『恋せよシングルママ』６話まで

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あまりに興奮したせいか、その場でミソル母は倒れてしまいました。

ウニも心配でついてきていたので、すぐに家に担ぎ込むことが出来ました。

泣きわめく、ミソル母。・・・そうでしょうよ、母親とすると

ウニは、またミソルに相手の男が誰なのか聞きました。でも、ミソルは言いません。知らない人に乱暴されたと言い張っています。

悲しいよね、ミソル。

 

ところで、娘のソナを失くしたカン女史は、ソナの夫ジングクに会社を託そうと決めたようです。

まだ若いジングクの人生をおもうと、手放してあげた方が良いのかもしれないんだけど、会社のことを考えると、そして、探し出さなきゃいけない孫の事を思うと、会社を託すのは彼しかいませんよね。

 

ミソル母は、一旦落ち着いたものの、今度は警察に行こうとミソルの手を引っ張って行こうとしました。

それが無理だと判ってはいるんですが、頭に浮かぶ策を次々やってみるしか、彼女には考えられなかったんですよ。

次に、学校に行くというミソルを、病院に連れて行こうとしました。

でも、ミソルは行かないと言いました。死んでも行かない・・・と。

その言葉で、ミソル母は、逆上。それなら、自分が死んでやる・・・と家を出て行ったのです。裸足のまま・・・。

必死に母のあとを追うミソル。

「ごめんなさん。病院に行く」

泣きながら、そういうしかミソルにはできませんでした。

 

でもね、既に中絶は無理な時期に入っていたのです。もう、産ませるしかできない・・・と医者に言われた二人。

虚脱したように、川のほとりに・・・。

生きていたくないから、一緒に死のう・・・そう言って、ミソルの手を引っ張る母。

必死に抗いながら、ミソルは言いました。

「お腹の赤ちゃんが生きたいって。生きたいとお腹を蹴ってる。」

その言葉で、ミソル母は、動きを止めました。母親とすると、その言葉は無視できませんよね。

ミソルを抱きしめて号泣ですよ。

私も、号泣

 

ミソル母は、ここにきて、もう覚悟するしかありませんでした。

ウニに会いに行きました。もう、手術出来る時期が過ぎてると言われた・・・と正直に話しました。

そのうえで、ウニに協力してほしいと言ったのです。

受験もさせなくちゃいけないし、卒業だって・・・。だから、周囲には秘密にしていてください・・・と。

「でも、もうすぐお腹が目立って来ます・・・。」

と、ウニ。

それは、気付かれないようにしますから・・・とミソル母。そんなこと、出来る

でもね、その頃、ミソルは、お腹を友達に見られてしまっていましたよ

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