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「英文法を疑う」<英語のお話

2008-02-20 21:01:20 | Weblog
という本ををかなり以前に読んだ。その本は自宅のどこかにまだあるのか、処分したかは覚えていない。
この本の著者は高校の英語教師だったと思う。

この本の中でこんなことが書いてあったと記憶している。

動詞にingを付けると、日本では「進行形」と「名詞形」と習う。
例えば、次の通り。

1、現在進行形
He is swimming now in the pool.
(彼はプールの中で泳いでいるところです)

2、名詞形
He is good at swimming.
(彼は水泳が得意だ)

本を書いた著者がアメリカに行って、「日本では動詞+ingを進行形と名詞形ということで学習させている」と説明した上で、上記の表現は「現在進行形?or名詞形?」と尋ねた。

するとネイティブの外人は首をかしげる、という。
具体的には上記の(2)に付いては、ほとんどの外人は「名詞形」と答えて問題は無かった。
しかし、(1)に付いては首をかしげて、何と約40%程度しか「進行形」と答えなかったそうである。つまり、残りの60%程度の人は「名詞形」と返答したそうである。

このことから考えて、著者は「ネイティブは進行形と名詞形の区別がない」と判断せざるを得ない、と結論づけた。

その様に考えると、上記の(1)を直訳すれば、
「彼は今、プールの中で水泳者として存在している」という訳になるだろうか。
しかし、この様な表現は日本では不自然である。
その為に、日本では「進行形」と「名詞形」に区分して学習させているのではなかろうか、というのが著者の意見でした。

皆さんはどう思われますか? 


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