第59回全国高校軟式野球選手権大会最終日は31日、明石市の明石トーカロ球場でおこなわれ、中京（東海・岐阜）は同日午前に延長46回から再開された崇徳（西中国・広島）との4日がかりの準決勝で、50回無死満塁から後藤の2点二塁打などで3点を奪い、3－0で勝った。
午後に行われた決勝で中京が三浦学苑（南関東・神奈川）を2－0で下し、2年ぶり7度目の優勝を果たした。
中京の松井は準決勝で50回登板し、決勝では5回3分の2救援登板した。
27日の準々決勝からは5日連続の登板だった。
三浦学苑の佐久間から空振り三振を奪い優勝決定。
中京の松井は誇らしく、右腕を天に向かって突上げた。
午前に行われた4日目の準決勝で709球を費やし、決勝では救援。
大会4試合で千球以上を投じた。
「日本一を勝ち取って疲れはない」
軟式の「鉄腕」にふさわしい言葉だった。