華政[ファジョン](ノーカット版)DVD-BOX 第四章 | |
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永昌大君は宮殿から出され、軟禁状態に置かれました。
この後、死罪になるのは目に見えています。
この謀反が冤罪だと、イ・ドッキョンたちは跪いて光海君に訴えました。
でも、光海君は一切訴えを聞き入れず、ドッキョンたち重臣を朝廷から追放し、府院君たちを死罪にしたのです。永昌大君はまだ軟禁のままですが・・・。
光海君を推す大北派だけの朝廷となりました。
イ・イチョムなんぞ、有頂天になってます。
公主は、泣きながら光海君に訴えました。
永昌大君だけは助けてください・・・と。昔、そんな事はしないと約束したではないですか・・・と。
光海君だって覚えています。
幼い公主と指をからませて約束したことを。
悲痛な表情です。
イ・ドッキョンは罷免になったので、故郷に帰ろうと考えていました。
そんな時、内医院のチャン医官が大きな問題を持ち込んで来たのです。
先王宣祖が毒殺されたのではないかと言う疑惑です。
検死をした時に、不審な状況に気付き、調べてみたようです。そして、独自に毒を調べて、一つの結論に達していたのです。
長期にわたって少しずつ毒を盛られていたに違いない・・・と。
なのに、突然あの夜危篤に陥ったのは何故かと考えたドッキョン。
彼が導き出した答えは、光海君が手を下したということでした。そうしてもおかしくない状況だったのです。
遺言を書き変えようとしていた宣祖。このままでは世子の座を追われるのも明らかでした。
でも、光海君はしてないのです。臣下が勝手に事を進めているのに、光海君の仕業だと思われてしまう状況だったのが不運です。
ゲシは、どこまでも非情です。光海君の王位が安泰なものとなるためには、いかなることも辞さない・・・そんな感じです。
彼女が次に言ったのあ、インモク大妃と公主が残っている・・・ということ。
つまり、彼女たちも光海君にとっては邪魔な存在であるわけで。それを廃さない限り、安泰とはならないと。
流石に、光海君は、その意見を退けました。そこまで彼は非情になりきれないのです。
でも、ゲシは本当の王になるためには必要なことだと言うのです。
ゲシは大妃の女官の中に、間者を忍ばせていました。
間者は、大妃と公主の話を盗み聞きしました。以前、巫女が公主について言っていた言葉“不吉な運命”という話です。
報告を受けたゲシは、何か引っかかるモノを感じました。
ある朝、玉座の上に死んだ羊をぶら下げるという事件が起りました。玉座は血まみれです。
添えられていた手紙には、今の王は玉座の主ではない、ナム・サゴの予言書が捕盗庁に・・・と書かれていました。
見つかってしまいましたよ、予言書。
ホン・ヨンが必死に隠して来たモノです。最近知ったカン・ジュソンも、これが公になったら、永昌大君の命は無い・・・と言っていました。
インモク大妃が関わっていると疑われ、すぐに捕らわれてしまいました。
イ・イチョムは、大妃を厳しく尋問しました。
でも、大妃は全く予言書の事は知らなかったのです。
イ・イチョムは、この事が皆に知られる前に、永昌大君を始末した方が・・・と光海君に言いました。
ナム・サゴの予言書の効力はそれほど大きいのです。
早く決断を・・・と迫るイ・イチョム。
でも、光海君はそれを退けました。やはり幼い永昌大君を殺すのは忍びないし、公主との約束があるから・・・と。
イ・イチョムはあまりにも弱腰な光海君を、呆れたように見ていました。
「予言など信じない。そんな予言に惑わされ血を流したくは無い。公主と約束した。永昌を殺さないと。その約束は守る。公主は私を“兄上”と呼んでくれた。その子とのただ一つの約束、それだけは守る。」
光海君の辛い立場が良く分かる言葉です。家族の温かさを信頼をひたすら手に入れたかったのでしょう。
インモク大妃は、ナム・サゴに言われていました。
「お腹の子を守るように。その子が悲劇の連鎖を止めるでしょう。この地の火を支配する者、その純血の方だけがこの世の真の主となるのです。いずれ来るべき日が来るまで、その子が生き残れるならば。」
これまでそれは永昌大君だと大妃自身、思っていたようです。
予言書を読んだ誰もが、そうだと思いました。
でも、大妃は気付いたのです。ナム・サゴが言った“そのお腹の子”とは、公主だったと。
気付いた大妃は、すぐさま公主を逃がそうと考えました。
イ・イチョムではなく、ユ・ヒボンを動かしました。こっちの方が騙しやすい相手ではあります。
予言書について全て話す、お前に・・・と。功名心をくすぐる言い方をしました。
だから一度寝所に戻って必要なモノを取って来たい・・・とね。
寝所に戻った大妃は、公主に言いました、逃げよ・・・と。できるだけ遠くに逃げて、追う者が居なくなるまで・・・と。
ナム・サゴの遺品の数珠を渡しました。
「自分が誰かを忘れず、永昌を覚えておいて。必ず生き残って永昌を助け出し母の恨みを晴らして。」
公主は男装し逃げ出しました。
その直後、ゲシが。
ゲシは大妃が呼んだ巫女を拷問し、話を聞きだしていました。それで、予言書が指す“真の王”と言うのが、永昌大君ではなく、公主なのでは?・・・と思ったのです。
公主が逃亡したと知ったゲシは、イ・イチョムにすぐに報告し、公主を見つけ次第殺すよう言ったのです。
あと少しで船着き場・・・と言う時、役人に見つかってしまいましたよーっ
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