禁煙の病室で知事がたばこ 「気の弱さ」反省、愛媛 (共同通信) - 1月19日17時37分更新
愛媛県の加戸守行知事は19日の定例会見で、松山市の県立中央病院で人間ドックを受診した際、全館禁煙なのに控室だった病室でたばこを吸ったことを明らかにし「極めて不適切だった。反省している」と述べた。県民から指摘があり、公表を決めたという。
愛煙家の知事は「全館禁煙の認識はあったが、灰皿があったから…。気の弱さかもしれません」と釈明。「これを機にたばこをやめてはどうか」と突っ込まれ「私に禁煙しろというのは極論すれば死ねということ。人に迷惑を掛けないように吸いたい」と答えた。
会見によると、知事は昨年11月24日朝から人間ドックを受診。午後、医師から診断結果の説明を受けた後、個室の病室で喫煙した。本数は「覚えていない」という。灰皿は病院側が用意していた。
法律上は、病院が勝手に全館禁煙という姿勢を利用者に協力を依頼しているだけなので何ら問題はないと解しますが、平成15年の健康増進法の施行以来、受動喫煙に対する管理者の責任が明確になりましたので、常識的には問題のある事案だと思います。
それも、病院の最高の管理者でもある知事が、全館禁煙のお願いを無視して、病室に灰皿が置いてあったからといって、「気の弱さ」を理由に喫煙をされたのは、ヘビースモーカーの私としては解せますが、うーーーん、やっぱりダメですね。
しかし、一方的に全館禁煙にしてしまい、喫煙者の居場所を失くす方向も否定するものではありませんが、喫煙者の居場所を確保していただく事を、少しは検討していただければと思うのは無理なことなのでしょうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます