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ユン・ウォニョン父子に必ず敵討ちを・・・と言い残したファノク。
ジホンはその言葉を一刻も早く実現しようと思いました。
ファノクの商団が受け持っていた朝鮮人参の商いと、明の使節団が来た時には国中の商団を代表して取引ができる権利をコン・ジェミョンの商団が引き継ぎました。
トチたちは大喜びでしたが、ジェミョンは喜べませんでした。
テウォンが変わってしまったと思いました。
まるで父親のウォニョンのように思えたのです。自分の利益を優先し、その為なら何でもする・・・という。今回ファノクはテウォンが直接手を下したわけじゃないけど、テウォンのした事によって死期を早めたとも言えます。
そのやり方を、ジェミョンは悲しく思っているのです。
ナンジョンたちも、テウォンが変わったと感じていました。
油断できない・・・と思っていた矢先、とうとう平市署の調査がナンジョンの商団にも入ったのです。
激怒してテウォンに抗議するナンジョン。
でもね、テウォンは至って冷静にナンジョンに敵意は無いと言ったのです。
ナンジョンに逆らっても何の得も無いと分かったと言い、自分の仕事の公平さを示すために敢えてナンジョンの商団に調査に入ったと言ったのです。そして、この監査結果に何の問題も無いと示されれば、ナンジョンの商団も、他から非難される事はなくなる・・・とね。
「私に向けた刃を収めてくれれば、私も刀を向けたりしません。」
テウォンはナンジョンに言いました。その言葉を信じて良いものかどうか、ナンジョンは悩んでいます。
ところで、典獄署の責任者となってるユ参事ですが。
彼にどうにかして仕返しがしたい元署長。チョン・ウチたちに頼みましたよ。
で、ウチはユ参事を詐欺にひっかけましてね、大金を脅し取ろうと言う作戦に出たのです。これがまぁあっさり引っかかるもんでね。
このところユ参事はその大金の工面に頭を悩ませていました。
そんな時、チョンドゥクの私物を片付けていたユグムが、引き出しの中に大切にしまわれていた簪を発見。高価そうに見えたので、まさかチョンドゥクの持ち物だとは思わず、ユ参事に届け出ちゃった。
これ、オクニョの実母の遺品ですよね。指輪とこの簪があった筈なのに・・・と思ってたんですよ。
ユ参事は、どう処理すれば良いか分からず、ナンジョンへのプレゼントにしちゃったよ。
あ~ぁ、最悪。
これって、オクニョの実母がハン尚宮の親友だったカビだと言う証拠になりますよね。おまけに、オクニョの出生の秘密にもつながりそうです。なにせ、ナンジョンですら見た事が無い飾りのようですから。
オクニョのいる地方では、年に一回豊漁祭が行われていました。
その時は、都から昭格署の長官と道流がきて祭儀を行う事になっていました。昭格署って「魔女宝鑑」でイ・ソンジェssiが所属する部署ですよね?あ、そう言えば、「魔女~」も明宗の時代から始まっていましたっけ?余談でした
で、ソンプンは、長官たちのところに出かける事になりましてね。
オクニョは、ソンプンにチョンドゥクへの言づてを頼んだのです。
チョンドゥクは、ソンプンからオクニョの母の形見の指輪を見せられ、オクニョが生きている事を信じました。
大喜びで、すぐさまオクニョの元に飛んで行きました。
涙々の再会でした。
チョンドゥクは、このままオクニョを独りで置いておくなんて心配でたまりません。
何とかして都に連れ戻したいと思っていましたが、なかなか難しくてね。
でも、オクニョは豊漁祭が良いチャンスだと考えていました。
オクニョはジハムから「易経」を習っていました。
豊漁祭でも、まず最初に易経を唱えることになっているし、道流の登用試験に置いても、易経は重要視されているそうです。
その知識を生かしたのです。
ウチたちに、当日来る予定だった担当の道流を一時的に監禁しておいてもらい、オクニョがその代わりを務めるよう取り計らったのです。
勿論、それにはジホンの協力も不可欠でした。
事はうまく運び、儀式は滞りなく終わり、長官もオクニョの深い知識に感嘆しました。ジハムの事もよく知ってるようで、その弟子だったと聞くと、やはり信用しますよね。
元々、監察官もオクニョはにしておくには惜しい人材だと思っていましたが、ここまでの知識があるとは想像していませんでした。
だから、オクニョを昭格署の道流としたいから、都に連れ帰りたいと長官から申し出られた時も、快諾しました。
長官が、オクニョをの身分から解放してくれそうです。
明宗は母大妃の事で悩んでいました。
いまだに大妃は明宗を子供扱いし、垂簾聴政時代を引きずっているように政治に口出しして来ます。
自分の意向に逆らって、明宗がイ・ジョンミョンを兵曹判書にした事を根に持ってて、今度は自分の側の重臣を昇進させろと言って来たのです。
儒教の教えでは目上の人、特に親には絶対服従的な教えがあるようで。明宗もきっぱりと大妃の意見を拒絶する事ができないんですね。
で、ウォニョンに協力を求めました。せめて自分が民の実情を把握するために宮殿から外に出る事を許してほしいと。
ウォニョンも、王様に頼まれたんじゃ無下に断れません。
次回、やっとテウォンがオクニョの生存を知るようです。
二人があまりにすれ違いまくりなんで、じれったいです。
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