太陽の末裔 OST Vol.2 (KBS TVドラマ) (韓国盤) | |
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ヘリが迎えに来て、乗って行ったシジンを見て、モヨンはふと疑問を持ちました。
単なる軍人だったら、ヘリが迎えに来たり、銃弾を浴びたりはしない筈・・・と。
傷の手当てをする時、それだけじゃなくて、銃創もあることを知ったからです。
シジンが、特殊戦司令部だとは聞いてましたが、おそらくそれ以上に重要な任務に付いていると予想出来ました。
正体はまだ不明、このまま連絡も取れなくなったのです。
ただ、モヨンの想いはいつの間にか深くなっているようです。知り合って間が無く、思い出と呼べるものは何も無くてね。あるのは、シジンのレントゲン写真だけでした。
それをモヨンは見ていました。嬉しそうに・・・。
シジンたちアルファチームは、国連職員救出に動いていました。
現地で他の国のチームと合流し、訓練をしました。一つのミスが命取りになる危険な任務だからです。
そして、無事救出成功し、任務完了となったのです。
来週末は映画に行く・・・とシジンと約束した日。
モヨンは徹夜明けで病院を出ました。そしたら、シジンが既に待っていたのです。
すっぴんでラフ過ぎる恰好のモヨン。
驚き、腕で顔を隠しました。この恰好が可愛いのよ、モヨン。可愛い人は何やっても可愛いです
結局、モヨンがシャワーを浴びてる間に、シジンは出前を取り、モヨンの家で食事をすることに。
体裁を構わないモヨンに、シジンはいっそう惹かれていきます。
二人の会話がとても素敵 楽しくてユーモアにあふれてて、おしゃれ。脚本がラブコメで定評のあるキム・ウンスク作家だと言う事で、頷きました。「プラハの恋人」や「シークレットガーデン」等でおなじみの方です。会話がとにかく面白いですもんね。
この作品も、まず第一にそこが気に入りました。
映画に行った二人なんですが、又もシジンに指令が入ったのです。
まだ始まってもいない時です。
済みません、本当にすみません、この映画、次に一緒に観ましょう・・・とシジン。
でも、モヨンは少々機嫌が悪くなったようで、意地をはったように一人で観て行く・・・と言うのです。
シジン、仕方なく一人で出て行きました。
ため息をついたモヨン。
その時、モヨンにも連絡が入りました。最悪の連絡です。
モヨンは、教授昇進試験を受けていました。三度目なんだとか。
書類審査ではトップだとかで、後は面接だけになっていました。
ところが、落ちたのです。
合格したのは、外科医としての能力ではモヨンより劣るキム先生。
手術でもキム先生のミスをカバーしたのはモヨンでした。
理由はたったひとつ。キム先生の親が、病院の大株主だということ。コネですね。
モヨンは、怒りのあまり、科長に猛抗議しました。でも、どうしようもなくてね。
おまけに、気持ちを逆撫でするように教授になったばかりのキム先生が、自分の代わりにTV番組に出るよう言って来たのです。
口げんかになった二人は、掴み合いの大げんかに。
それでも、結局、モヨンはTV番組の為に資料を暗記するしかなかったのです。
任務を果たしたアルファチームに、休暇が与えられました。
でも、完全に休むのではなく、一般の部隊として派兵されるということです。まぁ、完全な休暇じゃありませんが、常に危険な任務についてる彼らとすると、お気楽な任務ということになるみたいですね。
それまでの2週間が、完全な休暇として与えられたシジン。モヨンに会いに行きました。
その日、モヨンがTV出演を終えて帰宅したら、シジンが家の前で待っていました。
謝るシジンに、モヨンは務めて冷静に言いました。
「私が聞きたいのは、謝罪ではなく、説明です。」
でも、規則で詳細を話す事は出来ないのです。
辛い一日だったけれど、折に触れてシジンの事を考えていた・・・とモヨン。
どこに行ったのか、何をしてるのか・・・と。でも、会えても何も聞けない・・・と。
「銃創があったということは、撃つ事もあるということですね。と言う事は、誰かを殺すか、自分が殺されかねない、そんな仕事をしているのですね。相手は悪人だけ?」
シジンは頷くことも否定する事も出来ず、ただ黙ってモヨンを見つめていました。
「私は死にゆく人を助けようと半日以上も手術室にこもります。それが私の仕事です。命の為の闘い。でもユ・シジンssi闘いは、死を通じて命を守ることですね。」
「私は軍人です。軍人は命じられて動きます。時に善だと信じる任務が他人には悪だとしても力を尽くして遂行します。これまでに3人の戦友を失いました。我々の任務は誰かがすべきことです。私やカン先生、それぞれの家族、家族の大切な人たち、彼らが暮らすこの地の自由と平和を守るためです。」
「私は医者です。命の尊厳よりも大事な理念は無いと思ってます。」
と、モヨンが言った時、シジンはそうですか・・・としか言えませんでした。
「申し訳ないけど、期待とは違ってました。」
「理解できます。」
・・・とシジン。自嘲するような諦めたような笑みが浮かんだ気がします。
行きますね・・・とモヨン。
楽しかった・・・とシジン。気をつけて・・・と。
振り返る事も無く、引き留める事も無い別れでした。二人とも、前を向いたままでした。
シジンたちは、ウルクというところのテべク部隊に派兵されました。
ここに、ギボムが居ましたね。
モヨンはTV出演が増えていました。
人気度抜群で、病院の広告塔の役割を果たしていました。で、VIP担当の教授にもなったようです。
そんなモヨンに、理事長が声をかけて来ました。
まぁ、遊び相手として・・・です。
これを、手酷く断ったことから、理事長が大人げない復讐をしましたよ。
モヨンを海外への医療ボランティアのチーム長に任命したのです。行き先はウルク。
そーです、シジンたちが派兵されてる場所です。
砂漠のような乾燥した大地に降り立ったモヨンたち。
迎えの輸送機が到着しました。
降り立ったメンバーに、シジンが居るのを見つけたモヨン。
あまりにも意外な場所での再会です。驚きのあまり、棒立ちになっちゃってます。
一方、シジンは前もって医療ボランティアの名簿を貰ってまして、そこにモヨンの名前を見つけていました。
縁があるのかも・・・と言うデヨンに、複雑そうな表情を浮かべていました。
おそらくほんの少しの間だけだろう・・・とね。縁と言っても、短い間だけのモノだろう・・・と。
いやもう、続きが見たくて仕方がありません。