まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『ヨンパリ』16話まで

2016-06-06 19:15:52 | チョ・ヒョンジェ関連
ヨンパリ~君に愛を届けたい~ DVD-BOX2
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント

レビュー一覧は、こちらから。

 

パーティが終わった後、ヨジンは会社に。

しばらく帰れないと思う・・・と言いました。なぜ?・・・と聞くテヒョンに少し悲しそうに言いました。

「戦争よ。」

 

ヨジンの決定に、理事たちが危機感を募らせました。

なにせ、経験不足のヨジンです。経営に関して殆ど実績というのがありませんから、彼らとすると本当にヨジンの言うように行動して良いのかと思うのは当たり前。

でもね、きっぱりとヨジンは言ったのです。

この戦いに反対の人は出て行って、負ければ終わりよ。ドジュンの死体などいくらでもくれてやるわ・・・。

恐れをなしますわな、皆。

 

でもね、ヨジンは決して口だけじゃなかったのです。

経験不足なんて思えないほどの腕を見せました。

まず、服装や態度など自分のやりたいようにさせ、思う存分能力を発揮させてテジョンの情報を集めさせました。

弱点は何かを突き止めさせたのです。

 

ある社員がテジョンの不審な動きを掴みました。

海外の小さな会社を買収しようとしていたのです。

そこを集中的に調査させたヨジンは、一気にその会社を買占めようと動きました。

当然テジョンにその動きは掴まれます。

それを承知で、株を買うと見せかけると、どんどん買値は上がり続けました。

で、頃合いを見計らって、さっと手を引きました。

テジョンのチェ会長も、ヨジンの企みを予測し、勝負に出たのですが、引き際を誤りました。

テジョンが手を引く直前に、相手の会社が契約完了としてしまったので、結局、予想より多額の資金を投入しなくてはいけなくなったのです。大損ですな。

しばらくは動けないだろうと、ヨジンは言いました。

 

この手際に、ヨジンの能力に半信半疑だった理事たちは喝采を叫びました。

性格だけじゃなく、能力も高かったのですね、ヨジンは。

前会長が見込んだけはあります。

 

この間、テヒョンはドジュンを救出しようと動いていました。

チェヨンに託そうとしたのです。

それがヨジンの為でもあると信じたのです。

でもね、ヨジンはそれをお見通しでした。

警備室長から、テヒョンたちがドジュンを病院から連れ出そうとしていると報告を受けても、そのまま見逃すよう指示したのです。

そして、この事は、キム秘書室長からテジョンの秘書室長に情報が伝わっていました。

やっぱり、キム秘書室長、テジョンと通じてたんですよ何か、目配せしてたもんね

 

チェヨンは、ヘリコプターを準備してテヒョンを待っていました。

ヘリポートに救急車が入って来たのを、チェヨンはじっと見つめていました。計画は成功だと信じていました。

ところが、直前に意識が戻ったドジュンが、救急車の中で大暴れ。

テヒョンを信じなかったのです。

自分はテジョン側と密約が出来てるから・・・と、いくらテジョン側が命を狙っているとテヒョンが説明しても、聞く耳を持ちませんでした。

備え付けの機器でテヒョンと運転手を殴り、外に脱出。

チェヨンは、その様子を見て、何事?・・・という感じです。

 

その時、遠くから彼らを目がけて走って来る車が二台。

チェ会長の部下です。

車はスピードを緩めることなく、ドジュンを跳ね飛ばしました。

追突される直前、ドジュンも事の次第を認識したようで。でも、遅かったです。

そして、チェ会長の命令で、ドジュンはその場でトドメを刺されてしまったのです。

全てを目撃したチェヨン。泣き叫びながら駆け付けましたが、既に遅く。

彼女の腕の中で、ドジュンは息を引き取ったのです。・・・ヒョンジェくんやぁ

 

テヒョンが気がついて救急車を降りた時、既に惨劇は終わってしまっていました。

 

テジョンとの戦いに勝利したヨジンは、屋敷に戻ろうとしていました。

車の中で、キム秘書室長がテヒョンがドジュンを逃がした事を報告されました。

が、全てお見通しだと言いました。

そして、キム秘書室長自身が、スパイだと言う事も知っていたんです。

キム秘書室長、一瞬にして表情がこわばりました。彼もここで終わりかしら。

私はハンシンを守ったの、夫を裏切って・・・と言うヨジン。涙がこぼれていました。

 

テヒョンは屋敷に帰る着くなり、ヨジンに詰め寄りました。

ヨジンは、ドジュンの死が自分の仕業だと言いました。

テヒョンがしようとしている事も、キム秘書室長がテジョンと通じている事も知っててこうなるように仕向けた・・・と。

「俺を利用した?」

と、絞り出すようにテヒョンは問いました。

「利用と言うより、あなたが必要だったの。いつも優しいあなたが動けば、誰もこの計画に気付かない。私が誰にも気付かれずにドジュンをテジョンに渡した。」

テヒョンは目をつむりました。ショックな言葉でした。

 

「後悔してる?私を助けたこと。」

と、ヨジンが聞きました。

「ああ・・・後悔してる。」

 

私があなたのお母さんを殺したから・・・とヨジンは言いました。

知っていたのです、既に。

 

ヨジンもテヒョンも一人になって、出会ってからの事を思い出していました。

ヨジンを制限区域から連れ出す事、ただそれだけを考えていた頃。二人だけで暮らした時間。本当に幸せだった時。

短い時間だったけど、それに嘘は無かったわけで。

自分の想いに嘘はなくて、それは今でも変わっていない事を確認したテヒョン。

 

翌朝、テヒョンはこの屋敷から出て行くとヨジンに告げました。ヨジンも察していました。

一人にしないで・・・とヨジンは言いました。これからはこんなことは決して無いから・・・と。

でもね、テヒョン、ヨジンに対して怒っているのでも失望しているのでもなかったのです。ヨジンが自分に虚しさを感じているのではないかと思ったんですね。

そして、母を殺したのはヨジンでもなく、自分でもなく、ただ欲望が渦巻くあの病院だったんだと言いました。

「自分の場所に戻る。」

そう、テヒョンは言いました。

決して別れるとは言いませんでした。

ただ、無理だと分かっていて、聞きました。一緒にここを出る?・・・と。

それが幸せだということを、ヨジンも知っています。でも、彼女にとっては、ここが自分の場所なのです。

 

「生きてたら、遠足が懐かしくなる日もくるさ。その時は、俺のところに来い。待ってるからな。」

「いつ行くの?」

「顔を洗ったら・・・。」

 

こうやって二人は別れました。

テヒョンは、全ての荷物を置いて出て行きました。身一つで。

ヨジンはテヒョンの個人警護役をそのまま付けました。あの人を守って・・・と。

 

屋敷の荒れていた温室が、ラベンダーで埋め尽くされていました。

テヒョンが、ヨジンのいない間に、綺麗にしておいたんです。

ヨジンもすぐに察しました。そして、一人泣いたのです。

 

その頃、チェヨンはドジュンを火葬に付していました。

今度は、チェヨンが敵でしょうか。

そんな目つきをしていました。

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『ヨンパリ』15話まで

2016-06-06 18:03:04 | チョ・ヒョンジェ関連
ヨンパリ~君に愛を届けたい~ DVD-BOX1
クリエーター情報なし
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屋敷でテヒョンとヨジンは別棟に住んでいます。入籍したとはいえ、まだヨジンは体調が完全に回復したわけじゃありません。

だから、一緒に住んではいないのです。

今は、それが良かったかもしれませんね。お互いの事を、まだ知らなさ過ぎます。冷静に考える時間が必要です。

 

テヒョンもヨジンも一人になって、お互いの事を考えました。

で、二人とも、もう少し話をしようと思ったのでしょう。携帯を手に取ったのですが、タイミングが悪かった。

ヨジンがテヒョンに電話した時、丁度チェヨンからテヒョンに電話が入ってて、話し中になってしまったのです。

相手が誰なのか、すぐに調べる事ができるヨジンの力って言うのが凄い。

チェヨンと通話中だと知られちゃいましたよ。おまけに、直後にテヒョンが外出したのも・・・。

 

チェヨンは、ドジュンが心配で、テヒョンに連絡して来たのです。

ハンシン病院に運び込まれたドジュンですが、治療はちゃんとされていました。

ほっとしたチェヨンです。

ヨジンの仕業よ・・・とチェヨン。

まさか・・・とテヒョン。

しかし、ほっとしたのもつかの間、術後運ばれたのが、ヨジンが眠らされていたあの部屋だったんですよ。制限区域です。

 

ヨジンはチェヨンすら入室禁止という命令を下していました。

担当はなんとイ科長。助かっていたのです。テヒョンの願いをヨジンが聞き入れたということですね。

「投薬量を半分に。私の言葉が聞こえるように。」

と、ヨジン。

自分と同じ状態にしろと言う事です。それがどれほどの苦しみか、味わわせようとしたのです。

 

時間を計ってヨジンはドジュンに語りかけました。以前のドジュンと同じように。

「兄さん、ここで3年眠って。3年後に首をかき切ってあげるから。」

きゃぁ~っ

傍に居たイ科長は、恐れおののき、ヨジンに謝りました。

キム秘書室長も、ヨジンの怖さを改めて知った様な表情です。

テヒョンに感謝しなさい・・・とヨジンはイ科長に言いました。

 

ハンシングループの臨時株主総会が開かれました。

そこで、ヨジンは満場一致で代表理事に就任が決定したのです。

なんか・・・どこかの国の必死の拍手喝さいの図を思い起こさせるようなシーンでした。

 

テヒョンもそれを心から喜びました。

でも、きちんと考えも伝えたのです。

ヨジンを玉座に戻してあげたいと思ったのは、あの12階のVIPフロアを潰して真っ当な病院にしたいと言ったからでした。

12階のフロアは、犯罪の温床だ・・・とテヒョンは言いました。

権力と財力にものを言わせて、様々な犯罪を隠蔽し誤魔化してきたわけで。

ヨジンを眠らせていた事も、その一つだ・・・と。

テヒョンは医師としてまともな病院にしたいと心から思い、ヨジンに協力することがそこにつながると考えたのです。

 

イ科長は、ドジュンの命令に逆らえなかっただけで、本来はヨジンの命を救った医師でもあったんだ・・・と言いました。

ヨジンが事故後、瀕死の状態になった時、病院中の医師が駆け付けて来ました。その中にイ科長もいて、院長の指示で彼が執刀し、命を取り留める事が出来たのです。

ヨジンを救った事で、イ科長は医療事故の裁判にハンシングループから弁護士を派遣され、それまで不利な状況だったのが、一気に好転したのです。個人のミスだとハンシングループから見放されていたのに、掌を返すように助けてくれたのです。

この時、イ科長はほっとしたのと同時に、ハンシングループに対して忠誠を誓わなければいけなくなった自分の立場に悲しみを感じていたようです。

ヨジンの手術の所為で、手術を受けられず死んでしまった患者もいることを忘れないでくれ・・・とテヒョンは言いました。

 

ドジュンをあの監獄から出してやってくれ・・・とテヒョンは言いました。

既にヨジンは会長であり、勝負は付いたも同然だから・・・と。

でもね、ヨジンはやはり自分を閉じ込めた人物を許す事は出来ないのです。

「復讐はやめて、僕の愛するヨジンに戻ってくれ。」

そうテヒョンは優しく言いました。君の怒りが俺を遠ざけている・・・と。

「あなたが譲歩して。私を理解して。」

涙をためてヨジンが言いました。

「君がさせようとしてるのは譲歩じゃ無くて、屈服だ。君ならできる。俺は君を信じてる。」

ヨジン、何も言えませんでした。気持ちを整理するには、まだ時間が足りないようです。そうでしょうねぇ。テヒョン、もう少し待ってあげればいのに・・・と思うんだけど、目の前でどんどん復讐が進んで行くのを見たら、やっぱり言わずにはいられないんでしょうね。

 

「会長にとっての弱者でいてくれるのでは?」

と、キム秘書室長が言いました。

「誰にとっても強者にはならないと言いましたが、誰にとっても弱者にもなりません。」

この瞬間、キム秘書室長の表情がこわばりました。テヒョン・・・危ないよ。ヨジンにとって邪魔になると判断されたかも。

 

ところで、キム秘書室長、やっぱり心底ヨジンについたんじゃないかも。

単に自己保身と言うか、形勢を見たってだけかも。

今度はドジュンを殺そうとしてます。3年なんぞ待てない・・・なんてね。

それに、誰かに殺させようって考えてますよ。

 

ヨジンの会長就任パーティが開かれました。これは、テヒョンのお披露目の意味もありましたので、気は進みませんでしたが、テヒョンも出席しました。

看護師長やチョン看護師たちも招待しました。

そして、ヨジンと一緒にお世話になった神父さまも。

 

ところがですよ、そこに招かれざる客が。

テジョングループのチェ会長です。ヨジンの元彼ソンフンの父親です。

 

チェ会長とヨジン、二人だけで話をしました。

ソンフンがどういう目的で自分に近づいてきたのか、ハンシングループのどういう情報を得たのか、ヨジンは怒りがこみ上げて来ました。

それは、チェ会長も同じの様です。

自分が企んだ事を認め、詫びましたが、でも、それでも、ヨジンは生きてて息子は死んだわけで・・・。

ヨジンに罪は無いと言っても、やはり恨めしい気持ちはありますわな。

おまけに、その時から彼の妻ソンフンの母親は心を病んでしまったようです。怒りをどこにぶつければ・・・ですか。

「ドジュンがやらかした悪事の中で、自分に知られてはいけない事があるらしいと聞いた。ドジュンに直接聞きたい。だから、ドジュンを渡してくれ。」

 

「ハン・ドジュンは渡せません。」

きっぱりとヨジンは言いました。

「それなら、戦争だ。」

と、チェ会長。

「ハン・ドジュンは私の手で殺します。」

「期限は3日だ。それを過ぎたら、戦争だ。」

なんか・・・このセリフだけ聞いたら、財閥と言うよりその筋の世界の話に聞こえます。

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