まったり まぎぃ

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『善徳女王』10話まで

2012-09-24 10:55:31 | 韓国ドラマのエトセトラ
「善徳女王」公式ガイドブック 上巻
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前回の記事は、こちらから。

 

キム・ユシンだけを速含城に連れて行くと言ったソルォン。トンマンたち龍華香徒は、他の花郎たちの部隊と共に、残されました。

ユシンの父ソヒョンも・・・です。

その意図が皆、最初は分からなかったのですが、ソルォンたちが出発したのち、作戦が指示されて明らかに。

 

ソルォンたちは、大部隊を擁して速含城を攻めると見せかけ、百済の密偵とかを引きつけました。

その間に、ソヒョンたちに阿莫城の第一関門を攻めさせました。

それを知った百済は、ソルォンの本当の目的が阿莫城にあると思います。そして、百済の大部隊を阿莫城へと向かわせました。

ソルォンは、そうなった時点で、改めて速含城を攻めたんです。

もち、その時には、速含城は手薄となってますわな。

 

ソヒョンたち部隊は、勇敢に戦い、阿莫城の第一関門を落としました。

でも本来の目的は、阿莫城自体の陥落だったんです。それには、兵の数が圧倒的に足りません。元々難攻不落の城と言われていた城なんです。

将たちは、怯みました。援軍の期待も出来ませんから・・・。

 

トンマンたちも恐怖に耐えながら戦っているのです。負傷兵は、軍律で足手まといとなる前に、殺す・・・ということになってるんですね。

で、現に何人もの一緒に戦って来た兵が殺されました。

トンマンたちの仲間シヨルも、負傷していました。それに、戦場でへまをやらかしたりしてて、処罰されようとしたんです。でも、それを止めたのは、トンマンでした。

命を賭けて戦ってて、いつ死ぬか分からない状態なんだから、生きて都に帰った時、処罰してくれと言ったのです。

たまたま通りかかったソヒョンが、トンマンの言い分を聞き、仲裁して、その場は収まりました。

 

トンマンは、“必ず生き残って”と言って自分を庇って死んでいった母の事を思い出していました。

チョンミョンからも、“生き残る理由があるでしょ”と言われていました。そして、ユシンからも、“訓練通りにやれば、必ず生き残れる”と言われていましたし。

ユシンを信じて生き残ろうと固く誓うトンマンです。

 

ソヒョンは、少ない兵で阿莫城を攻める事を決意。

その先鋒に、花郎たちの部隊をあてました。

 

その頃、ソルォンたちは、速含城で勝利を祝ってました。

そこで、ユシンは、残して来た父や兵たちの事が気がかりなので、ソルォンに援軍を出すのかと問いました。

ところが、出さない・・・との答えです。

援軍を送れば、自分たちもまた攻撃され、後退を余儀なくすることになるからです。

愕然とするユシンです。

その上で、ソルォンは、ユシンに伝令を命じました。

ソヒョンたちに、退却命令を伝えよ…と言うのです。

つまり、戦況不利なところに、息子のユシンまで送りこみ、ソヒョン&ユシンの父子を共に戦いの中で命を落とすように仕向けたのです。

なーんて悪賢い

 

ソヒョンたちは、多勢の百済軍に攻められ、苦戦を強いられていました。

それで、平地では不利だと、山中にばらばらになって逃げ込んだんです。

でも、とうとう百済軍に囲まれてしまったトンマンたち。

そこで、トンマンは、ユシンの言葉を思い出しました。

“包囲されたら円陣を組め”

トンマンが大声で指示。

「円陣円陣を組め

兵たちは、盾を構え、円陣を組み、何度も敵を押し返し、戦いました。でもね、やっぱね、多勢に無勢ですよ。徐々に押されて、乱戦となりました。

 

ソヒョンの元に、ユシンが駆け付け、命令を伝えました。その時、自分の部隊が居ない事に気がついたんです。

そこに、数名ずつ兵が集まって来ました。

でも、トンマンの姿はありません。

その頃、トンマンは、最後の戦いの場所で倒れていました。遺体を狙ってカラスが飛び交ってます。

でも、トンマンは、一生懸命生きようとしています。

ここで、つづく。

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