575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

捨てられる数限りなき緑の手ひとつは我を癒せし手なり  遅足

2018年10月12日 | Weblog

現代の病院は耐性菌との闘いという側面もあり、
院内感染の防止にも最大限の注意が払われているようです。
看護師さんたちは皆、腰に消毒液のスプレーを携帯。
手当てをする時も、みどり、ピンク、ブルーの手袋が使われ、
使用後は直ちに廃棄されていきます。

小学校5年生の時、盲腸炎の手術をうけました。
たしか手術器具は煮沸消毒だったと思います。
医学の進歩は素晴らしいですが、様々な使い捨ての器具が
裏で安全を支えているのですね。

 病室にひとり揺れいるエプロンは廃棄処分の刻を待ちおり

         

すっかり秋らしくなりました。寒いくらいの朝です。

コメント
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