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財務省の傀儡どじょう政権

2011-09-01 13:11:34 | 断食
私が尊敬する松下幸之助さんが、生前、私財を投じて開校したのが松下政経塾です。




熱意のある若者を集め、講師には政界、財界を問わず超一流の人を招き、そして、給料までもらえる、松下幸之助さんが次代を担う人を育成するために創設した公益財団法人です。




次期首相の野田さんは松下政経塾の第一期の卒業生で、松下政経塾初の内閣総理大臣です。




政経塾の創設が1979年ですから、時代はロッキード事件により金権政治に対しての反発が強かった次代です。




当然、松下政経塾に入学した若き将来政治家を目指した人たちは、金権政治ではない、新しい政治家を目指したのは当然のことでしょう。




ですから、国民の生活第一の偉大な政治家、田中角栄氏の後継と見られている国民の生活第一の小沢一郎さんと敵対する議員が多くなります。












松下幸之助さんは生前、自民党から国会議員への出馬要請を受けたことがあります。




当時、松下幸之助さんは、“私なら国家予算を半分にできる”と言っていました。もちろん、その言葉を疑う余地はありません。




結局、松下幸之助さんは立候補はしなかったのですが、当時、秘書をしていた現みんなの党国会議員の江口克彦さんは、松下幸之助さんが立候補しなかったことをとても悔しがったそうです。




時々、国会議員が口にする“無税国家”“環境立国”のオリジナルは松下幸之助さんです。松下幸之助さんが議員になっていれば・・・。







何はともあれ、野田さん、玄葉さん、前原など政経塾出身の議員が政府の中枢を占めることになりました。




少なくても、この三人からは松下幸之助さんのエッセンスを感じることはできませんが、松下幸之助さんは天国から“それもまたよし”と言っているかもしれません。




果たして、財務省の傀儡政権に“素直なこころ”は、期待できるでしょうか.






佐下橋聡 拝