まったり まぎぃ

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『むやみに切なく』11話まで

2017-12-17 11:58:08 | 韓国ドラマのエトセトラ
むやみに切なく OST Vol. 2 (KBS特別企画ドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

「チェ・ヒョンジュンssiは、母さんがいたらあんなに腐らなかった。母さんが逃げなければあそこまで堕ちなかった。全部、母さんが悪い

泣きながら、叫ぶジュニョン。

ヨンオクは、突然の意外な言葉に、唖然としてしまいました。

でもね、ヨンオクは、ジョンヒョンほど素晴らしい人間はいないと信じ切って来ました。誰より尊敬して来ました。

ジュニョンの言葉は信じられませんでした。

 

ノ・ウルは留置場でジュニョンが来てくれるのをずっと待っていました。

夢で見るほど・・・。

絶対にジュニョンが迎えに来てくれて、こことは違う全く違う別の世界に連れて行ってくれて、そこで二人は100年一緒に過ごすんだ・・・と。

でも、現実は違いました。

待っても待ってもジュニョンは来ません。

今、家を出た。車に乗ってエンジンをかけた・・・。ここまであと50km・・・。49km・・・。

 

ジクとナリも心配でたまりません。

警察に行き、特別にウルに会わせてもらいました。

ウルは心配かけないようにと、空元気を見せますが、ジクにもナリにもその不安で怖い気持ちは充分分かっていました。

 

ジテは父ヒョンジュンに、ノ・ウルを出してくれと頼みに行きました。

好きなのか?いつからだとヒョンジュンが聞きました。

「父さんと母さんが真実を隠し彼女の人生を壊した瞬間から。」

ヒョンジュンはそれを同情心だと受け取りました。

同情心にとらわれると、多くを失うぞ・・・と言いました。

「怖くない。」

と、ジテが言ったら、ジテが知る全ての事実を公表できるか?・・・と問いました。そしてその二人が自分の両親だということも・・・と。

「声を上げる勇気が無いなら口を閉ざして卑怯になれ。昔の私のように。」

ジテの覚悟が決まった瞬間かもしれません。

 

ヨンオクは、ジュニョンのところに行きました。どうしても先日の暴言を撤回させなくてはと思ったのです。

彼女にとってヒョンジュンは神であり、この世で一番尊敬に値する人間だったからです。

ジュニョンは、ヒョンジュンの不正を自分の目で見た・・・と言いました。他の誰でもなく、自分が見たと。

ジュニョンは、ウルの父の事件の詳細を話ました。

裏でどういう取引がなされたか、それによってウルたち家族がどれほど辛い目に遭ったかを。

そして、随分時間が経つのに、ウルはそれを忘れていなかったと言いました。ずっと地獄の中を生きて来たと分かった・・・と。

それなのに、ヒョンジュンは自分のした事を忘れて天国で生きてる。

「こんなの間違ってるじゃない、母さん。」

それでも、ヨンオクは信じません。ジュニョンはウルに騙されていると言いました。

ジュニョンはとうとう口にしました。自分がそんな最低の男を自分の父親だからと言う理由で、守るために、ウルを殺しかけた事を。

だから、検事になる資格は無いと言ったのか・・・とヨンオクは初めて息子の気持ちを理解したのです。

崩れるように座り込んでしまいました。

 

ジュニョンはグギョンに部屋から出してもらい、ヒョンジュンを訪ねました。

ジテ母は思いもよらないジュニョンの訪問にパニックになりそうでした。無視しようとしたんだけど、ヒョンジュンに気付かれちゃって・・・。

 

ヒョンジュンと向かいあったジュニョン。

ノ・ウルを最初告訴しないと言っていたのに、気が変わった理由は?・・・とジュニョンは聞きました。

ノ・ウルがなぜ殺そうとしたんですか?・・・とも。

「私の方が知りたい。」

と、ヒョンジュン。

「本当に殺す気だったら、機会はいくらでもあった。本当に殺す気だったら、ハンドルを切ったりしなかった。俺だったら絶対にハンドルを切らなかった。」

いくらジュニョンが言っても、ヒョンジュンの気持ちは変わりそうにありませんでした。

一応、ジュニョンが助けてくれた事にお礼を言いましたが、その言葉を遮ってジュニョンは、後悔してる・・・と言いました。

そしてUSBをさし出しました。

「二度と会いたくありません。会うのは今日で最後になる事を願ってます。」

 

ヒョンジュンはUSBの内容を確認しました。

5年前の自分の映像でした。スキャンダルになる恐れは充分あるモノだと分かりました。

すぐにウルを釈放させようとしたんですが、ジテ母が飛び込んで来て止めました。

でも、結局、ウルを釈放させました。

 

ジテがジュニョンに言いました。

「5年前、ジュニョンがあのUSBを奪わなければ、あの時、それぞれが犯した罪の報いを受けていたら、ウルは違う人生を生きてただから、あなたにも資格は無いウルと幸せになる資格は無いんだ僕たちはチェ・ヒョンジュンの息子だから。」

ジテの言葉がジュニョンの胸に突き刺さりました。

ウルを迎えに警察署まで来ていたんだけど、その言葉を聞いたら、とてもウルの顔を見に行く事は出来ませんでした。

 

家に閉じこもり、仕事を再開しました。

それまでとは別人のような協力的な態度を示すので、却って代表やグギョンは不気味でした。

でも、ほっとしたのも事実です。

だから、ノ・ウルがジュニョンに会いに来たのを、嘘を並べ立てて追い返したのです。

 

ジュニョンにナリから連絡が入りました。

ウルを止めてくれと泣いて頼みました。

 

ジテ母は、自分の家族を守るためなら、もう何でもするようになっていました。

3年前、ウルを告訴したことよりも、もっと酷い事を・・・。

ジクを殺す事はいつでもできるぞとウルに示したのです。

流石にウル、大きな恐怖に襲われました。

もう、逃げるしかないと思いました。

だから、ジクと共に、海外に逃げようとしたのです。

ところが、ウルたちが乗ったタクシーを、ジテが止めました。

 

ナリから聞いたのか、はたまた部下に監視させていた所為なのか、知るのが速い。

いや、ジュニョンが連絡した訪ねて行って、いきなり殴りつけてたもんね。

ジテと協力して真実を暴こうとしたのかもしれません。

 

その日はジテとジョンウンの婚約式でした。

既に会場では、ジョンウン、両家親族、列席者たちが待っています。

 

ジュニョンは、ウル父の事件の最初の担当検事の元を訪ねていました。

今は検事を辞めて弁護士をしていますが、なんとも落ちぶれた雰囲気です。

「チェ検事が伏せた真犯人は誰ですか?」

直球です。

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