写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

小さな睡蓮の池

2023年07月29日 | 写真日記
    [花陰に蛙が]

山里の小さな池を朝陽が明るくして睡蓮の花が開いてきました。
なにかが動いて睡蓮の葉が揺らぎそちらに目をやると艶やかな目を光らせたトノサマガエルが花の陰からこちらを覗いていました。
花に集まってくる昆虫などを狙っているようです。
じつはこのトノサマガエルも環境の変化でどんどん数を減らしていて国から「準絶滅危惧種」に指定されているそうです。

    [私の「モネの池」]

睡蓮の絵で有名なモネの描く池のようだと言われてここ数年でずいぶん知られた岐阜県の「モネの池」、それほどではないものの写真の小さな池は私にとっての「モネの池」かもしれません。
というよりもこの地域で暮らす動物や植物にとっては「命の池」かもしれません。
この小さな池を水源とする周囲の田畑を含めての環境がこの地の多様な野生の動植物を生かしています。

    [美しく]

よく見ると花の蜜を狙ってくるちいさな蜂やアブのような昆虫たち。
最初の写真のカエルはこの昆虫たちを狙っていたのでしようね、それにしてもピンクのすてきな花です。
私にとっての「モネの池」でしばらく楽しませてもらった朝でした。

朝陽が入ってきてトンボや虫たちも動き始めた山里の池で撮った睡蓮の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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チョウトンボ 不思議なトンボ

2023年07月27日 | 写真日記
    [蝶のように舞う]

猛暑が続く河北潟で不思議な美しいトンボが姿を見せています。
水辺で蝶のようにひらひらと飛ぶところから「チョウトンボ」と呼ばれる珍しいトンボで、絶滅危惧種とされています。
毎年のように写真を撮ってはいますが、ついついその蝶のように飛ぶ姿に見入ってしまいます。

    [七色に光る]

光を受けると見る角度によって変化し、虹色に輝いたり、黒く見えたりします。
翅の形も前翅は細長く、後翅は幅広く、蝶のように見えます。
 本当に不思議な存在感のある美しい蝶のようなトンボです。

    [環境の変化のなかで]

 水辺の植物にとまったり、雌雄のペアで飛んだりするのをよく見かけますが、繁殖は水中で行うということです。
幼虫は水草や水底の泥に潜んで暮らし6月から9月にかけて成虫となりトンボとしてデビューします。
 環境の変化や開発でその数が少なくなり絶滅が心配されています。

河北潟に隣接する水辺公園で飛び始めた珍しいトンボの写真をアップして[写真師の新カメラ日記]更新しました
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
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オニユリ 咲き始めた砂丘

2023年07月24日 | 写真日記
    [夜明けの雫]

海岸線の砂防林に今年も黄色いオニユリが咲き始めました。
  ひとつ咲き次々に咲くオニユリの人寄せつけぬ荘厳さあり 鳥海昭子
鳥海昭子NHKの「誕生日の花と短歌」でよく知られた歌人で、私もよくラジオから流れる彼女の短歌を聞きながらその感性の豊かさと選ぶ言葉に感嘆していたものです。

    [林に赤く]
    鬼百合の花弁と蕊と反り合はず 鷹羽狩行
まだ少し雨露を残して少し重そうな大きな花が咲いていました。

    [砂防柵に沿って]
   鬼百合を咲かせて里の垣ひくし  鈴鹿けい子 
海浜から寄せてくる砂を防ぐ柵に沿って鬼百合が咲き始めていました。
まだほとんどが蕾を持っていて、これから見ごろを迎えますね。

金沢の隣、白山市の海沿いに広がる雨上がりの朝の砂丘で咲き始めた「荘厳」という花言葉をもつ鬼百合の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
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バラ園で雫遊び

2023年07月22日 | 写真日記
    [赤いバラ]

一昨日に打ったコロナワクチンの副反応だったのでしょうか、昨日は少し熱もあり朝から夜まで倦怠感に悩まされる一日でした。
今朝は起きてみるとスッキリしていたので朝になってからのブログ更新です。
そんなことで連れ合いの入院している病院に見舞いにも行けず、土日祝日は面会禁止ということで明後日の月曜まで面会はお預けということです。
赤いバラの花言葉 は「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」などですが、それに涙のような雫がつくと「泣きたいほどに」という言葉がつくかもしれませんね。

    [オレンジ色の薔薇]

オレンジのバラの花言葉は「絆」「信頼」だとか。
最近は時間があるとYouTubeで歌謡曲を聞くことがよくありますが、わたしが田舎の中学生だったころに強烈な印象を受けた歌手として「水原ひろし」があります。
  濡れたブラウス 胸元に
  雨のしずくか ネックレス
  こきざみに ふるえてた
これはその水原ひろしが歌った「黄昏のビギン」の歌詞の一説です。
付き合い始めて間もない二人の小雨の中のデート、言葉も出ないままただ歩き続けた日のことを詠ったのだと思いますが、作詞は永六輔、作曲は中村八大という当時の新進作詞家、作曲家の作品でした。
ついつい自分の若き時代を思いおこす歌の一つです。

    [梅雨明け 空蝉]

金沢も梅雨が明け、これから猛暑と予想される「盛夏」という季節に入りました。
バラ園の薔薇の葉にアブラゼミの抜け殻がついていました。
まだ弱弱しい声でしたがセミの声もどこかから聞こえてきました。

夜明けのバラ園、「しんぶん赤旗」早朝配達終了後の少し雨が残る梅雨明けの朝の薔薇と雫コラボ写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
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夕霧峠で撮る北アルプスの夜明け

2023年07月19日 | 写真日記
    [午前4時22分]

夜明け前の北アルプスの峰々です。
大急ぎで「しんぶん赤旗」地域配達を終了させて医王山夕霧峠に立ちました。
まだ深い眠りの中の砺波平野を見守るように剣岳の特徴のある峰の左右に広がる北アの峰の連なりが背景の朝焼けのなかに浮かんでいます。

    [午前4時51分]

富山湾上空から広がる雲を赤く染めて朝陽が姿を見せました。
晴れた日の夜明けはもちろん好きですが、想定外のこういう「夜明け」「朝焼け」にも心が揺れ動きます。

    [午前4時54分]

望遠レンズで切り撮った北アルプスの主峰、朝焼け色に染まった「剣岳」です。
気象条件によっては日本海富山湾の向こうの朝日岳(新潟県)から長野、岐阜にわたる北アルプスの山並みとその下に広がる富山湾から砺波平野、さらに白山連峰までが大パノラマとして姿を見せる医王山夕霧峠。
何度行ってもすばらしいスポットです。

天候が回復、大雨の跡が心配でしたが新聞配達を早く終了して午前3時40分に夜明け写真撮影に医王山へ向かい夕霧峠からの朝焼け写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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総選挙勝利 党創立101周年記念 時局講演会

2023年07月17日 | 写真日記
    [藤野やすふみ]

演説会終了後のロビーであいさつする「藤野やすふみ」さん
右隣は山添拓さんです。

    [村田茂 石川一区候補]

金沢市を選挙区とする石川一区候補の「村田茂」さん。

    [北陸信越ブロックからこの人を]

「藤野やすふみ」さんです。
定数が1減の北陸信越ブロックですがどうしても議席回復させないわけにはいかないこの方です。

    [山添拓参議院議員]

この日の弁士「山添拓」さんはこの国が抱えている問題とその答えをわかりやすくテンポよく語って参加者の共感を得ていました。やはり大人気です。
演説会の様子は日本共産党石川県委員会ユーチューブで公開しています。
「 総選挙勝利 党創立101周年記念 時局講演会 - YouTube  」

熱中症アラートの出続ける猛暑のなか日本共産党石川県委員会主催の演説会、藤野やすふみさんなどの写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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山里の花

2023年07月14日 | 写真日記
    [ヤブカンゾウの花]

花言葉は「悲しみを忘れる 愛の忘却 一夜の恋 順応性」などだそうです。
万葉のころから「忘れ草」として詠われるなどよく知られていた花のようで、金沢の山里では今を盛りと咲いています。
よく似た花に「ノカンゾウ」もあり、これから山里で咲き始めます。

    [キバナコスモス]

キバナコスモスの花言葉は「自然美 野性的な美しさ 幼い恋心 」だとか。
開花時期が6月から11月と一般的なコスモスに比べ長い期間楽しめる花ですね。
色は本当に黄色いものから写真の花のように赤に近いオレンジもあります。
酷暑のなかでこの花を見ると「もう少しで涼しくなる」と思えるから不思議ですね。

    [ヒマワリ]

主のいなくなったお宅の庭の草の中から一本ヒマワリの花が顔を出していました。
本来元気で賑やかなイメージの花ですが限界集落にある荒れた庭で見ると寂しくなります。
ちなみにヒマワリは「父の日」の花だそうですよ。

雨が心配でしたが時間がとれたので夜明けの山里へ、自然のなかの夏から秋を感じる花の写真をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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河口の夜明け

2023年07月10日 | 写真日記
    [朝焼け]

少し写真を撮りに出られない日が続いていますので、ちょうど一年前の朝に犀川河口で撮った写真をアップしています。
夜明けにすばらしい姿を見せる河口ですが、この日は雲も多かったのであまり期待していなかったわりにはいつもと違う朝焼けを見せてくれました。

    [ベンケイガ二]

朝陽が河口に到達したとたんに、この時を待っていたとばかりにぞろぞろと巣穴から姿を現して餌を取りに水辺に移動する弁慶蟹(ベンケイガ二)たちです。
立派な名前ですが海水と淡水が混じり餌の多い河口で過ごしている赤く美しい小さな蟹です。

    [カワトンボ]

朝陽の届くのを待っていたのは蟹だけでなくトンボも飛び始めました。
清流を好むといわれるカワトンボ、写真のトンボはそのうちの「ハグロトンボ」でしょうね。
私が子どものころは川の流れのいたるところで飛んでいて、村の子どもたちのいい遊び相手をしてくれていたトンボです。

一年前に撮影の夜明け写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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コウノトリの巣立ち

2023年07月08日 | 写真日記
    [子育ての仕上げに]

嬉しい日がやってきました。
抱卵を始めてから約4か月、豊岡で生まれた雌と大陸からの野生種とみられる雄のコウノトリのペアが育ててきた二羽の雛が巣立ちしたと津幡町教育委員会からの発表があったようです。 (コウノトリ2羽巣立つ 津幡で初確認(北陸新幹線で行こう! 北陸・信越観光ナビ) - Yahoo!ニュース )
写真はその巣立ちの前後となる4日に撮った親子3羽の姿です。

    [親鳥が離れるとき]

雛に持ってきた餌を巣において親鳥が離れていきます。 
雛が小さいときは親鳥の二羽と雛鳥の二羽の4羽が仲良く巣の中にいたこともあったのですが、今では雛鳥の二羽だけでも狭い感じで、親鳥が長く過ごすことは無くなりました。 

[成鳥としての二羽]

この写真を撮った2日前の7月2日におそらく右側の雛が巣立ちし、左側はこの日の翌日の5日に巣立ちしたと思われる一羽です。
これからは巣を離れて親鳥と一緒に河北潟周辺で行動しながら餌取りなどの生きていくための学習をしながら本格的な独り立ちをするとのことです。 
津幡町教委 はコウノトリを見つけても遠くから見守ってほしいと呼びかけています。

河北潟で初めて巣立ちした野鳥「コウノトリ」の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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7月の満月

2023年07月05日 | 写真日記
    [バックムーン]

二日遅れですが、三日の夜10時ごろ窓上部の右隅に満月の姿が見えました。
久しぶりに超望遠可能なコンデジで撮ってみました。
「バックムーン(雄鹿の月)」7月は雄鹿の角の生え変わるときだということからついた満月の呼び名だそうです。

    [青い月]

こちらは同じ月ですが、デジタルカメラのホワイトバランスを変えて現像した「青い月」です。
こういう遊びも楽しいですね、ナチュラルな姿は一枚目の写真ですが、こちらも捨てたものではないでしょう。

    [モノクロームの月]

こちらはモノクローム設定で撮った写真です。
私が一番好きなのはこの「月」かもしれません。
若くして子供たちを残して逝った私の兄の名前に「月」がつくものですから、夜空の月、特に満月の場合は大好きだった正義感の強かったその兄のことが思い起こされます。
思い出のなかのこの兄はなぜかモノクロームの凛とした姿で現れます。

7月3日の満月「バックムーン」の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
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