みんなの介護ニュース
千葉県の「お泊りデイ」は約4割がガイドライン違反。改定後に指導を強化する方針へ
2015/07/01 10:00
千葉県の「お泊りデイ」は約4割がガイドライン違反とする調査結果
特別養護老人ホームの入所待機者が約2万人と発表され、増設を予定している千葉県ですが、県内の通所介護施設が実施している「お泊りデイ」に関しては、驚くべきことに約4割のデイサービス施設が県の定めたガイドラインを遵守していない実情が判明したということです。
介護保険が適用されない「お泊りデイ」は、介護事業者が自主的に実施しているサービスであり、千葉県では2011年に実体調査を行った後、2013年にガイドラインを策定しました。今年の4月には国が指針を発表するなど、安全面などを強化する動きが全国的に高まっています。
千葉県高齢者福祉課のデータによれば、2015年3月末の時点で「お泊りデイ」を実施している施設は149ヵ所。そのうち、利用者一人当たりのスペースの広さなど、宿泊基準が県のガイドラインを下回る施設が66ヵ所もありました。
特別養護老人ホームをはじめとする介護施設が不足しているなか、通所介護施設が実施している「お泊りデイ」が利用者に必要とされていることも事実。県のガイドラインに強制力がないとはいえ、放置しておくわけにもいかないと県は判断。今後は国の策定した新しいガイドラインに合わせて内容を一部改定するとしており、現在は県民を対象としたパブリックコメントを募っており、7月中に施行しつつ指導を強化していく予定となっています。
千葉県の「お泊りデイ」は約4割がガイドライン違反。改定後に指導を強化する方針へ
2015/07/01 10:00

千葉県の「お泊りデイ」は約4割がガイドライン違反とする調査結果
特別養護老人ホームの入所待機者が約2万人と発表され、増設を予定している千葉県ですが、県内の通所介護施設が実施している「お泊りデイ」に関しては、驚くべきことに約4割のデイサービス施設が県の定めたガイドラインを遵守していない実情が判明したということです。
介護保険が適用されない「お泊りデイ」は、介護事業者が自主的に実施しているサービスであり、千葉県では2011年に実体調査を行った後、2013年にガイドラインを策定しました。今年の4月には国が指針を発表するなど、安全面などを強化する動きが全国的に高まっています。
千葉県高齢者福祉課のデータによれば、2015年3月末の時点で「お泊りデイ」を実施している施設は149ヵ所。そのうち、利用者一人当たりのスペースの広さなど、宿泊基準が県のガイドラインを下回る施設が66ヵ所もありました。
特別養護老人ホームをはじめとする介護施設が不足しているなか、通所介護施設が実施している「お泊りデイ」が利用者に必要とされていることも事実。県のガイドラインに強制力がないとはいえ、放置しておくわけにもいかないと県は判断。今後は国の策定した新しいガイドラインに合わせて内容を一部改定するとしており、現在は県民を対象としたパブリックコメントを募っており、7月中に施行しつつ指導を強化していく予定となっています。