写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

虹と夕景

2018年10月31日 | 写真日記
    [帰路の夕景]

先日娘夫婦の運転で富山市方面にドライブ、すてきな美術館ですてきな作品を見ての帰りにドキドキするような夕景と出会いました。
私も長い間夕景写真を撮り続けていますが、これほどの夕景を見るチャンスはそうあるものではありません。
高速自動車道路の向こうを覆う雲の裂け目から広がるすさまじいまでの夕焼け、それを疾走する車から切り撮る。
自分で運転しているときにそんなチャンスに恵まれても高速道路では停車するわけにもいかず、もちろんカメラを手にすることもできません。
この日は娘夫婦のおかげでめったにないチャンスにシャッターを切ることができました。
感謝です。

    [窓枠の向こうに虹が]

富山市で最後に立ち寄った広く美しい美術館で作品を楽しんだ後、大きな窓から雨上がりの空を見ると窓枠の向こうに虹が立ち上がっていました。

    [大きな風景の中の虹]

窓枠の無い広いガラス窓の方から見ると、北アルプスの上を覆う大きな雲を突き破り、さらに上の蒼穹に届けとばかりに立ちあがる虹。
北アルプスの峰々から日本海に至る険しく広い越中平野らしい、なんともスケールの大きな風景との出会いでした。

先日の富山市へのドライブ、その帰路に撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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樂翠亭美術館を訪ねる

2018年10月30日 | 写真日記
    [金工家 長谷川竹次郎]

連れ合いと一緒に娘夫婦に案内されて富山市にある素敵な庭のあるお屋敷、「楽翠亭美術館」を訪れました。
ちょうど企画展として「対話する金属 長谷川竹次郎の世界」が催されていました。
写真はすてきなお庭を背景に展示された金属製の虫「バッタ」です。
しげしげと眺めいる私を「お前は誰だ!」とばかりに睨みつけていました。

    [野の虫たちが・・・]

「・・・四季の移ろう庭園の美と共に日本建築の匠の技や、和の空間で見る工芸や絵画、そして現代美術までをゆったりと鑑賞して頂けましたら幸いでございます」(ご利用案内)との館長さんの言葉の通りすばらしい庭と日本建築。
その庭を眺める回廊にも長谷川竹次郎の金工作品が展示されていました。
とてもいい感じに息づいているような作品たちが庭や建物に馴染んでいました。

    [撮影可の美術館]

とても配慮のある掲示板でした。
いまはスマホも含めて写真が意思伝達の主要な道具となり、SNSなどのネットが伝達を受け持つ手段として一般化しています。
美しい作品を見ての感動はすぐにでも友達などと共有したくなります。
最近は撮影可の美術館や企画展示、写真展が増えていて喜んでいます。
この美術館のようにカメラを向けていいものといけないものを明確に表示してもらうととても助かります。

初めて訪れた富山市の小さな美術館での写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。

#樂翠亭美術館 #対話する金属長谷川竹次郎の世界



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収穫後の林檎の木 野鳥のために

2018年10月29日 | 写真日記
    [野鳥に残すいくつかの林檎の実]

10月も終わりを迎えて山の斜面にあるリンゴ畑も収穫を終えたようで、いくつか枝に残された赤い実が目立ち始めました。
多少傷がついたり虫のついたものもありますが、農家の方たちが冬の餌に苦労する野鳥たちに残してやっているとも言われています。

    [もいだ林檎の木に残る]

収穫後のリンゴ畑で、なぜかこの樹だけに10ヶほどの実が残っています。

  わくらばの梢あやまつ林檎かな 蕪村

ネットで見かけた蕪村が詠んだ句ですが、この写真のような状況の林檎の木をみかけての作でしょうか。
リンゴ園によってはこの先の寒さと霜や雪により甘味がさらに強くなるのを待つ樹もありますが・・・。
金沢周辺では基本的にリンゴの収穫は終わりいよいよ晩秋から初冬という季節になります。

    [最後の一葉]

林檎の木に赤く色づいた葉が一枚揺れていました。
まるでO・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」を思い出してしまいました。

収穫が終わり鳥たちのために残された林檎の実、リンゴ園で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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ときには仰ぎ見るバラの花

2018年10月28日 | 写真日記
    [赤いバラ]

先日近所にあるバラ園でふと仰ぎ見ると赤いバラの花が一輪、曇った空に咲き広がっていました。
思い切ったハイキーで切り撮ってみました。
頭上で咲くバラの魅力を楽しんでくださいね。

    [ピンクのバラ]

秋らしく紅葉した桜を背景にピンクのバラが周りの花を見降ろすように咲いて存在感を示していました。
この日見た一番秋のバラらしい姿を見せてくれました。

    [白いバラ]

曇り空の合間から姿を見せる青空。
その青空に向かって二輪の白バラが伸び上がるように咲いていました。
白いバラを見ると第二次世界大戦のナチ政権下で抵抗運動を繰り広げ弾圧されたドイツの大学生たちの「白バラ運動」を思い出します。
日本ではいま平和憲法のある中で憲法擁護の責任がある安倍首相そのものが平和憲法を改悪し戦前回帰を目指すかのような自民党憲法案を国民に押し付けようとしています。
日本の右傾化ともいうべき状況を見るにつけ、あの白バラ運動の若者たちに学び危険な社会状況に警鐘を鳴らさなければと思っています。

近所のバラ園で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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金沢市南部の秋を楽しむ

2018年10月27日 | 写真日記
    [雑木の山カラフルに]

金沢市南部の丘陵でいま雑木の紅葉が進んでいます。
連れ合いと犀川上流から内川ダムに至る林道から見る山の斜面がカラフルな彩りに包まれています。
先日見た白山のブナ原生林とはまた一味違った紅葉でした。

    [彩りの沢の滝]

この林道を通る時にはいつも一息入れる沢を流れ落ちる小さな滝も色づいたトンネルを潜り抜けてきます。
いつもは構図の中のポイントになるものを探すのですが、さすがにこれだけの彩りなのでポイントばかりで迷うほどでした。

    [マムシグサの赤い実]

林道を走っていると道路わきの草むらの奥に時々真っ赤な実のようなものを見かけます。
春にはよく目立つマムシグサの秋の実りです。
あまりにも鮮やかな色艶なので不思議な気がします。

金沢市を取り巻く南部の丘陵で撮った写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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十六夜の月 十月桜がちらほらと

2018年10月26日 | 写真日記
    [十六夜 未明の月明かりを受けて]

十六夜の未明の月明かりを受けながら新聞配達を終了し、夕景夜景の撮影スポットである近くの大乗寺丘陵公園へ。
「月明かりの下の金沢市街と日本海が撮れるかもしれない」との淡い期待を胸に駈けつけた丘陵公園。
夕方はたくさんの方たちが憩う場所ですが、さすがに未明の5時前とあっては広い公園を私が一人占め。
もっとも金沢市南部の丘陵入り口にあたる場所なので、ときにはクマやイノシシなどの出没情報もあるところなので気を付けながらですが三脚をたてて撮って来た写真です。
もう少し月が海面に近ければイメージ通りだったのですが・・・、これはこれですてきな情景でした。

    [十月桜がちらほらと]

月明かりの下で白いものがチラホラと見えます。
これから花の季節を迎える「十月桜」です。
ほぼ一年を通して花を見せてくれる四季咲きの桜ですが、10月末から11月にかけて見頃を迎える花の小さな桜です。
金沢の初雪のころ、降る雪の中で健気に咲くこの花を見ると抱きしめたくなります。

PC操作でアクシデントがありこんな時間になってしまいました、今日の未明に撮った写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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御近所カメラ散歩 桜の紅葉

2018年10月25日 | 写真日記
    [燃えるような桜の紅葉]

我が家近くを流れる犀川の支流の支流「久安川」の堤防を彩る桜並木の紅葉です。
ここ数日で川の両側に続く並木の紅葉が急に進み、いま見ごろを迎えています。
小さな川ですがこの季節には鮭の回帰と産卵の光景も見られる貴重な川です。
春の桜と共に秋も楽しめる私にとっては嬉しい撮影スポットです。

    [川面も染めて]

例年はこれほどの赤い色を感じていなかったのですが、なぜか桜の葉の色が濃く感じます。
鴨たちが遊ぶ川面が赤く染められるこのあたりも鮭の産卵場所になります。
間もなく赤く染められた母なる川に帰り着いたサケの姿を見ることができるかもしれません。

    [金沢市営陸上競技場の桜紅葉]

久安川から少し離れた場所ですが、私のブログではよく登場する富樫バラ園の隣に位置する陸上競技場の桜です。
少し遅れているようですがこちらの桜の紅葉も間もなく盛りを迎えそうです。
春はグランドのトラックの周りを取り巻くように咲く桜の名所として知られていますが、秋にも素敵な光景を見せてくれています。

    [金沢市長選挙に力を]
11月4日告示で金沢市長選挙が始まります。
とかくの噂があり、市民の声を聴こうとしない現職市長に対して「市民の声を市政に」と金沢市民の会から「南しょうじ」氏が立候補を表明し日本共産党が推薦しての短期間の闘いになりますが活動が開始されました。

このところ紅葉写真が続いて恐縮ですが、今日もご近所の桜の紅葉が素敵だったので写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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白山の紅葉を楽しむ

2018年10月24日 | 写真日記
    [白山登山口は紅葉たけなわ]

いま白山のブナ原生林は紅葉たけなわで石川県白山市から岐阜県白川郷に抜ける山岳道(ホワイトロード)は紅葉狩りの車で渋滞するほどのようです。
私も16日のブログ記事にも書いたように一週間ほど前に楽しんできたところです。
最近は連れ合いとのリハビリをかねての散歩が日課になっていますが、22日は盛りを迎えている白山の紅葉をホワイトロードから反対側の白山登山口として知られる白峰村の一番奥、別当出会いまで車で行き写真のような紅葉を楽しんできました。

    [白山公園線から見る紅葉]

こちら白峰町から市ノ瀬、別当出会いへと伸びる「白山公園線」は登山の方たちの使う主要道で、別当出会で車を降りて砂防新道や観光新道という登山道に向かいます。
写真はその公園線の自然保護センターのある市ノ瀬近くから見た紅葉の峡谷と白山連峰の姿です。
すてきな紅葉を連れ合いと二人で楽しんだひと時でした。

    [西山から見る紅葉の白山全景]

白山眺望の山として知られる白峰村の西山から見る白山全景です。
公園線に入る前に紅葉の白山の全景を見たいと辿った西山の白木峠ですが、ご覧の通り白山は頂上付近が秋色を濃くして美しい風景でした。

白山公園線側から見た白山の紅葉の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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石川県民の暮らしを支える職人の手

2018年10月23日 | 写真日記
    [大工職]

「石川の技能コンクール」という催しがあります。
石川県民の暮らしを支える身近な職人、それも若い人たちが技能を競う催しです。
そのなかでも私の興味をひく職種の一つが大工さんです。
子どものころ建築現場で見ていた大工さんの扱うカンナからまるで紙テープのように、魔法のように出てくる鉋屑は驚きでした。
21日の催しでもそんな技を若い職人さんが見せてくれました。

    [調理職人(板前さん)]

この催しで若い職人さんの仕事ぶりを撮らせてもらい始めてもう10年もたつでしょうか。
かつては男の世界だった職人の世界に女性の姿が目立たないほど多くなっています。
とくに調理職人の腕を競うこの催しにはずいぶん前から女性が参加していてドキドキするように研ぎあげた包丁を巧みに操り繊細な料理を生み出しています。

    [建具職人]

家屋に和室がほとんどなくなってきて障子やふすまに棚など、いわゆる建具の仕事が激減しているようです。
けれども金沢ではまだまだ和風建築や町屋の修復など腕を振るう場所が多くあり、コンクールにも多くの若い職人が参加していました。

石川県民の暮らしを支える若い職人の手の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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日本海への入り日と十三夜の夕月

2018年10月22日 | 写真日記
        [夕陽が海面を]

昨日はちょうど日曜日で天候も良く、金沢市の高台にある大乗寺丘陵公園は家族連れや若者、犬を連れての散歩やジョギングの方たちの姿が多く見られました。
日没時間には大きな夕陽が金沢沖の海面に接してひときわ明るく輝きました。
さすがに金沢市有数の夕陽スポットからの眺めには胸を打つ美しさがありました。
嬉しい夕方でした。

    [金沢沖の空を染める夕陽]

日没の少し前、夕陽が日本海の水平線に近づき金沢の沖合の空を赤く染めていました。

    [十三夜の夕月]

10月21日は9月の中秋の名月と並んでその美しさをたたえられる月が見られる十三夜でした。
まだ明るさの残る丘陵公園の上空には美しい十三夜の月が昇っていました。

昨21日の夕方、金沢市大乗寺丘陵公園で撮った夕月と夕陽の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



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