王の顔 OST (KBS TVドラマ)(韓国盤) | |
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光海君は、カヒに会う前に、家を訪ねていたんですね。
そこで、天文図を父のドゥソに返したんですね。
でも、ドゥソはそれを宣祖に渡してくれと言いました。盗賊を捕まえたと同じだから・・・と。
ドゥソも、テドンゲの一員だったのです。ただ、テドンゲは決して反乱を企ててる賊などでは無く、自分の身は自分で守り、身分に関係無く生活する考えを持つ組織なんです。
ドゥソは、自分が全ての責任を背負うつもりなんです。
でも、光海君、そんな事出来る筈がありません。
「私が、カヒを想っています。」
この後だったんです、カヒに会って、
「カヒや・・・。」
と、抱きしめたのは。
光海君は、兄の臨海君を救おうと、逆賊が王に選んだのは自分だと嘘を言うつもりだったようです。
でも、流石に言い出せず、口ごもっていたその時、チョン・チョルがやってきました。
なんと、天文図を持っています。ドゥソが差し出したのかな?
兵がやって来る前に、ドゥソはカヒと妻とを逃がしました。
「男として生きる理由は、運命では無く死んだ兄への罪悪感からだと言ったな。だが、運命等に打ち負かされてはならぬ。罪悪感など捨ててしまえ。これからは、キム・カヒとして生きろ。」
父はそう言いました。
光海君の気持ちを受け入れてほしかったのかも。
先に来たのは官軍ではなくキム・ドチでした。ヨリプの指示通り、ドゥソに力添えを頼みに来たのです。
でも、遅かったです。そう言ってるうちに、官軍が来てしまったのです。
ドゥソは、カヒを守ってくれとドチに言い、官軍に引っ立てられて行きました。
官軍はカヒたちにも追い付き、母を連れて行きました。カヒは、ドチによって助けられ逃げる事が出来ました。
ドチの口から『天文図』が謀反の証拠とされた・・・と聞いたカヒ。
それが父によって差し出されたとは知りません。光海君に渡したままだと思っていたからです。
裏切られたと思いました。
カヒは、ドチに礼を言って、コ・サンのところに行きました。
側室になる代わりに、両親を助けてほしい・・・とカヒ。
コ・サンは約束しました。・・・と言っても、彼は一介の観相師。そんな事、約束できる立場なの?
カヒは、宮廷に連れて行かれ、ソンン内官に会いました。彼も、観相が出来るようです。
カヒの顔を見て、満足げでした。宣祖の相を補い、幸運をもたらす相だ・・・と。
でも、同時に、“ニ頭の龍に仕える相だ”とも見たのです。
カヒ本人から、ドゥソの娘だと聞くと、流石に迷いました。
この話を、光海君つきの内官ヨンシンが聞いてしまいました。
驚いて光海君のところに飛んで帰り、その事を報告。
まさか・・・と思いました。
で、カヒのいる部屋に急いだのです。
確かにカヒでした。
カヒは、天文図を渡したのが光海君だと誤解してました。訂正しようにも、混乱して言葉が出て来ませんでした。
「私は愚かにも光海君を信じていました。天文図だけでなく心まで差し上げたのです。」
1年前に書店で偶然お見かけしました。その日からずっと雨の日も風の日も書店で光海君を待ち続けたのです・・・。
悲しい告白でした。本当は嬉しい告白の筈なのに、光海君は辛かったと思います。
可愛さあまって憎さ百倍とはこの事・・・という感じのカヒです。
今のカヒに、弁明は届かないでしょう。だから、光海君はこの部屋から出ようと言いました。
でも、カヒは拒絶しました。
側室になると言う条件で、両親を助けてもらおうとしているのですから。
そこに、宣祖が・・・。探し続けていた相の女性が見つかったというのですから、そりゃぁ、急ぎますわな。
ところが、直前で官僚のイ・サネが重要な話しがあると声をかけたので、結局その日は、宣祖と会う事はありませんでした。
宣祖が踵を返した後、部屋から光海君が出てくるのを見たソン内官。
光海君から、「龍顔秘書」について聞かれたソン内官。
国宝であり、“王の顔”について書かれているモノだ・・・と答えました。
光海君には、父宣祖がそこまで観相にこだわる理由がわからないのです。相を補うために側室を持ったり、自分の相を変えるために鍼を打ったりする・・・。
「あの女人は、私の想い人だ。」
と、悲壮な表情で光海君は言いました。
「あの方は、結局は、王様の側室となるべき相です。それがあの方の運命なのです。」
と、ソン内官。
「父上はどんな女人でも手に入れられるが、私にはあの人だけだ。」
父上を止めてくれ・・・。光海君の懇願も聞き入れられる事はありませんでした。
カヒだってそんなに簡単に想いを整理出来る筈はありません。
チョン・チョルが、宣祖を騙した事が明らかになりました。
証人が、臨海君の名前など、出してはいなかったのです。誰の名前も口にしてはいなくて、チョン・チョルが偽ったわけです。
これがイ・サネたちの調査で判明し、宣祖はただちにチョン・チョルを罷免し、流刑に処しました。
臨海君は、無罪放免となりました。
光海君は、兄の釈放を祝って祝宴を開くのですが、あまりにも痛々しい姿で。
何も知らない臨海君も、弟が笑ってはいるが、本当は泣いているように見えたようです。
宣祖も迷っていました。
よりによって、自分の相を補ってくれる相を持つのが逆賊の娘だなんてね。
娘のために、一旦下した刑を取り消すのも、家臣の手前、難しいことです。信頼を失う可能性もありますからね。中殿パク氏も、それを不安に思っていました。
一人沙汰を待っていたカヒを、仁嬪キム氏が連れ出し、散々に痛めつけました。その上で宮中から外に出そうとしたのですが、光海君がたまたま気づき、カヒを助けました。
光海君は、二人で逃げようと言いました。
でも、カヒには出来ませんでした。両親を救わなければいけなかったからです。
ところが、宣祖は、そんなカヒを側室にはせず、両親と共に流刑に処したのです。
知らせを聞いた光海君は、必死に後を追いました。
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