私の10年の秘密 DVD-BOX 2 | |
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イヒョンは、ギョンドゥとの暮らしの記憶が少し戻りました。
二人の出会い、暮らし始めた時、そして、ギョンドゥがイヒョンのために、一生懸命仕事をし、それが評価されてきたこと・・・。
でも、自分は死ぬほど苦しい過去を、ギョンドゥと一緒の時は忘れていられる・・・。だから、ギョンドゥに、仕事のためとはいえ、離れて欲しくなかったこと・・・。だから、いつも一緒にいられる肉まん屋を始めた事・・・等々。
足を引っ張ったのは、ギョンドゥじゃなく、自分だったと気付いたイヒョンでした。
自分がギョンドゥの人生を変えてしまったんだ・・・ということも。
その頃、ギョンドゥ親子の事を調べさせていたギテのもとに調査結果が届きました。
おそらく、イヒョンの子供だろうということまで、気付かれてしまったのです。
この事実は、偶然へドゥムがイヒョンに送ったメールを、家のお手伝いさんに見られてしまったことから、ソク妻にも知られてしまいました。
スニョンが仕事をすることを、ソクが許しました。
ギテは、ソクに意見を求められ、正直に話しました。三流大学卒の自分とハーバード卒のスニョンは、格差婚だと周囲の者たちに言われ続けた。それが、仕事をし始めたら、いっそう顕著にあらわれるかもしれない。だから、仕事を始めるのなら別れたい・・・と思っていたと。
その情けない言葉を聞いて、ソクは、荒療治と言うか、発破をかけるために、酷くギテをなじりました。
優秀な従姉妹と妻のおかげで会社も安泰だ・・・とかね。
堂々とした態度で出勤していくスニョンを見て、今に見てろ・・・てな表情でしたね、ギテは。
で、ギテがどう出たかと言うと。
イヒョンを攻めたのです。ギョンドゥとへドゥムのことをいきなり聞きました。
知った上で聞いてる事はイヒョンにも、すぐに分かりました。
黙っている代わりに、家から出て行け・・・とギテ。
でもね、ギテのその態度で、イヒョンの気持ちは固まったようです。家からも出て行かないし、へドゥムを娘と認める・・・ということです。
イヒョンは、まずへドゥムに会いに行きました。
「私があなたを産んだみたい。」
でも、記憶が無いの・・・と。
「どうしてあなたを置いて出て行ったのか、思い出せない。思い出せないけど、今は、本当に言葉にならないくらい胸が痛い。ごめんね、へドゥム。」
泣きながらそう話すイヒョンを見て、へドゥムも泣きそうになりました。
そして、こう言う時必ず出して来るハンカチをリュックから取り出し、イヒョンに渡したのです。
イヒョンは、まずへドゥムの涙をぬぐってやりました。
そしたら、今度はへドゥムがイヒョンの涙を拭いてあげました。
イヒョンはへドゥムとギョンドゥが家も無くサウナで寝泊まりしてるのを心配していました。
だから、自分がへドゥムを引き取ると言いだしたのです。
ギョンドゥにとっては、あり得ない事です。
ギョンドゥも、イヒョンが自分が昔看板販売店で仕事をしていたことを覚えてることをギジュンから聞いたところでした。
彼には、イヒョンが全て覚えてて、記憶喪失のフリをしていたんじゃ?・・・と思えたのです。
かっとしたギョンドゥは、経済的にも自分が育てた方がちゃんとした教育が出来る・・・てなことを一生懸命に訴えるイヒョンに、ムカつきました。
「それで、お前は幸せなのか?」
そんなにお金をかけて勉強した人間が、俺みたいにお金なんてかけてもらえなかった人間と同じ場所で死のうとしていたじゃないか・・・とね。
イヒョン、何も言えませんでした。
家に戻ると、スニョンがやって来ました。
ギテから脅されたようです。自分が仕事をすれば、イヒョンが大変な事になる・・・と。
その意味を聞きに来たのです。
これで、イヒョンの決心に拍車がかかりました。
自分の口でソクとその妻に、へドゥムの事を告白したのです。
そして、ある日、へドゥムが居なくなりました。
イヒョンが連れて行ったと、ギョンドゥはグクに泣きつきました。
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