写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

柴山潟から見る朝の白山連峰

2019年02月28日 | 写真日記
    [朝焼けの白山連峰]

いつもの河北潟ではなく石川県と福井県の県境にある加賀市片山津の潟湖「柴山潟」の畔から夜明けの白山連峰にカメラを向けました。
放射冷却による冷たい朝でしたが想定以上の見事な朝焼けが白山連峰を境に空と湖を染め込みました。
寒さに指先が痺れていることも忘れてシャッターを押し続けていました。

    [峰から伸びる光の架け橋]

白山連峰の峰を越して朝陽が姿を現すと一条の光の帯が私の足元目指して長く巨大な架け橋のように伸びてきました。
潟の一番奥では寒さのためかよく見ると無数の気嵐が立ちあがり白く広がっていました。

    [白山を眺望]

夜明け写真を撮り終わり小休憩の後の帰路、柴山潟湖畔公園近くから柴山潟の向こうに広がる雪に覆われた白山連峰の見事な眺望を目にしました。
チャンスがあればもう一度撮影に挑戦したいとおもうすばらしい眺望でした。

加賀市柴山潟の夜明けと白山連峰の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #加賀市 #柴山潟 #白山連峰 #夜明け #片山津



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ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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見つけました ヤマセミ・カワセミ・カワアイサ

2019年02月27日 | 写真日記
    [犀川上流 ヤマセミ]

金沢市内を潤し兼六園に流れ込む辰巳用水は犀川上流域で取水されます。
その犀川流域で時々飛ぶ姿を見かける白い鳥、何という名前の鳥か長い間わかりませんでしたが数年前の春に「ヤマセミ」という川魚を餌とする水辺の鳥であることを知りました。
そのヤマセミに出会いました、相変わらず用心深い鳥で私に気づくと途端に飛び立ってしまいました。
かろうじて一度だけシャッターを切ることが出来たのがこの写真です。

    [兼六園のカワセミ]

朝にヤマセミを見た同じ日に連れ合いとのリハビリ散歩として兼六園の梅林を訪れました。
すてきな梅の花を愛でて、その帰路の瓢池の脇を通りかかると張り出した木の枝に鮮やかなヒスイ色の鳥の姿を見つけました。
兼六園で時々見かけることのある「カワセミ」です。
兼六園は知る人ぞ知るバードウォッチングのスポットで、近くの浅野川や犀川そして卯辰山をはじめとする緑豊かな山里から様々な種類の野鳥が姿を見せることで多くの鳥好きな人たちを喜ばせています。
滅多に見ることのないヤマセミを見た同じ日にカワセミと出会ったのは偶然とはいえ嬉しいことでした。

    [金沢城 イモリ掘のカワアイサ]

兼六園から21世紀美術館に向かっての出口の向かい側にある金沢城の石垣沿いにある外堀がイモリ掘です。
その水面で二・三羽の水鳥を見かけたので近づいてみると犀川から来たのか、浅野川から来たのか美しい水鳥「カワアイサ」が暖かい日差しを受けてのんびりと浮かんでいました。
この日は珍しい三種の水辺で暮らす鳥たちとの出会いを楽しみました。

金沢市内で撮った野鳥の写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #金沢市 #兼六園 #野鳥 #カワセミ #ヤマセミ #カワアイサ #浅野川



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兼六園梅林は本格的に梅の季節

2019年02月26日 | 写真日記
    [紅梅]

観光客でいっぱいの兼六園にいってきました。
目当てはいよいよ寒梅から本格的な春の梅に代わろうとする季節の梅林です。
兼六園の春一番の観光スポットとして多くの方たちが梅の写真を愛で、スマホやカメラで写真を撮って楽しんでいました。
3000平方メートルに20種300本という梅の樹がこれから本格的に花の季節を迎えようとしています。

    [白梅]

空の青さに白い梅の花が映えています。

    [黄色いのはマンサクの花]

いま梅林で数は少ないものの、その黄色い花で目立つのが「マンサク」の花です。
「まず咲く」という言葉からその名前になったという「マンサク」ですが、寒梅と同じころ兼六園を彩る花の一つです。
この黄色い花を見ると兼六園が春を迎える季節になったと思わせる、私にとっては春を実感できる嬉しい花でした。

金沢市兼六園の梅林で撮った写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #金沢市 #兼六園 #梅林 #庭園 #早春 #花



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男はつらいよ 雄キジたちのテリトリー争い

2019年02月25日 | 写真日記
    [雄キジの壮絶な争い]

春を迎え冬の休耕期間の畑地の草原では人知れず雄キジたちによる熾烈な争いが続けられています。
いよいよ繁殖の季節を迎える野鳥たちはパートナーの獲得や子育てと多忙な日々になりますが野鳥の世界ではパートナーと安心して子育てできるという繁殖の場を獲得するための大変な任務があります。
写真はそのテリトリー争い真っ最中の雄キジの争いです。
闘鶏のように互いに飛びあがり鋭い爪で攻撃し合い、勝利者が残り敗者はこの好条件の地を去ります。

    [のどかに見える二羽のキジ]

こうして見るとまだ霜の残る畑地を立派なキジが二羽仲良く並んで餌を探しているように見えましたが・・・。
私の気配を感じているはずなのに遠ざかろうとせずに互いのようすを探っているように見えました。

    [闘志みなぎる形相で]

やがて互いに姿勢を低め、まるで相撲の立ち合いのように闘志みなぎる形相でにらみ合います。
やがて一枚目の写真のように機が熟したのか一羽が突然の跳躍、もう一羽も一瞬の間をおいて鋭い爪を出しながら跳躍しました。
まあどちらがどちらか判断できないのですが、争いを繰り返しながら移動していきました。
もう二カ月もするとこの畑地で勝利した雄キジに守られながら餌を採る母キジと雛の姿を見ることになるのでしょうね。

昨日の朝の河北潟夜明け撮影の後に出会った干拓農地でテリトリー争いをする雄キジの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #金沢市 #早春 #自然 #野鳥 #河北潟 #キジ



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春はあけぼの・・・ 河北潟の夜明け

2019年02月24日 | 写真日記
    [北アルプスの峰から届く朝焼け]

ひさしぶりに夜明けの河北潟の岸辺に立ちました。
はるか遠くに見える剣岳や立山連峰、そして薬師岳の背後から大きくなる朝焼けが河北潟の湖面に峰々の影をすてきなシルエットにして運んできてくれました。
すてきな夜明けでした。

    [小さな船着き場の夜明け]

かつては内灘の漁師たちの舟で賑わった河北潟ですが、干拓工事完了で湖面の面積は僅かとなりさらに淡水化により現在は漁場としての役割は無くなっています。
それでも潟の岸辺には小さな船着き場があり小さな漁船も係留されているところもあります。
写真は潟の周辺にある排水用の水門を活用した船着き場から見た日の出直前の河北潟です。

    [河北潟から見る日の出]

遠くに小さく見える北アの薬師岳あたりに昇った朝陽が、ここ河北潟の湖面に光の橋を架けてすてきな朝焼けを届けてくれました。
これほどの夜明けを見たのは今年に入って初めてだったかもしれません。
なぜか「枕草子」の冒頭の言葉「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。」を思い浮かべてご来光を迎えました。

わが家の長寿猫に起こされ未明の空を見ると珍しく星が煌めいていました。夜明け撮影のチャンスと大慌てで河北潟へ、その写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #金沢市 #朝焼け #河北潟 #早春 #自然



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金沢市南部の古刹にクリーム色のしだれ梅

2019年02月23日 | 写真日記
    [咲き初めるしだれ梅三景]

いえ「三景」というほどのことではないのですが、今日の連れ合いとのリハビリ散歩で毎年楽しみにしている梅の開花を確認してきました。
なんとなくうれしかったので少し大仰ですが「三景」として写真をアップします。
いまはほとんど蕾ですがこれから本格的な開花が始まります。





金沢市南部の古刹で毎年楽しみにしているクリーム色のしだれ梅の開花が始まりました。その写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #金沢市 #古刹 #しだれ梅 #早春 #自然



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早春の山里に生命の連鎖を見る

2019年02月22日 | 写真日記
    [水に浮かぶカラフルなタネ(?)]

山里で湧水がつくりだす小さな池から水路に流れ出す一筋の流れの出口のほんの小さなよどみの水面にとんでもなくカラフルな小紋模様を見つけました。
おそらくいつもはまだ雪の下になっているはずの場所なのでこれまで気が付かなかったものだと思います。
一粒一粒をよくよく見ると何かのタネのようで、おそらくこの池の周辺で育つ草木のタネだと思いますが・・・。
それにしてもこの山里、そしてこの池に通い始めて20年以上になりますが、まだまだ知らないことがいろいろあることを知った日でした。

    [早春 アカガエルの卵塊]

3日ほど前にこの池を訪れた時にはなかったアカガエルの卵塊です。
まだ雪の季節に子孫が無事に育つように天敵のイモリやサンショウウオの活動が不活発な間にいち早く産卵行動を始めるアカガエルの卵塊です。
本格的に「早春」と呼ばれるころには小さなオタマジャクシが泳ぎまわっていることでしょうね。

    [少し早い クロサンショウウオの卵塊]

アカガエルと競うように早くも産卵を始めた気の早いクロサンショウウオの卵塊もありました。
この卵塊から生まれたサンショウウオの子どもたちが自分で餌をとれるようになるころこの池にはモリアオガエルなど多くの蛙や昆虫の卵や幼体が生まれ、ちょうどサンショウウオの成長の糧となります。
今日は自然の中の命の連鎖をこの目で見られる早春の山里でした。

金沢市南部の山里で始まった生命のドラマ「アカガエル」「クロサンショウウオ」などの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #金沢市 #山里 #カエル #黒サンショウウオ #早春 #自然



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早春の山里にフキノトウ萌える

2019年02月21日 | 写真日記
    [早春の色 フキノトウ]

記録的に雪が少ない冬だったからでしょうか、例年ならまだ雪に覆われて人間には入り込めない金沢市南部の山里で早春の色、萌黄色のフキノトウが姿を現わしています。
枯れ葉に覆われた茶色の地表に鮮やかで柔らかな蕾を太陽に向けて背伸びをしていました。

    [こちらにも萌黄色ふたつ]

ゆっくりとあたりを探してみるとすぐ近くにも仲良く並んでフキノトウが二つ見つかりました。
山里はもう獣たちにとって柔らかくて美味しい山菜の季節が来たようです。
これからは冬眠から目覚めたクマや、飢餓の季節をようやく生き抜いた獣たちの子育ての季節が始まります。

    [沢の音を聞きながら]

雪解け水を集めて小さな川に向かう沢の斜面にもいくつかのフキノトウが現れています。
このあたりで暮らすカモシカなどももうすぐ萌黄色のこの好物に気づくのでしょうね。
もう20年以上山里の生き物たちの暮らしを記録している私の主要な写真撮影フィールドがまたこのあたりの山里に帰ってきます。

金沢市南部の山里で出会ったフキノトウの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #金沢市 #山里 #フキノトウ #早春 #自然



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中村記念美術館の茶器と庭の梅

2019年02月20日 | 写真日記
    [霰棗釜(あられなつめがま)]

今日の連れ合いとのリハビリ散歩は雨も心配だったので屋根のある金沢市ならではの茶道関連の美術品を集めた小さいながらも趣のある金沢市立中村記念美術館に行きました。
写真は茶道に関心ある方ならご存じの方も多い初代宮崎寒雉の作「霰棗釜(あられなつめがま)」です。
金沢市内には初代宮崎寒雉の銅鐘や三具足などの仏具が伝えられる寺社もあります。
美術館内の展示物にはカメラ撮影不可のものが多いのですが係りの方にお聞きすると撮影不可の表示のない作品はフラッシュ無しならば撮影可能という事でしたのでこの日一番印象に残るこの作品を撮影させていただきました。
なんとも品のある素敵な釜だと感じました。

    [庭のサザンカ]

中村美術館のすてきな茶碗で抹茶が飲める喫茶室から見えるお庭に小雨に打たれたサザンカが咲きこぼれていました。

    [紅白の梅が]

美術館の建物と美術館の付属施設となっている旧中村邸の間にある庭の梅林では紅白の梅がおりからの小雨に打たれながら咲き始めていました。
少し雨に打たれましたがすてきな散歩をつれあいと楽しみました。

金沢市立中村記念美術館内外で撮った写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #金沢市 #美術館 #茶器 #庭園 #梅



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北帰行の予感 湖面のハクチョウ

2019年02月19日 | 写真日記
    [春は湖面に集結 ハクチョウ]

春の暖かい日になると寝場所や餌場に集まっていたコハクチョウたちが潟の湖面に次々と集まってきます。
日本に越冬のために訪れる白鳥の多くは川や湖の湖面をねぐらとしているので湖面に浮かぶ白鳥はごく当たり前というイメージですが、ここ河北潟周辺では天敵が少ないからでしょうか水を張った田んぼがねぐらとなりその周囲の二番穂が実っている田んぼが餌場となっていて潟の湖面で白鳥の姿を見ることはほとんどありません。
ただ春を迎えて暖かくなり、そろそろ北の国に旅立つ日が近づいてくると多くの白鳥が湖面に集結します。
写真は餌場から移動して来たのでしょうか、一群の白鳥が湖面に着水するところを撮ったものです。

    [羽音を響かせて]

上の写真のハクチョウたちが私の頭上で羽音を響かせ先着の白鳥の群れがいる湖面に向かってくるところです。

    [着水のための降下態勢に]

風向きを見ながら風上に向かって着水できるように旋回して降下の態勢をとったところです。
このあと湖面に向かって降下し、一番目の写真のように着水しました。
河北潟で越冬し湖面に集結したハクチョウたちはこのあと5日から10日ほどすると風の具合の良い日に遠い北の母国へと旅立ちます。

河北潟湖面に集結するハクチョウの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]更新です。
#JRP #河北潟 #野鳥 #北帰行 #コハクチョウ



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