朝鮮ガンマンDVD-BOX1<プレミアムBOX>(7枚組/本編DISC6枚+特典DISC1枚) | |
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半蔵、やっと正直になれました。
スインを抱きしめ、思いのたけを告げました。
会いたくてたまらなかった、忘れるなど出来なかった・・・。
半蔵・・・いえ、これからはユンガンとしましょう。
ユンガンは、父を殺した銃使いが、ウォンシンだと分かり、父の無実を証明できる日も近いと感じていました。そしたら、ユンガンとして、堂々とスインの前に立てる・・・と。
でも、そうは上手く事は運びませんでした。
翌日、ユンガンは、へウォンを商会所に呼び出し、その間にウォンシンを殺そうと計画しました。
でも、ウォンシンに全て読まれてましたね。まだまだウォンシンの方が上です。
だけど、ユンガンも必死に戦い、ウォンシンに銃口を突き付ける事が出来たのです。
ここで、さっさと殺しておけば、問題は無かったのかもしれません。でも、ユンガンは優し過ぎました。非情に成りきれなかったのが、災いしました。
娘の為だった・・・と言われ、一瞬怯みました。
そして、そこにへウォンが戻った事で、いっそう復讐心が鈍ってしまったのです。
結局、全てを告白させたものの、そのままイルホに引き渡すしかありませんでした。
この選択が、彼の運命を変えました。
ウォンシンは、ユンガンに語った事を、全て否認。脅されて命乞いをしただけだ・・・と供述したのです。
そして、銃使いはユンガンだと言う事になってしまいました。元々ユンガンは大逆罪を犯した罪人の息子で、お尋ね者ですからね。不利ですよ。
スインやヨナと、冤罪が明るみに出る・・・と喜んでいたのもつかの間。
皆の前で兵に引っ立てられて行ってしまいましたよ。
宮中には、キム・チャヨンの息のかかった者、そして復帰したビョンジェもいます。
事は彼らの思うように動きました。
10年前の父の事件の時、関わった者たちを証言させようとしても、結局は、ビョンジェに脅され、保身の為に王様より彼らを選んでしまったりして、ユンガンの計画通りには進みませんでした。
以前、ウォンシンが開化派のミン吏曹判書に賄賂ともとれる資金提供をしていたこともあって、頼みの綱の開化派でさえ、どうしようもなかったのです。
ウォンシンがユンガンに捕まった時、その場にいた目撃者であるへウォンも、父に有利な証言をしました。
あれほど、ユンガンを殺さないよう父に頼んでいたのに・・・。やはり父を裏切るような事は出来なかったのですね。
高宗も、彼らにとってみれば、御しやすい気の弱い君主の姿を露呈してしまいました。
なんと、ウォンシンは無罪放免、ユンガンは斬首刑・・・という結論を出してしまいましたよ、高宗。
え~っ
やっぱり、科学的な根拠の得られない時代は、こういったあやふやで恣意的な感情が介入しやすい人の証言に頼るしかなかったんですね。
冤罪が生まれるのも、無理は無いってことでしょうか。
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