まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『グッドワイフ』11話まで

2017-03-14 09:47:32 | 韓国ドラマのエトセトラ

                        

レビュー一覧は、こちらから。

 

へギョンは、一人家に帰りました。

一人になってしばらくぼんやりと座っていました。生活感に満ち溢れた家の中を見渡し、それが一瞬にして崩れる思いがしたようです。

段ボール箱にテジュンの荷物を詰め始めました。乱暴に。

そして、あっという間に部屋を決め、そこに荷物を運び込んだのです。決断が早い・・・。

一瞬、自分の荷物を詰めてるのかと思いましたよ、あたしゃ。へギョンが出て行くのかと。

でも、テジュンを追いだしたのです。

子供たちの事を考えると、テジュンを出すのが一番賢明な方法だと判断したんですね。

 

部屋を借りたから来て・・・とへギョンから連絡が会った時、テジュンは自分の為にと勘違いして喜びました。

でも、部屋の中の段ボールを見た瞬間、勘違いだと悟ったのです。

「キム・ジヨン。」

と、へギョンが言いました。

流石のテジュンも、一瞬言葉に詰まりました。

その反応を見て、自分の想像が当たっていた事を確信したへギョン。もう、気持ちが変わる事はありませんでした。テジュンが何と言おうと・・・。

 

ただ、これを公にするつもりはありませんでした。

子供たちの事を考えても、そしてテジュン自身も政界から声をかけられほど注目されているし、そして今だに検察は追及する構えを見せ続けているわけですからね。弱みを見せる訳にはいきません。

 

ダンに対しても、どうしてもそれまでと同じには出来ず、完全に無視しています。

ダンはすぐに態度の変化に気付きましたが、理由は分かりませんでした。

 

テジュンの母が事務所にやって来ました。

勿論、へギョンに文句を言うためです。息子テジュンは裁判で無罪を言い渡され、青天白日の身になったのに、何故今・・・ですよね。

元々、へギョンに反感を持っていたようですが、これまではテジュンの事もあって口には出さないで来たようです。ここに来て、とうとう我慢が出来なくなったって感じです。

へギョンが理由を説明しようとしても、一切聞きませんでした。

そして、子供たちのことを持ち出しました。そこを言われると、へギョンとしても一番辛いですよね。正直に説明しようと考えてはいますが・・・。

 

へギョンは子供たちにきちんと話をしました。

「しばらく別居するわ。それがベストだと考えたの。」

勿論、その理由についてまでは話せませんでしたが・・・。

へギョンの話を聞いて、娘のソヨンが言いました、オンマの意見に従う・・・と。泣きながら・・・。

「今まで大変だったでしょ。お母さんには幸せになってほしいの。」

この言葉には流石のへギョンも泣きました。

「ごめんね、本当に悪いと思ってる。」

 

一方、テジュンは検察に復帰しようと考えていました。

それに当たって一番厄介なのが、チェ検事の存在。まだ諦めていませんし、検事復帰を阻止しようと上司に必死に働き掛けていましたからね。

それを、テジュンは周囲を巻き込み、黙らせる事に成功しましたよ。笑顔に隠されたテジュンの凄腕が怖いくらいです。

でも内心は、へギョンの事を求めて苦しんでいました。

自分の立場を守るために良き妻へギョンを必要としているのではなく、本当に心からへギョンを愛しているんだよね?そう思って良いんだよね?

 

ある薬剤の副作用をめぐる裁判が始まりました。

担当はミョンヒとへギョン。元々、ミョンヒが担当だったのですが、へギョンの能力を信じたミョンヒがへギョンも加えたのです。

相手の製薬会社は腕利きのスター弁護士を雇ったと言われていましたからね。

 

へギョンは初めての大きな裁判に、緊張の色を隠せませんでした。

でもミョンヒからの期待、依頼人の利益を考えると、弱音を吐くわけにはいきません。

 

製薬会社の雇ったスター弁護士というのは、ソン・ドンウクと言う人物。難病を患っていて、身体が不自由です。

だからといって舐めちゃいけません。依頼人の利益を得る為なら、どんな手も使うのです。自分の身体が不自由だと言うことも最大限に利用するくらいですから。

 

陪審員が居並ぶ裁判で、ソン弁護士は刺激的な話題で彼らの注意を惹き、優位に進めて行きました。

ミョンヒとへギョンは、どうしても真面目で固い話しになってしまい、素人の陪審員からすると、飽きてくる状況だったのです。

ただ、へギョンはソン弁護士のやり方に反発を憶え、この裁判、どうしても勝ちたいと心底思ったのです。

 

対策を練ろうと、ミョンヒはジュンウォンに相談。

ジュンウォンの少々過激な弁論の方法が必要だと考えたのです。

そして、盛り返し、俄然、優位に立つ事が出来たのです。

この事はすぐにニュースに挙がり、製薬会社の株価が暴落する危険性も出て来たのです。

示談が持ちこまれました。

ミョンヒたちは、勝利を確信しました。

 

へギョンは変わりつつありました。

良心にしたがって弁護することを信念として来たわけですが、それだけではダメだと分かって来たのです。

以前は、信念を貫けば、敗訴しても仕方がないt・・・と、考えていたわけです。

「勝ってこそ弁護士だ。」

と、以前ジュンウォンは言いました。その言葉をやっと理解できるようになったのです。

 

ジュンウォンが臨時講師として行っていた学校のソン・ヒスという女子学生がジュンウォンに近づいています。

なかなかの自信家で、実は財閥のご令嬢なんです。

正体を明かすと、たいていの人が彼女と距離を置こうとするので、あまり公にはして無かったみたい。

でも、ジュンウォンは驚いたものの、動揺する事も無く、それまでと態度が変わらなかったので、ヒスは嬉しかったようですね。

 

ダンがへギョンを誘いました。

もう避けられないと分かったへギョン。

「キム・ジヨンさん。」

と、声をかけました。その瞬間、ダンにも事情が分かったようです、へギョンの態度が変わった理由が・・・。

 

テジュンが家に来ました。へギョンともう少し話をしようと思ったのです。

夫婦問題のカウンセラーに会おうと思う・・・と言いました。だから、へギョンも・・・と。

テジュンは、今は大事な時だと言いました。注目され期待されている時期だと。

「うまくやればこの国を変えられる地位にまで行ける。」

そんなの望んでいない・・・とへギョン。

「あなたにはいい人になってほしいだけよ。」

テジュンは15年前の事故の時と変わっていないとへギョンは言いました。

テジュンは、どんな過ちを犯しても、へギョンが許してくれると思ってる・・・と。これからも私を利用しようと考えてる・・・、15年前、へギョンがテジュンの身代わりをしたように・・・。

「もう嫌よ。私は自分を大事にする。」

 

その言葉に、穏やかに話をしようと考えていたテジュンも切れてしまいました。

彼はこうやって15年も一緒に暮らして来た事、それはへギョンも同類だと言う証拠だと言いました。自分だけ被害者ぶるなと。

「二人の関係を修復する言葉がほしい。」

と、へギョンは言いました。“すまない”“君が必要だ”などと言う言葉じゃ無くて、本当にへギョンの事を考えていると思える言葉です。

 

テジュンは、その時、嫉妬していたのかもしれません。

ジュンウォンなら、そう言う言葉をかけてくれるのかと言いました。

自分は浮気だが、へギョンは愛だ・・・と。

 

テジュンはテジュンなりに、心から謝ったのです、不倫が公になった時。

でも、へギョンは許せなかったんですね。

あなたが望む理想の妻のように、夫の不貞を許して添い遂げるなんて、まっぴらよ・・・と言い放ちました。

 

破局、まっしぐらですな。

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