左腕坊主

ハンドボール選手、櫛田亮介の2006年4月~2008年4月までを綴ったブログ

二期二会

2008年02月02日 | 櫛田劇場
少し前の話です。

先月1月22日がカールハインツの誕生日だったのでその前後1月18~26日まで奥さんのロージーと一緒にカールハインツ夫妻はトルコにバカンスに出ていました。

その出発前にはしっかり一週間分の食料を買いだめに連れて行ってくれたので、その間は無事過ごせてました。

それで今週の水曜日30日の午前中にカールハインツから昼飯食い来いと電話あったので久しぶりに顔を見せてきました。

12時って約束だったのに、11時50分に『クシまだか???』って催促の電話がありました。せっかちなおっさんです。でも最高なおっさんです。

行ってみると、先日ご一緒させてもらったアルツハイマーを患うご主人とそのご主人を優しく支える奥さんも来ていました。

その時の話はこちら。

ドイツでは自分の誕生日は自分で持て成すって感じが主流らしくて、料理自慢のカールハインツはいつもより少しだけ張り切った感じの料理を用意してくれていました。ほんまいつもより少しだけゴージャスな感じでした。

会話の内容は特に大したものではなくて、トルコに行っきた話とか、そんな感じです。

お腹も一杯になって、少しくつろいで、トルコの写真なんかを見せてもらって、料理の余り物を持たせてもらって帰ってきました。

帰りはアルツハイマーのご夫妻と一緒にカールハインツの家をでました。

この夫妻と僕の帰り道は真逆だったんですが、松葉杖を両手で突いている僕を見て、カールハインツが持たせてくれた料理の余りを持ってくれて、僕の家まで送っていくってアルツハイマーのご主人は言ってくれました。

結局その余り物を持ってくれたのは奥さんの方ですなんですけどね。笑

アルツハイマーのご主人が僕の事を覚えていてくれたのかどうかは今でも分かりませんが、僕の家まで送ってくれた事はほんまで、すげえ優しい気持ちになれました。

今日はそんな話でした。



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