まったり まぎぃ

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『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』12話まで

2016-12-01 15:19:18 | 韓国ドラマのエトセトラ

                      

レビュー一覧は、こちらから。

 

ワン・ゴンは、ソを後晋に使臣として使わす事を決めました。危険な役目でした。

でも、ソは、了解しました。ただし、条件としてへ・スを茶美院に残す事を要求しました。

「捨てられぬ人です。」

ワン・ゴンはそれを聞いて、敢えてスを皇子たちと会えないところに送れとジモンに命じました。

 

スは、ソに会いに行きました。自分を忘れてくれと言いに。

茶美院で待てと言うソに、簪を返しました。待ちません・・・と。

自分のために人が死んだり、自分のためにソが喜びを諦めて遠いところに行く・・・。そんな事が、スにはもう耐えられないのです。

スが何を言っても、ソの気持ちが変わる事はありませんでした。

自分に関わると、不幸になるかもしれない。

「だが離さない。」

スを抱き寄せました。kissしないと見せかけておいて、スが油断した時にちゅっ

スが差し出す簪を取り、お守りにする・・・と去っていきました。

 

スは拷問の影響で、まだ足が思うように動きません。だから、片足を引きずるように歩いています。

その姿を、ウクは見つめていました。

声をかけたいけどかけられません。

スは気配を感じて振り向きました。その時、ウクは背を向けた後でした。

そして、ウクが又スを見る為に振り向いた時、スは背を向けた後だったのです。この二人はこうやってすれ違うんですね。

 

ウクが茶美院からスが消えたと知ったのは、ジョンの知らせででした。

もう、遅かったのです。後悔しても・・・。

 

ヨンファがユ氏と手を組んだわけではありませんでした。

ヨンファにとってはやはり一族が最優先なのです。

ユ氏は、心強い味方が増えたと思ったようですが、ヨンファは自ら毒を飲んだ事や証人が消えた今、ユ氏だけが嫌疑をかけられる・・・と言いました。

昔、オ尚宮を流産させたのがファンボ氏だと疑われて流罪になった件、そして今回ファンボ氏が跪いて頼んだ件を思うと、とうていユ氏の味方なんぞにはなれませんわな。

ユ氏は、自分を脅すなんて・・・とヨンファへの警戒を強めました。

でも、ヨは、そんなヨンファだから好きなのです。

 

そして1年が過ぎました。

 

ワン・ゴンは、長男以外の皇子でも皇位を継げると規則を定めたようです。

で、俄然ヨは堂々と後継者候補に名乗りを挙げたようですよ。地方の豪族を巻き込んで。

そんなヨに、ジョンは一線を引いたようです。ジョンは実戦を経験し、大人になった雰囲気です。

 

ぺクアは、ウヒの舞の練習に付き合ったりして、良い雰囲気になっています。

なのに、まだ身分を明かしていないんですね。

 

ヨはヨンファに結婚を申し込みました。

ヨンファにその気は無いんですが、きっぱりと拒みもしません。

ウクは、今、ヨの協力者となっています。でもそれは表向きだけ。

ヨは、父ワン・ゴンを殺してでも皇位につきたいと考えていました。ワン・ムに皇位が渡ってからでは遅いと考えているのです。

それを、ウクは敢えて止めようとはしていません。

協力していると見せかけておいて、ヨを反逆罪で捉えようと思っているのです。反逆者を裏切る者は英雄だ・・・と言いました。

そして、決してヨンファを許してはいないのです。今はヨンファは妹ではなく、単なる債務者同志なんです。

 

ヨンファは、ヨから指輪を受け取りましたが、迷っています。

一族の事を考えると、ウクを皇位に・・・と思うのですが、ヨを切り離す事も出来ないでいるのです。

そして、何より女性としてのヨンファは、ソを求めているのですから。

 

スは妓房の雑司女として働いていました。ウヒのいる妓房ですね。

ただただ全ての過去を忘れたいがために一生懸命働いていました。疲れたら、辛い過去を思い出す事も無く眠れるから・・・。

同僚の雑司女から意地悪されたりしますが、スは気にせず働いています。

ウクやジョンは、その様子を遠くから見ているだけです。助けたいけど、それはワン・ゴンの怒りを買う事だと分かっていますからね。

 

ある夜、ウクがスの前に現れました。

私が憎いか?・・・とウク。

「会いたかったです。」

私の力が無くて、助ける事が出来なかった・・・。

「それでも会いたかったです。」

陛下の怒りが大きくてお前をつれていけない、婚姻も言いだせない・・・。

「会いたかったですか?一度でも私に会いたかったことは?」

ウクを真っ直ぐに見て問いました。

「毎日恋しかった。」

「それで十分です。それでいいです。」

小さく頷きながらスは言いました。少しだけ表情が和らぎました。

状況が落ち着くから・・・とウクが言いかけたら、スが言葉を遮りました。

「無理をしないでください。危険なこともいけません。もう充分です。」

元気でいてくれ・・・とウクは背を向けました。ウクの目から涙がこぼれそうでした。

去っていくウクの後ろ姿を見つめながら、スは初めて涙をこぼしました。

 

ソがパク大将軍と共に帰ってきました。

国境や外敵の状況報告を受けたワン・ゴンは、ソを契丹に行かせようとしました。

でも、ソは即答しました、嫌です・・・と。

約束を破ってスを茶美院から追い出したからだと言いました。

ワン・ゴンは激怒。

「皇帝は皇室と国のために誰でも捨てなくてはならない。」

 

「私は皇帝ではなく、皇帝にはなりません。正胤の味方が必要なら、私を縛らないでください。私も人間らしく生きます。」

皇帝である父を怖がる事無く、自信に満ちた態度でした。

 

でもね、実はこれ、ワン・ゴンの芝居だったのです。

ソの皇帝としての能力を試そうとしたのです。

経験を積み、精神的にも成長し、自分を恐れる事もしないソ。

「そう来なくては。もう誰と戦っても負けぬ。あの程度になれば安心して死ねる。」

満足げでした。自分はもう長くないと察しているのです。

 

ソは真っ直ぐにスに会いに行きました。

「会いたかった。」

正直です。

ソは荒れたスの手を見て美しいと言い、スは、仮面を付けたソを心配しました。

 

ソは仮面を外しました。ちゃんと化粧で傷を隠していました。

仮面は、スを忘れないためだったんです。

ほっとしたスです。

でも我に返ったスは、ソを拒絶しました。

 

ソはすぐにでもスを連れ出そうとしました。

でも、スは、全力でソの手を振りほどきました。先の見えない今の生活の辛さも、過去の苦しい思い出も、必死になって働く事で忘れられる・・・と言いました。

「一番忘れたい人が皇子様なのに。会えば忘れたい思い出が甦ります。又何か起るかと心臓が縮まります。一緒に居ると怖くて緊張するのに、一緒に行こう?」

ふっと鼻で笑いました。

「私を殺す気ですか?」

流石に、ソ、何も言えませんでした。

 

ワン・ゴンの体調はますます悪化。知っているのは医師とジモンだけのようです。

ジモンに勧められてお茶を飲んだワン・ゴンは、すぐに分かりました。それを淹れたのがへ・スだと。きっとオ尚宮直伝のお茶だったのでしょう。

スを呼びました。

久しぶりに皇帝の姿を見たスは、余命が短い老人に見え、驚きました。

スの目を見て、ワン・ゴンはスが何を考えているのかを察しました。

「やはりお前は違う。どこから来た。」

 

・・・ですよ。

 

なんと、ワン・ゴン、スの素性、これまでの人生等を調べ、ジモンと同じ人間ではないかと察していたのです。

タイムトラベラーってことですね。

未来を見る事が出来る人間だと認識しているようです。

「未来を知っているからと言って口を挟むな。」

と、言いました。

どこか遠くに送ってください、ここで暮らす自信がありません・・・とスは言いました。

どこに言っても変わらない・・・とワン・ゴンは言いました。

「今後皇宮で何が起るか誰も知らぬ。全てをお前は見守るだろう。未来に捉われて今を忘れるでない。スヨンの娘なら私にとっても娘ゆえ、忠告するのだ。」

流石、太祖ワン・ゴンです。

 

合評会という芸を披露する会が開かれました。本当の目的はワン・ゴン未だ健在と言うところを豪族たちに示す事でした。

その場で、ウヒはワン・ゴンを殺そうと舞を練習してきたのです。

裏では、後百済出身の重臣とヨが糸を引いていたのです。利用されていることを、ウヒは知りません。ただただワン・ゴンへの憎しみを抱いているのです。

この事を、ヨはユ氏に伝えてはいませんでした。

皇位を狙っているとはいえ、やはり夫です。愛憎は複雑なモノがあると見ていました。

 

ソがスを訪ねて来ました。

簪を差し出し、言いました、婚姻しよう・・・と。

婚姻すれば皇宮から出られる、嫌ならその後離縁すればよい・・・と言いました。

え~っと、スのいる妓房は皇宮の中だったのね。教坊と言うのはそう言う意味だったのかしら。間違ってましたよ、解釈

ソは、ヨンファからプロポーズされた後でした。

あんなふうに、皇族が婚姻を口にするという事は、もう決定事項となってしまうのでしょうかね。焦ったかな?

 

スは、ワン・ゴンの本心を聞いたところです。

ソを皇帝に・・・と考えているのを知っています。だから、皇宮からソを出したくはありませんでした。

でも、父の本心を知らないソは、スへの想いしか見えていませんでした。

「皇子様が皇帝になるなら?それでも出ますか?」

「何にもとらわれずにお前と自由に生きたい。それが出来ないなら、皇帝でも何も俺にはなんの意味も無い。」

 

一緒に行こう、俺の女だろ?そう言って、ソは簪を握らせました。

でも、スは、返しました。

「いいえ。出宮の為に婚姻はしません。」

そう言って去ろうとした時、傍にウクが立っているのに気が付きました。

 

スをからかうな・・・とウク。皇子と雑司女の結婚など、ウクの感覚では不可能なんです。

でも、ソにはそんな規則も壁も無いわけで。あったとしても軽く飛び越えてしまうのが、ソなんです。

ウクは、スが不幸になったのはソとユ氏の争いの為だと思っているし、ソはソで、ウクが無能な所為で、スを救う事が出来なかったと思ってます。

さぁ、三角関係が表面化しましたよ。

 

そして、宴の席では、ウヒがワン・ゴン目がけて剣を突き出そうとしていました。

でも、寸前で、ぺクアが止めた

自分の体で剣を受けたのかな

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