トッケビ~君がくれた愛しい日々~ DVD-BOX1 | |
クリエーター情報なし | |
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
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カナダは初めての筈なのに、街のあちこちでそうとは思えない経験をするウンタク。
すれ違った青年は“久しぶり”と声をかけて来て、つい、ウンタクも“そうね”と答えてしまうし。露天のおばあさんからは、ウンタクがしてるネックレスは10年くらい前に男性に頼まれて自分が作ったモノだと言われるし・・・。
何も覚えていない自分に苛立ち、余計に不安が増したウンタクです。
シンはウンタクに会えなくて、悶々とし、とうとう我慢できずに追いかけて来ました。
まさか、あのドアから出た途端に出会うとは思ってなかったでしょうけどね。
ウンタクは、不審感を見せながらも、本当はシンに会えた事が嬉しかったのです。
でもね、シンは初恋の人を今でも想ってるわけで・・・。片思いする自分を情けなく思うし、失くした記憶は全然取り戻せないし・・・。
少々苛立つウンタクです。
だけど、少しずつ少しずつ記憶が甦りはじめるのです。断片的に。
シンが失くした記憶と関係があることも、気が付きました。
そして、とうとう全ての記憶が甦ったのです。
駆け出したウンタク。
泣きながらシンを探しますが、見つかりません。
街かどに灯されていたろうそくを見つけました。ふっと吹き消しました。
シンが現れました。
kissを交わしました。
再会して以来、ずっと抱きしめたいのを我慢してきたのです。
サニーは、ドクファを通じて、死神に連絡しました。
ウンタクの手紙を届けに何度も店を訪ねてくれていたのを監視カメラで確認していましたので、一度会ってみたいと思って・・・と言いました。
自己紹介を・・・と名前を聞いたサニー。
ためらいながら死神が答えました。
「ワン・ヨ・・・。」
手紙を届けてくれたお礼を言ったサニーは、あっさりと席を立ちました。
会えて良かった・・・と。
死神はサニーを覚えています。でもね、本当はサニーの記憶、失われていなかったのです。死神の事は勿論、ウンタクのことも、シンのことも何一つ忘れていなかったのです。
忘れたフリをするのが最善だと考え、そのようにお芝居していたのです。切ないです。
サニーは全てを整理して引っ越そうとしています。
死神は、ウンタクが記憶を取り戻したことを、喜びました。
もうウンタクも29歳になった・・・と久々の再会を喜び合いました。
でも、ふとその年齢が気になった死神。29歳の時、ウンタクは死神と再会すると、以前から分かっていました。それが自分かどうかはわからないけれど・・・。
そして今、それが現実となりました。自分と言う死神と再会したからです。
と言う事は、“処理漏れ”のウンタクにとって、またカードがいつ届くか分からない危険な日々が戻って来ると言う事です。
ウンタクはハッピーな毎日がやって来ました。シンといつでも会えますからね。
でも、時折強い不安に駆られてしまう事もあります。今の幸せが夢なのではないかと思えるのです。
そんな時、ウンタクはシンを呼び出すのです。
シンは、ウンタクの不安を打ち消すように優しく抱きしめてあげました。
ある日、シンはウンタクにプロポーズしました。
「今日は適度な天気だし、君がまぶしいから、君が初恋の人だから言いたい。穏やかな晴れた日にこの高麗の男の花嫁になってくれ。」
ウンタクは涙ぐみながら頷きました。
二人の周りの木に一斉に花が咲きました。シンの気持ちを表しています。
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