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ジキルとハイドに恋した私 ~Hyde, Jekyll, Me~ DVD SET1(お試しBlu-ray(第1話~第3話)付き) |
クリエーター情報なし | |
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
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ロビンは、非通知の電話の指示に従い、お化け屋敷に入って行きました。
それを見たハナが不審に思ったのは、以前、クォン秘書から聞いていたからでした。お化け屋敷で誘拐された・・・と。だから、それ以降、近づく事もしない・・・と。
で、クォン秘書に連絡をしました。
クォン秘書は、ク会長と会っていました。
会長が、すぐにでもロビンをアメリカに行かせろと言うのを、止めていたのです。必ずソジンは戻ってくるからと。
そして、親ならば苦しむ子供の傍についていてやってほしいと。
ク会長も、その言葉を遮る事なくちゃんと受け止めていました。
そんな時、ロビンから電話が入りました。何も喋らなかったので、悪戯かと思った瞬間、ロビンがイ・スヒョンの名を口にするのを聞いたのです。
ロビン、ポケットに入れていた自分の携帯からクォン秘書に電話したんです。
その直後にハナから連絡が入り、一大事って事が判明。
すぐさま、ロビンの後を追う事に。
ロビンは指示通りお化け屋敷に入りましたが、すぐにそこを抜け、外に停めてあった車に乗り込みました。
ハナはタクシーでその後を追跡。
クォン秘書たち、そして連絡を受けたナ刑事たちも追いました。
行き先は、誘拐され監禁された倉庫でした。
テジュは、同じシーンを作り上げ、そこでソジンに自分と同じ体験をさせようとしたんですね。
テジュ・・・いえ、イ・スヒョンは、当時、逃げ遅れたのではなく、先に窓の外に出たソジンが、犯人が来るのを見て、一人逃げようと思い、引っ張り上げようとつないでいたスヒョンの手を無理やりに引き離したのです。
スヒョンは転がり落ちました。
手を離さないでと叫ぶスヒョン。なのにソジンは、無理やりに手を離させようとスヒョンの手を拳で叩きました。
そりゃぁ、恨みに思うのも無理はないかも。
当然、その記憶は、ソジンに強い自責の念として残り、ロビンが生まれたのです。
倉庫に入って行ったロビンを、後ろからテジュが襲い、格闘の挙句、ロビンは麻酔薬を嗅がされ、気を失ってしまいました。
で、気がついたら、ソジンに戻っていたのです。
一瞬、自分がどこに居るのか、何故居るのかが理解できなかったソジン。
傍に置かれた携帯から聞こえる声で、イ・スヒョンだと分かりました。
当時の事を思い出せと言われても、ソジンは全てを忘れてしまっていたのです。詳細は忘れてしまっていましたが、自責の念だけは深く彼の心に刻まれていたようです。
パニックになりました。
縛られているロープをほどこうとしましたが、無理です。息も絶え絶えのような状況になった時、ハナが入って来たのです。
テジュはハナが後をつけて来た事を知っていました。監視カメラをあちらこちらに仕掛けていたんです。
意図せずに、舞台は整ったとテジュは思いました。
ハナを当時の自分の代わりにしたのです。
鍵をかけて閉じ込めました。そして、ガスを送り込んだのです。有害ではありましたが、死に至る様な毒性は無いガスだったみたいです。
逃げようとしましたが、ガスを吸い込み、二人は動けなくなってしまいました。
ソジンは、何か無いかと探して、見つけたのです、ガスマスクを。
でも、一つだけでした。
テジュは、それをソジンは自分の為に使うと予想していました。
確かに、一瞬ソジンの頭にもその考えが浮かびました。
でもね、咳き込んで倒れそうなハナを見た時、これまでハナが自分の為にしてくれた様々な事を思い出したのです。
自分は最初、カン博士を襲った犯人から逃げるためにハナをエレベーターから押し出しました。なのに、ハナはいろんな場面で助けてくれた・・・。
迷いませんでした。
ハナにガスマスクをつけたのです。そして抱きしめました。
テジュ、信じられない思いでその様子を見ていました。
ハナにマスクをつけたことで、自分は意識を失ってしまったソジン。
気を失う直前、ロビンの言葉が過ぎりました。“助けて”と言えば良い・・・という。
「助けて、ロビン・・・。」
この言葉を、ハナはおぼろげな意識の中で聞いていました。
そしたら、次に目覚めた時、ロビンになっていたんです。めまぐるしく入れ替わるねぇ・・・
ロビンは、窓ガラスを肘で割って空気を入れました。
「ハナさん、大丈夫?」
その声はロビンでした。
「ロビン?」
と、ハナは不思議そうに呼びました。
テジュはそれを聞いていました。確信できました、ソジンがロビンでもあると・・・。
クォン秘書やナ刑事たちがようやく到着し、ロビンとハナは助け出されました。
勿論、テジュは一足先に逃げていませんでした。
テジュ、意図してカン博士を襲ったわけじゃありませんでした。
正体がイ・スヒョンだとばれたことで動揺し、又、ソジンと共に治療を受けるべきだと言われた事でいっそう混乱したのです。
で、自分の気持ちを簡単に“理解できる”等と言ったカン博士の言葉に逆上したんですね。
ソジンからの電話に出ようとしたカン博士ともみ合って、博士がガラステーブルの上に転んだため、怪我をしてしまったのです。
自宅に戻ったテジュは、カン博士に報告しました。
ソジンの多重人格についての確証は得られたが、ソジンがハナを見捨てて逃げるだろうと言う思惑は外れた・・・と。
ここで意外な事を言いだしました。
なんと、テジュはハナに惹かれ始めていたと言うのです。
ハナの献身的な態度や純粋な優しさ、善良さ・・・。他人の為に辛い催眠療法を何度も受けにくるなんて・・・と。
カン博士は、テジュを諭すように言いました。
「仕方無かった、あの日の出来事は仕方無かった。人は誰でもそのような瞬間に直面する。やり過ごすのよ。自責の念や恨みを捨てれば心が健康になる。仕方ないと認めるべきよ。二人とも幼くて非力だった。ソジンと対面して、まだ間に合うわ。」
涙が一筋テジュの頬を伝いました。
気持ちが変わったかと思ったんだけど、そう簡単じゃありませんでした。
「今日の事は失敗じゃ無く、チャンスです。」
「ソジンが不幸で拍子抜けしていたけど、幸せを見つけたようです。守りたい存在が出来た。自責の念や恨みを持たず、疑う事を知らない心が健康な人。」
え~っ ハナが標的になりそう。
ハナは気がついて事件の事をつらつら思い出していました。
見舞いに来たテジュが聞きました。危険なのにどうして行ったのか?・・・と。
最初は変だと思って、それから心配になって、そして、守ってあげたくなりました・・・と、ハナ。
「でも、私が守ってあげる筈が反対に守ってくれました。」
その瞬間思い出したのです。確かにそこにロビンが居た・・・と。
誰に聞いても、現場には二人だけ、ソジンとハナしかいなかったと言うのに。
ハナはソジンの部屋に行きました。
ソジンも少し前に意識を取り戻していました。
昨日はどういう事ですか?・・・とハナ。
「マスクを被せてくれたのは、常務でした。なのに、突然ロビンが現れて・・・。窓を割って、私を抱きしめた。でも、ロビンはいなかったそうです。ロビンはいたのですか?」
ソジンは何も答えず、ハナを見つめました。
ハナは、ソジン腕の包帯を見ました。ロビンが窓ガラスを割った時、怪我した右手です。
「誰なの?あなたは誰?」
あいやぁ~っとうとうばれちゃう
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