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ウ記者が話したのは、ジヘの想いでした。
ジヘは、ファンギの事が好きだったのです。
ずっとファンギの傍で見守って来て、想いを育てていたのです。
勿論、ヨンジョンへのファンギの想いも知っていました。デートの指南役を務めたくらいですから。
自分の想いをファンギに伝えようとは全然思ってなかったようです。そうすることで、ファンギと会えなくなる事が怖かったのです。
片思いでも良いから、ずっとそばに居たかったのです。
ウ記者はそんなジヘを好きでした。
ウ記者にはジヘは何でも気持ちを打ち明けていたのです。だから、ファンギが全くジヘの気持ちに気付いていない事も知っていたのです。
そして、最期にジヘと会ったには、ジヘはウィルに呼び出されたあの夜でした。
運命が変わってしまった日だったのです。
ファンギはロウンを抱きしめて言いました。
「どうして僕たちは一緒にいちゃだめな理由が増えていくんだ?」
ロウンに全てを話しました。
ウ記者から聞いたジヘの気持ちを・・・。
あの絵は本当はファンギに渡そうと思って描いたモノだったんです。
どうしてウィルとそう言う事になったのかはわからないけど、ジヘが死んだ理由は分かるとロウンは思いました。
ファンギを心から想っていたジヘにとって、ウィルとの事は取り返しのつかない事であり、それをファンギに知られてしまい、ファンギの妹イスを傷つける事になってしまった以上、もう傍にいる事も出来ない・・・。そう絶望的な気持ちになったのでしょう。
ロウンは、姉の絵をファンギに渡しました。
本当の持ち主に・・・と。
姉の想いを知った以上、ファンギの気持ちを受け取る事は出来ないとロウンは思いました。
ウィルとイスは凄く素敵になりました。
二人とも上辺の姿を脱ぎ捨て、本来の自然な姿になっています。
イスはラフな格好でウィルの元を訪ねました。
そして、ウィルに言われるがまま、憎まれ口や恨みつらみを吐きだしたのです。心がもっと軽くなりました。
ウィルへの想いが消えたわけじゃありません。
ウィルもまた、イスの本当の姿を知り、一人の女性として向きあう事ができるようになったようです。
この二人は、もう大丈夫かも。
サイレントモンスターの面々も、それぞれに変わって来ています。
ファンギが彼らをちゃんと理解し、良い面を導き出してあげてるからです。
ちゃんと自分を理解してくれる人がいるということは、肯定的になれるし、自信も持てますよね。
ファンギは毎日のように、ロウンの家に花の植木鉢を届けました。
あっという間に店さきは花でいっぱいになりました。
ロウンもロウン父もそれがファンギだと言う事は分かっていました。
ボクドンは、ウ記者の事を調べさせていました。これまで自分をずっと攻撃してきてるからです。
それによってジヘやロウンとのつながりも明らかになったのです。
すぐにボクドンは動きました。
まず、裏から手をまわしてロウン父の理髪店の家賃を値上げさせました。客足が落ちてるので、それでは店をたたむしかない・・・とロウン父は考えました。
そしてもう一つはファンギの結婚相手は自分が選ぶと言ったのです。
で、ヨンジョンを呼び出しました。
ところが、ヨンジョン、ああ見えて、言いたい事は相手が誰であれちゃんとはっきりと伝える事が出来る女性でして。
ボクドン相手にも、堂々と意見を言いました。
ファンギを好きな気持ちは変わりないけど、ファンギの父は気に入らない・・・なんてね。
ファンギ、驚きましたが、痛快な表情も見せていました。
結局、ボクドンの方から、この案は取り下げる事になるでしょう。
ロウンは、父の店の宣伝をしようと一人でチラシを配り始めました。でも、なかなか・・・・ねぇ。上手くは行きませんわ。
最初はファンギ、そして次はサイレントモンスターの面々が集まって、理髪店のリニューアルを提案。
でもね、ロウン父は、自分のスタイルを変えようとは考えていないのです。不発に終わりました。
そこで協力してくれたのは、ヨンジョン。
ファンギが企画し、ヨンジョンに協力を求めたのです。ヨンジョンの知り合いに、著名な司会者がいたんです。
その司会者にロウン父の理髪店で髪を整えてもらい、その様子を流したってわけ。
古いモノが悪いわけじゃない・・・というコンセプトですかね。
その宣伝が功を奏し、一気に客足が増えました。大忙しです。
ロウンはファンギの気持ちを受け取る事は姉に悪いとい言う気持ちが強くてね。
なかなか以前のようにファンギに近づく事は出来ません。
だから今度はファンギの方から近づく・・・と言うのですが。
すぐにも元通りになるかと思ったのですが、ここで又問題が。
ウ記者が強硬手段に出たのです。
ジヘの事件やこれまでサイレントモンスターが関わった企画等を絡めて、持論を展開したのです。
ボクドンにかかわる不正が問題となりそうになったら、スキャンダルで矛先をかわし、ある時は、航空会社社長の妻の人脈が必要になったら、その会社の社長の経営復帰に協力した・・・と。
メディアとのつながりを持っているボクドンが、自分が有利になる様に話題を操る権力を持っている・・・とね。
ボクドンと共に、ブレイン広告、そしてサイレントモンスターの名前も挙げました。
驚いたロウンが、ウ記者に抗議しましたが、もう遅かったのです。
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