西条新居浜神戸稲美 徳永勝二







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<新大関・照ノ富士>「先生」は33歳付け人

2015-05-28 08:53:48 | スポーツ
 大相撲夏場所で幕内初優勝を果たした照ノ富士関(伊勢ケ浜部屋)の大関昇進が27日、正式に決まった。伝達式で「心技体の充実に努める」と口上を述べたモンゴル出身の23歳が昇進を果たした陰には、公私ともに頼りにする「付け人」の存在があった。


  付け人は三段目の駿馬(しゅんば)さん(33)=本名・中板秀二。以前所属していた間垣部屋時代から照ノ富士関と稽古(けいこ)を重ねてきた。達者な日本 語を話す照ノ富士関だが、新弟子の頃は思っていることを言葉で表現できず苦労した。「本当はおしゃべりしたいけど、日本語がうまくないし……」とつぶやい た姿が駿馬さんには印象的だったという。

 親方の健康上の理由で、2013年春場所後に間垣部屋は閉鎖。駿馬さんは引退も考えたが、思いとどまり、照ノ富士関とともに伊勢ケ浜部屋に移籍同年秋場所で照ノ富士関が十両に昇進すると、付け人になった。

 杏林大で中国語を専攻し、卒業後は中国で日本語教師をすることも考えていたという駿馬さん。現在は照ノ富士関の「先生」だ。話を仏頂面で聞くことが多 かった照ノ富士関に「笑顔を作って」と助言。取材には「関取は答えるのが仕事。嫌な顔をしない方がいいですよ」と声をかける。

 「自分の部屋に何がどこにあるか分からない。全部駿馬さんが知っている」と照ノ富士関。全幅の信頼を置かれる一方で、駿馬さん自身も初の幕下昇進が見える位置になった。「関取が勝つと自分も頑張ろうと思う」と刺激を受けている。

 大関昇進を決めたこの日、駿馬さんは写真撮影で照ノ富士関と騎馬をつくった。191センチ、178キロの照ノ富士関に対し、駿馬さんは163センチ、109キロだが、しっかり担ぎ上げて、新たな門出を祝った。


J1神戸 6戦ぶり勝利!ネルシーニョ監督「守備陣はいい仕事してくれた」 14位→10位浮上

2015-05-24 10:07:47 | スポーツ

◆J1第1ステージ第13節 山形0―1神戸(23日・NDソフトスタジアム)

 神戸が試合内容で圧倒されながらも、リーグ6戦ぶり勝利をもぎ取った。連敗は2で止め、前節までの14位から10位に。公式戦で過去7戦未勝利だった鬼 門アウェー山形戦を突破した。0―0の後半33分に左コーナーキック(CK)から、19歳DFブエノがジャンプ一番、決勝ヘディング弾。清水から期限付き 移籍中の助っ人は、ケガ明け10戦ぶり出場でJ初得点を挙げ、「記念すべきゴールだったが、チームの状況を変えられたことを嬉しく思う」と喜んだ。

 守備陣はリーグ9戦ぶり無失点。シュート数は7本対14本で幾度も攻め込まれたが、再三のピンチにGK山本、DF増川、U―22日本代表DF岩波らが体 を張った。従来の3バック右サイドではなく左サイドで出場したハリルジャパン候補の岩波は「右でも左でもやれる。勝ち点3を取れたことが大きい」。ネル シーニョ監督(64)も「守備陣は、自分の予想よりもいい仕事をしてくれた」とホッ。窮地で意地と勝負強さを見せた神戸が、息を吹き返した。(田村 龍 一)


時価総額、バブル期上回る=株高で過去最高に―東証1部

2015-05-20 23:28:05 | GDP

 20日の東京株式市場は幅広い銘柄が買われ、株価上昇が続いた。これに伴い、NTTなどの政府保有分を除いた東京証券取引所第1部の時価総額は一時591兆9158億円に膨らみ、1989年末のバブル経済絶頂期に記録した過去最高水準(590兆9087億円)を超えた。
 時価総額は各上場企業の総株数と株価を掛けた合計で、株式市場の規模を示す指標。時価総額の増加は、投資資金が株式市場に活発に流れ込んでいることを表す。
 2015年1~3月期実質GDP(国内総生産)が前期比年率換算で2.4%増と民間予想(約1.5%増)を大幅に上回った。円相場の軟化も企業業績の先 行きに対する期待感につながり、不動産や自動車など幅広い銘柄が買われた。日経平均株価の終値は前日比170円18銭高の2万0196円56銭と年初来高 値を更新し、00年4月以来15年1カ月ぶりの高水準となった。
 89年末の日経平均は3万8915円87銭と現在の約2倍だが、当時1161社だった1部上場企業数が1880社余りに増えたため、時価総額は膨らん だ。市場関係者は、「海外投資家が日本株に対する注目度を高めている」(中堅証券)としており、今後も時価総額の増加傾向が続くとの見方が多い。 


<安保関連法案>国会に提出…野党、性急審議に難色

2015-05-15 23:45:09 | 行政

 政府は15日午前、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案を衆院に提出した。これを受け、与党は衆院議院運営委員会理事会で、同法案審議のため 19日に衆院に特別委員会を設置し、名称を「我が国および国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」(略称・平和安全特別委)とするよう提案。21日審 議入りの日程も示したが、野党側は「性急すぎる」と難色を示した。与野党は26日審議入りの方向で調整している。自民、公明両党は7月末までの成立を目指 す。

  関連法案は武力を行使する他国軍を支援するための「国際平和支援法案」と、既存の10法を一括して改正する「平和安全法制整備法案」の2本。安倍晋三首相 は15日の衆院経済産業委員会で、10法を一括改正することについて「今回の法制は(武力攻撃に至らない)グレーゾーンから集団的自衛権の一部行使容認に 至るまで、切れ目のない対応を可能にするものだ。かつての有事法制の際には、野党から『すべてまとめて法案を出すべきだ』との意見をもらった。その趣旨も 踏まえた」と説明した。菅義偉官房長官は記者会見で「懇切丁寧に説明し、国民にご理解いただけるよう全力で取り組んでいきたい」と述べた。

 防衛省は同日午前に安全保障法制整備検討委員会を開き、中谷元防衛相兼安保法制担当相は国会答弁に向けた準備を進めるよう指示。その後の記者会見では 「非常に難しい法律の言葉が出てくる。事態の概念も、正確性を損なわない範囲で、できるだけ分かりやすい表現で答弁に努め、国民に理解しやすい説明をした い」と語った。

 一方、与野党国会対策委員長会談が国会内で開かれ、自民党は特別委設置について「慎重審議をするという意思だ」と協力を求めた。これに先立ち、野党5党 の国対委員長が会談し、安保関連法案について徹底的に審議を尽くすよう与党に求めることを確認。特別委の委員数も、与党側が45人と主張しているのに対 し、野党側は50人とするよう求めることで一致。生活、社民など少数政党にも委員を確保するよう配慮を求めることとした。

 10法を一括改正する「平和安全法制整備法案」は、日本の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される「存立危機事態」の場合に集団的自衛権を行使で きる武力攻撃事態法改正案▽朝鮮半島有事などで米軍支援するための周辺事態法を改正し、事実上の地理的制約を撤廃する「重要影響事態法案」▽グレーゾーン 事態でも米軍などの防護が可能となる自衛隊法改正案▽国連平和維持活動(PKO)以外でも治安維持活動などでの自衛隊派遣を可能とするPKO協力法改正案 --など。【飼手勇介、水脇友輔】


J1採点&寸評 神戸×清水 ホームで勝てない神戸

2015-05-11 00:58:43 | スポーツ

J1 1stステージ11節

「あってはならないこと」(ネルシーニョ)。神戸はホームで4敗目。

【試合内容】
 序盤からハイプレスで神戸を押し込んだ清水が、17分に試合を動かす。左サイドでパスを受けたM・デュークが豪快なミドルを突き刺し、先制に成功した。一方、神戸は劣勢の展開を強いられるが、29分にカウンターから渡邉が六平のオウンゴールを誘い、同点に追い付く。

 後半は、ややオープンな展開になるが、70分に清水がゴールやや左でFKを得ると、大前がこれを直接決めて勝ち越しに成功。

 神戸は最後まで同点ゴールを目指し、アディショナルタイムに絶好の位置でFKを得るも、渡邉が放ったシュートは杉山にセーブされ、直後にタイムアップ。 清水は10戦ぶりの勝利を手にし、逆にホームで4敗目を喫した神戸のネルシーニョ監督は「あってはならないこと」と、肩を落とした。

【チーム採点・寸評】
神戸 4.5
「立ち上がり相手に押し込まれ動揺した」(ネルシーニョ監督)と、序盤から劣勢を強いられた。主力7人が不在で、攻め手を欠いたまま、清水に白星をプレゼントした。

清水 6
長沢の高さや、P・ウタカ、M・デュークの機動力を活かし、チャンスを創出。終了間際にはヤコヴィッチ退場というアクシデントがあったが、最後まで集中を切らさずリードを守り切った。

【神戸|採点&寸評】
GK
22 山本海人 5.5
2失点はともにシュートを褒めるべき。逆に前半終了間際には平岡のヘッド、58分にはP・ウタカとの1対1をストップするなど、多くのピンチを凌ぎ、チームを鼓舞した。

DF
4 北本久仁衛 5
長沢、P・ウタカの対応に苦戦し、ふたりの連係から二度、ビッグチャンスを作られた。周囲とコミュニケーションを取りながら最終ラインを牽引しようとしたが、清水の攻撃陣を止め切れなった。

5 岩波拓也 5
ボランチと同じ位置まで上がり、パスを供給するなど、前への意識は感じられた。しかし精度が低く、13分にはパスをカットされ、失点の原因になった。75分には悔しい途中交代。

14 増川隆洋 4.5
序盤からP・ウタカらにプレッシャーを掛けられ、上手く前線へフィードを通せなかった。負傷明けということで身体が重たそうで、前半のみでピッチを退いた。

MF
6 高橋峻希 5
24分にはカウンターから渡邉へロングパスを通し、同点ゴールを演出。ただ、対面のM・デュークの圧力に負け、何度も突破を許すなど後手を踏んだ。

16 チョン・ウヨン 5
前半は清水の激しい守備に良い形でボールを受けられず。低い位置に押し下げられ、無難な散らしに終始した。後半はやや改善したものの、いつものリズムではなかった。

17 田中英雄 5.5
持ち味の身体を張ったディフェンスで清水の進攻を食い止めた。一方、自陣ゴール前で大前にボールを奪われるなど緩慢なプレーも。後半には何度かカウンターの起点になった。

8 高橋祥平 5
左ウイングバックで先発出場。ただ、パスを受けても上手くつなげず、対面の河井に主導権を握られるなど、専門外のポジションでは良さを出せなかった。後半からは本職のストッパーに移る。

9 石津大介 5
幾度も左からのカットインを見せるも、単調なリズムのドリブルはすべて相手DFにブロックされた。渡邉とのワンツーでペナルティエリア内に侵入して迎えたチャンスも活かしきれなかった。

19 渡邉千真 5.5
高橋峻のフィードに抜け出し、速いクロスをゴール前に入れて相手のオウンゴールを誘発。劣勢時に貴重な同点ゴールをもたらした。後半途中から中盤2列目の右に移ると、存在感は希薄になった。

FW
13 小川慶治朗 5.5
スピードでヤコヴィッチを振り切るなど、チャンスには絡んだ。84分には奥井のクロスに合わせ、あと一歩のところまでゴールに迫る。1発で決め切る力が欲しかった。

交代出場
DF
25 奥井 諒 5.5
チームがリズムに乗れないなか、後半頭から出場。なかなかパスが回って来ず、仕掛けられなかったが、84分には好クロスを小川へ。決定機は作り出した。

FW
29 田代容輔 5
1トップに入るもシュートは0本。ここ数試合と同様、流れを変える役割を求められたが、結局この日も持ち味を出すことはできなかった。

MF
27 フェフージン 5.5
相手に押し込まれる展開では、ドリブルで持ち上がる得意のプレーは見せられず。中盤で必死にボールを追い、なんとか攻撃につなげようとする姿は良かったが……。

監督
ネルシーニョ 4.5
守備を重視し、左ウイングバックに高橋祥、ボランチに田中を起用。しかしこの采配が完全に裏目に出て、チームはまったくチャンスを作れず。後半頭から奥井を投入するも、効果は薄かった。