ドラマ「密会」 - クラシックアルバム(2CD)(JTBC TVドラマ)(韓国版)(韓国盤) | |
クリエーター情報なし | |
Vitamin Entertainment, Korea |
レビュー一覧は、こちらから。
のっけから何ともどろどろした大人な雰囲気が流れる作品です。
画面の色がね、ちょっと独特なんです。暗くて光がにじんでいるようで。
映画的と言うか・・・どう表現すれば良いのかわかりませんが、普通のドラマで言うと、回想シーンのようにも感じる画面です。
オ・へウォン=キム・ヒエさんは、ソハン芸術財団の企画室長。40歳。
とってもやり手のようですね。かと言って高飛車じゃなく、部下からも信頼されているようです。
彼女と対象的なのが、ソ・ヨンウ=キム・へウンさん。ソハン芸術財団傘下のアートセンターの代表であり、グループ会長の娘でもあります。へウォンとは同級生。
ヨンウは、若い男性と不倫してて、それを隠そうともしません。
いや、知ってるのはへウォンだけで、後は疑ってる・・・ってところでしょうか。
へウォンに何かと喧嘩を売ってるように見えます。
ヨンウが憎んでるのは、ハン・ソンスク。父の後妻であり、ソハン芸術財団の理事長です。
この二人、表向きはにこやかな笑みを浮かべて話しますが、内心は憎しみの炎が燃えてる・・・そんな感じですね。
アートセンターのオープン記念音楽祭が開催されることに。
プログラムで、ライバルの教授が教え子と共演することを知ったへウォンの夫カン教授は、妻に文句を。
へウォンは、ヨンウの尻拭いもあって、本当に忙しい時間を過ごしてて、夫にこの件を報告するのを忘れてたんですね。
カン教授はミン学長にも、あれこれと文句を言いますが、体よくあしらわれてしまいました。
で、今度は必死に新しい弟子を探し始めたのです。
ライバルのチョ教授が共演する学生は、チ・ミヌと言って、へウォンが発掘したんだけど、カン教授ではなくチョ教授に師事すると決めた学生で、カン教授とすると、自分もミヌのように才能豊かな弟子を持ちたいと思っているのです。
助教授に、過去のコンクールを映像を探させたり、ネット検索したり・・・。
なんだか、こういうエピソードって、新鮮だわ。これまで無かった背景かも。
でも、そうそう簡単に見つかる筈も無くて。
へウォンは才能を発掘する目を持っているのです。夫のカン教授も妻の目を信じているようですね。
ある時、カン教授が見ていた動画を見たへウォンは、演奏者が指を腱鞘炎等で痛めてる事に気が付きました。カン教授は単に演奏が下手だと思ってたんですが。
ふとした気まぐれで、へウォンはその動画の投稿者に、コメントを出しました。
指をちゃんと治療しなさい・・・と。
25歳男性・・・と素性も偽って。これが、ユ・アインくん=イ・ソンジェだったんですが、今のところ、まだ何もお互い気がついてません。
ソンジェは、素直に紹介してくれた病院に行き、ちゃんと治療したようです。
一度会わないか・・・とソンジェからメールが来たけど、へウォンにその気はありません。正体を偽ってますしね。ほんの気まぐれだったしね。
音楽祭当日。
カン教授は、助教授が蝶ネクタイを忘れて来た事にオカンムリ。
バイク便で届けてもらったので、事無きを得ましたが。そのバイク便の男性が、ソンジェだったのです。
ソンジェは帰ろうとした時、ホールでピアノの調律をしているのを目撃。
その後、チョ教授とミヌが連弾しているのに聴き惚れてしまいました。傍に立ってるへウォンの美しさにも一目で惹かれたようです。
で、誰も居なくなった時、ピアノに近づき、弾いてしまったのです。
カン教授は、控室で、その音色を耳にしました。
てっきり、ミヌが弾いていると思い込んだのですが、ミヌが部屋に現れたことで、演奏者が彼じゃない事が判明。
本来ならば、調律の終わったピアノには、演奏まで誰も触れてはいけないんだそうで。
そのタブーを無視して誰かが演奏した、それも、ミヌと間違うほどかなりの腕前で。
カン教授は、演奏者を探します。
警備の者たちも必死になって演奏者を探そうとしてましたが、一足早く見つけたカン教授によってホールから連れ出されていましたので、うやむやに終わっちゃいましたね。
カン教授は、その人物ソンジェに、本当に才能があるのかどうか、妻に調べて貰う事にしました。
で、家に呼んだのです。
ソンジェは、恐縮しながらも、逆らいませんでした。
カン教授の家に行ったソンジェは、そこでへウォンと会いました。一目であの時の女性だと分かったようです。
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