アメリカ・メンフィスで開催されている「メンフィス・オープン」(ATP250/2月8~14日/賞金総額61万8030ドル/室内ハードコート)のシ ングルス準決勝で、第1シードの錦織圭(日清食品)が第4シードのサム・クエリー(アメリカ)を3-6 6-3 6-3で破り、大会4連覇に王手をかけた。試合時間は1時間42分。
錦織は8度目の対戦でクエリーから5勝目、2014年以降は4連勝となった。両者は昨年の準決勝でもぶつかり、錦織が5-7 7-6(5) 7-6(5)で勝利。前回の対戦は昨年10月の楽天ジャパンオープン(東京・有明テニスの森公園/ATP500/ハードコート)の2回戦で、7-6(3) 6-3で錦織が勝っていた。
錦織は2013年大会の決勝でフェリシアーノ・ロペス(スペイン)を下してツアー3勝目を挙げると、2014年はディフェンディング・チャンピオンとし て出場し、決勝でイボ・カルロビッチ(クロアチア)を倒して自身初の大会連覇を達成。昨年は決勝でケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-4 6-4で破り、大会史上初の3連覇を達成した。
錦織は大会最多に並ぶ4度目の優勝をかけた決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)から勝ち上がってきたティーンエイジャーのテイラー・フリッツ(アメ リカ)と対戦する。フリッツは準決勝で、リカルダス・ベランキス(リトアニア)を2-6 6-3 6-4で下しての勝ち上がり。