goo blog サービス終了のお知らせ 

斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

9295TCで行く東京日帰りツアー

2017-05-28 22:57:15 | 関東鉄道
 5月14日に
 9295TCで行く東京日帰りツアー
 が開催され、お誘いを頂きましたので、参加してきました。その時の様子をレポートします。



 9295TCは1995年式のいすゞU-LV324L+富士7Eです。元京成バスで、1995年式のU代の7Eの中で数少ない中扉が引戸という仕様となっています。この9295TCは最初に取手に配置され、この時は土浦200か1115となっていましたが、竜ケ崎への転属に当たって登録ナンバーの変更が行われ、今の土浦200か1206となっています。そして、2017年に関鉄観光バスへ移籍し、関鉄観光バスの大型車にとって初となるLED車となっています。


 参加者たちは
 土浦駅東口
 に集合しました。ここでスタートとなります。


 スタートを前に軽く撮影。


 土浦駅を出発し、土浦高架橋を通って、学園大橋南交差点から国道6号線に入り、ひたすら南下します。国道6号線を南下していくということは常磐線と並行することになるので、荒川沖駅、ひたち野うしく駅、牛久駅と過ぎていきます。写真は牛久駅を過ぎて常磐線と並行するところです。先日の1688TCの貸切の時もここを通りましたが、その時は下り列車とすれ違いましたが、今回は列車と出会えませんでした・・・。
 桑原交差点?で国道6号線から別れ、JAとりで総合医療センターの脇を通っていきます。


 そして、常総線の寺原駅前にある取手営業所の前に来ると、踏切が閉まっているところに出くわしました。もちろん列車の接近はありません。取手営業所にはこの踏む切を渡って出入りしますが、その踏切は営業所からの遠隔操作だそうで、運転手さんが営業所へ連絡を取った上でバー開けてもらいました。


 こうして、
 取手営業所
 に到着しました。9295TCは取手からスタートしているので、里帰りとなります。取手営業所はすでにツーステが全廃されているので、久しぶりにツーステが取手にやってきた形になります。








 取手営業所では9295TCに取手の表示を出して撮影を行いました。今は廃止された路線などいろいろ見ることが出来ました。


 そして、留置中だった9346TRに取手駅~ワープステーション江戸の表示を出していただいての撮影も行いました。取手駅~ワープステーション江戸はもう廃止されたんだよね・・・。ワープステーション江戸自体は今でも盛業中ですが・・・。



 取手営業所での撮影を終え、取手営業所を出発。国道294号線から再び国道6号線に入りますが、取手駅を過ぎてすぐに大利根橋を渡ります。ここで
 千葉県
 に入りました。9295TCはU代ですが、京成バス時代にDPFを取り付けたのことで、千葉県乗り入れ可です。
 千葉県に入ってもひたすら国道6号線を南下していきます。この間に我孫子、柏、松戸と常磐線沿線の市街地を通り過ぎていきます。千葉県となると、都会に近づくとあって、住宅や店舗が目立ってきました。


 千葉県に入って約50分後、新葛飾橋を渡って、いよいよ
 東京都
 に入りました。ついに関鉄の富士7Eが東京都乗り入れを果たしたことになります。


 都内に入ってもしばらくは国道6号線を南下しますが、青戸八丁目交差点で国道から離れ、しばらく走ったのち
 亀有駅
 に到着しました。




 亀有駅に到着し、ここでフォトランを行いました。亀有といえばこち亀。というわけで、両さん像の前で撮影。さらに亀有は京成バスのエリアとあって、元京成らしく京成バスとのツーショットも・・・。とはいえ、9295TCは元市川で、亀有をエリアにもち金町ゆかりの車両ではないのですがね・・・。



 亀有駅での撮影を終えて、今度は
 葛飾区役所
 での撮影です。丁度やってきた京成タウンバスとのツーショットも・・・。
 葛飾区役所での撮影を終えると、国道6号線に入り、いよいよ都心に入ります。


 四ツ木橋を渡って、都心ともいえるエリアに入り、東京スカイツリー、浅草と都心の名所の近くを走り抜けていきます。写真は浅草の駒形橋を渡るシーンですが、関東鉄道の東京行き高速バスは向島で首都高から降りて、ここを通って上野へ向かうんですよね・・・(平日と土曜日のみ)。この道路は高速バスで何度も通った区間ですが、路線バスとなると新鮮です・・・。




 浅草を過ぎると、上野駅、上野広小路、秋葉原と進み、都心をU-LV+富士7Eで駆け抜けていきます。都心を関鉄の路線車で走るなんて新鮮に感じたものです。ちなみに秋葉原のヲタ街は通行止めで通行できず・・・。




 そして、バスは
 日本橋
 に到着し、ここでフォトランを行いました。日本橋は東海道の起点となる場所で、江戸時代から交通の拠点としてにぎわっていたところです。まさしく、昔からの交通の拠点です。ここは関鉄の高速バスも通らないので、日本橋を関鉄の路線車が走り抜ける姿に新線を感じたものです。


 そして、日本橋のすぐ近くにある三越の前を走るシーンです。老舗の百貨店の前を走るとなると、都心まで来たんだなと・・・。



 そして、東京駅を素通りし、
 皇居楠公駐車場
 に到着し、ここで昼食休憩です。皇居楠公駐車場は大型バス用の駐車場で、観光バスが集まる場所として貸切バスマニアの聖地でもあります。そんな中で、貸切バスに囲まれて路線車が駐車している姿は新鮮に感じたものです・・・。とはいえ、基本路線車系である私にとっては皇居楠公駐車場は初めて来ました・・・。



 皇居での休憩を終え、次は
 東京駅丸の内口
 でフォトランを行いました。日本の鉄道の中心にあたる東京駅の前に関鉄の路線車が走る姿は違和感を感じました。しかも、ここは高速バスすら通らないので、尚更です。


 東京駅からすぐ近くにある丸の内オフィス街の中を走る9295TCです。普段はめったに見られない光景で、まさしく都心の高層ビル街の中を闊歩しているかのような感じです。


 次は
 国会議事堂前
 でフォトランです。いよいよ、国政の中枢まで関鉄の7Eが乗り入れてきました・・・。てゆうか、実は国会を生で見るのは初めてだったりします・・・。近くは何度か通ったんですがね・・・。


 次は
 東京タワー
 でフォトランです。東京タワーに関鉄の7Eって新鮮ですね・・・。路線車はまずここを通りませんし。


 東京タワーでのフォトランが終わると、タワーの近くの芝公園出入口から
 首都高
 に入りました。9295TCは純粋たる一般路線車で、シートベルトがありませんが、首都高は有料なだけで一般道扱いなので、このような車両でも通れます(高速道路はアウトですが・・・)。しかし、一般路線車で首都高を通ること自体は初めてなので、すごい新鮮を感じました。というか、違和感ありまくりです。首都高ではC1を通って霞が関、丸の内などを通り、関鉄の高速バスも通る江戸橋も通りました。


 C1から台場線へ移ると、今度は
 レインボーブリッジ
 を渡ります。レインボーブリッジはKM観光バスや都営バスも通りますが、これはゆりかもめと並行する一般道で、ここではその上の首都高を通ります。なので、吊り橋の上層部を通る形になります。これを路線車で通るなんて新鮮ですね・・・。



 レインボーブリッジを渡り終えてすぐの台場出入口で首都高から降り、ゆりかもめの台場駅のすぐ近くでレインボーブリッジと自由の女神像と絡めて撮影を行いました。これぞ、東京に来たんだなという感じですね・・・。



 次はパレットタウンの大観覧車の近くにある
 青海東臨時駐車場
 で休憩&撮影を行いました。大観覧車はお台場の名スポットでもあるので、まさしくお台場に来たんだなと感じさせました。



 休憩した場所は大型車の駐車場なだけにいろんな貸切車が休憩していたのですが、このうち楽喜のエアロクィーンが休んでいて、運転手さんの好意で撮影させていただきました。特に楽喜のクィーンは中扉付きでした。
 以上で、都心での撮影はおしまいです。


 有明出入口から再び首都高に入り、今度は湾岸線を通ります。湾岸線は京葉線と並行し、6車線と比較的大きな道路です。関鉄では鹿島方面の高速バスが通っています。そんな中で、7Eが通るとなると、違和感です・・・。葛西JCTからC2(中央環状線)に入ります。ここはつくば~羽田空港線が通るので、関鉄でもなじみはあります。写真はC2を通っているときのシーンです。しかし、首都高は国道6号線と交差する四つ木出入口までで、ここからは国道6号線を通ってひたすら北上していくことになります。


 日曜日の夕方とあって渋滞を懸念していましたが、意外と渋滞もなく、スムーズに進み、国道6号線沿いにある
 北松戸駅
 で下車し、時間の関係で離脱させていただきました。この後、道の駅しょうなんに立ち寄り、撮影会を行い、さらに取手駅を経て無事に土浦駅に戻ったのことでした。

 今回は関鉄観光のいすゞU-LV+富士7Eで都心へ向かい、都心を周るという内容でしたが、普段都内へ行かない一般路線車なだけに新鮮なところが多く、ある意味面白い貸切でした。しかも、各方面で注目を集めていたそうで、多数の目撃情報が寄せられていたことに驚きました。
 主催者様、運転手様、参加された方々、お疲れさまでした。そして、この場にてお礼を申し上げます。おかげさまで充実した一日を過ごすことができました。
 以上です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 或る列車 | トップ | しまバスの新たな仲間たち »
最新の画像もっと見る

関東鉄道」カテゴリの最新記事