついたものの、玄関前で部屋と間違えて寝込んでしまったへソン。

それをスハが部屋まで運びました。何度見ても思うのは、俳優さんってスゴイ・・・ってこと。軽々と女優さんをお姫様だっこするんだもんね。ま、軽いんだろうけど・・・さ 単なる妬みです。

この時、服がめくれて、へソンのお腹の傷が見えました。

何の傷・・・・とスハは気になりました。

 

で、翌朝、相変わらず自分を避けるように食事をしないで出かけようとしたへソンに、声をかけました。

「なぜ脇腹に傷があるんですか?」

その時、へソンは頭の中で“正直に言ったら傷つくよね”・・・と考えました。それが、スハの耳にふいに入って来たようです。

一瞬、驚いたようなスハ。

盲腸の痕よ・・・とへソン。

もうひとつ・・・とスハ。

「二審では必ず勝ちます。」

そしたら、大学に入って忙しく過ごします。先生に心配や負担をかけません。小言も説教もしないし出しゃばりません。だから避けないでください。遅く帰ってきたり、食事を抜いたりしないでください。僕を嫌わないでください・・・。

切々とした訴えですね。どんな思いでスハが頼んでるかと思うと、こっちの方が辛くなります。

へソンも、そんな表情です。

 

スハは、自分の左肩にある傷を見て、へソンのと同じようだ・・・と思いました。

その瞬間、いろんな記憶が一気にスハの頭に甦ってきました。

激しい頭痛でパニックになったスハ。思わず家から駆け出してしまったのです。

駆けて駆けて行った時、バイクと接触しそうになった瞬間、バイクの運転手の心の声が耳に飛び込んできました。そして、その他の通行人たちの心の声も。

一瞬にして、以前の騒々しい世界に戻ったのです。

倒れてしまいました。

が、大したことは無かったようです。へソンの事務所の前まで行ったスハ。

自分が記憶を消したかった理由が分かりました。ジュングクが言ったんです。

全ての始まりは、スハ父がジュングクの妻を殺した事だ・・・と。

その時、へソンが建物から出て来ました。携帯を手にしています。

かけたのは、スハに・・・でした。

 

直前、ドヨンが来て、公訴を取り下げたと報告を受けた所だったんです。だから、スハの無罪が確定したという事を誰よりも早くスハに連絡したかったんです。ジュングクが生きていると言う事は、自分が又もや危険な目に遭う可能性があるというのに・・・。

グァヌは、悲痛な表情を浮かべていましたね。

 

どうすればいい?事実を知ったらもっと俺を恨むだろうな、どんなに怖がるだろう・・・。そう思ってへソンを見つめていたスハ。

そこに電話がかかったのです。へソンの電話の相手は自分だったんです。へソンに向かって歩き出したスハ。

「ミン・ジュングクが生きてたわ。あなたは完全に無罪よ。二審に行かなくていい。」

「ジュングクが生きていたらあんたが危険になる。」

「馬鹿ね。そんなの二の次よ。ドヨンが公訴を取り下げたわ。あなたは被告人じゃない。」

その時、スハがへソンを抱きしめました。

涙がぽろっぽろ・・・

「あんたの方が馬鹿だ。自分の身が危なくなるのに、なんで俺の方を優先する。どうしてだよ。」

一瞬、後ろから抱きしめられたので驚いたへソン。でも、すぐにスハだと分かりました。

泣きながらそう言うスハの頭を撫でてあげました。

「ありがとう。約束を守ってくれて。」

そう言いながら。

このシーン、大好きです。

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