左腕坊主

ハンドボール選手、櫛田亮介の2006年4月~2008年4月までを綴ったブログ

2006年最終号!!!

2006年12月30日 | 櫛田劇場
日本時間では今はもう大晦日だろうか?

12月30日ドイツから今年最後となるであろう左腕坊主をお届けしよう。

ドイツに戻ってから26日、27日、28日と現在スペインでハンドボールのコーチ研修をしている大城君&花城君が僕の家に遊びに来ていた。まあ初対面ってことも気にならんくらいに楽しい時間を過ごせた。27日の晩はスタニスも一緒に飲むことになって有意義な時間だった。

今回ドイツに戻りチームのみんなが『おかえりクシ!!!』って言ってくれた。なんやろ、嬉しかった。

昨日・29日でピルナは練習納め。

今日はジム&サウナで軽く汗を流しリラックス。そして年末の買出し。

明日31日はスタニスの家でパーティーに招待されている。僕が一人なんでスタニスが『一緒に年を越そう』と言ってくれた。

まさか昨年の今頃はドイツで2006年の練習納め・年越しをすることになろうとは思ってもいなかった。

夏には渡独が無期延期になり、ハンドボールできへんくなるのちゃうか?と正直焦った。

髪の毛がごっそり抜け落ちるくらい焦った。

多くの方に支えられてなんとか、今もこうしてハンドボールを続けられている。

2006年多くの新しい出会いがあった。左腕坊主での出会い、アッシュ&滋賀医大との出会い、ピルナとの出会い、その他にもすばらしい多くの出会いがあった。

そしてこれからもここでハンドボールを続けようと思うのならば、結果を出し続けなくてはいけない。自分の居場所は自分で確保しなくてはいけない。

そんな中で自分がどんな変化をしていくのか?自分自身で楽しみだ。

2007年どんな一年になるんだろうか?

まずは4月末までのリーグ戦で優勝すること、目の前の1試合1試合に集中したい。

今年一年お世話になりました。そして来年もよろしくお願いします。

                                 櫛田亮介

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再始動!!!

2006年12月26日 | 櫛田劇場
どーも。ご無沙汰しております。

あっという間に日本での2週間が過ぎ去り、昨晩ドイツに戻りました。

来年1月7日からリーグ戦が再開するので、明日からチーム練習です。

日本では短期間の滞在ながらも布教活動、全日本総合観戦、そしてリフレッシュと充実した時間を過ごせました。

全日本総合の会場ではジャンキーズの集団襲撃を喰らい、まじでビビリましたがな・・・

充電期間も終わり、試合に向けて再始動です。

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あっちゅう間

2006年12月19日 | ザビエル布教活動
早いもんで、日本に帰国してあっちゅう間に1週間が過ぎた。

16日
10時から14時まで予定とおり天理大にて天理大、滋賀医大、アッシュ、天理大OBの合計4チームで練習試合。天理大での活動終了後その足で同じ奈良県内の生駒市にある真弓クラブ(小学生チーム)に顔を出してきました。道中ひどい渋滞に巻き込まれ、到着したときには練習はちょうど終わったところでしたが、子供達にドイツの話でもしてやってくれと言われ、少しですがみんなに体験談などを話してきました。その後は質問攻めでした(苦笑)

17日
朝から滋賀医大で指導。昼からアッシュ。アッシュは今ちょうど世代交代の時期かな?テル、タケ、ミッチー、ウッディ、ゆう等の『俺たちがやるんだ!!!』と言う気持ちが伝わってきました。夜はアッシュの忘年会に参加。今年度の特別功労賞なるものをいただいてしまいました。僕からも左腕坊主賞ってことでタケ&シンゴにオリジナルTシャツをプレゼントしました。

18日
昼間はアッシュのIT担当ササ君にパソコン講座を開いてもらい、ちょいとお勉強。夕方から滋賀医大での指導。アッシュからも飛び入りでセイジ、シンゴ、中村君の3人も参加。個人技を中心に指導。

19日
一日フリーであります。ゆっくりしております。

20日
予定では17時より滋賀医大で指導でしたが、1時間早まり16時から開始予定です。ゆうクン時間間違えないように!!!

加えて24日
アッシュでの活動はなくなりました。よって年内の布教活動は明日が最終日となります。

最後になりましたが、美樹さん、チョコさん、みゆママさん、波平さんありがとうございました!!!

ただいま

2006年12月15日 | 櫛田劇場
遅くなったけど無事帰国しました。


12日

関西国際空港から滋賀に向かう途中の京都駅で日本観光に訪れている外国人に声をかけられました。どうやら英語では話していない…ドイツ語???

聞くところによるとドイツからホテルも予約せずに京都の来たもののホテルの場所も値段もわからんようで、助けてくれって感じでした。

まさかこんなところでナンチャッテ・ドイツ語使うとは…

予算と滞在期間を聞いて、観光案内所で手ごろなホテルを聞きチェックインまで一緒について行ってやりました。


13日

予定通り、滋賀医大で布教活動でした。久しぶりのみんなとの再会でしたが、楽しそうに取り組む姿は相変わらずでしたね。

アッシュからも飛び入りで参加のタケ、シンゴ、ユウ、ウッディ、ナカムラ君ありがとう!!!


14日

知り合いに借りたリリー・フランキーの『東京タワー』を読みながら電車でゆっくり実家に帰り、久しぶりに実家でゆっくりしました。


15日

家具屋の友人らと忘年会。


16日予定
明日ですが、予定通り10時から14時まで天理大で練習試合(天理大、滋賀医大、アッシュ)

終了後その脚で奈良県生駒市の真弓クラブに1時間ほど顔を見せる予定です。

『Kamenz e.V.』戦

2006年12月11日 | Oberliga 06/07
日本帰国のために自宅を出発するまで後1時間半。

手短に昨日の試合の事を書こう。

相手は中堅クラブの『Kamenz e.V.』だ。

今年最後のゲームという事もあり、みんな気合が入っていた。

試合前のミーティングで改めてこの試合に対する戦術の確認をした。

『最初からクシを前に出して守るからな!!!』マテアスはみんなに告げた。

僕は前半スタートからOF右サイド、DF変則気味に高い位置で右45度。

立ち上がりからピルナの調子は上々。僕も1対1から相手を抜き去り1点目。サイドから確実に決め2点目。守っても相手のエースを封じる。

たまらず相手はタイムアウト。

この後ピルナは退場者を続出させる。なんとか全員で守る。僕が相手の退場を誘いながらも速攻で得点を決める。何とかこの時間帯を乗り切った。

試合開始から動き回っていたこともあってマテアスが『クシ大丈夫か?交代するか?』と聞いたきた。僕は『大丈夫、まだいける』と答えた。

この後も要所要所に速攻で得点をあげた。

前半の終わりがけに、速攻で僕にパスが来た。しかしパスが大きくそれ、エンドラインぎりぎりでパスキャッチ。角度の無いところから飛び込んだ。シュート打ちにいく直前にオープンスペースのガイチがフリーなのが見えた。『ガイチ気づいてくれ!!!』空中の僕とガイチの目が合った。ガイチはオープンスペースからDFの間を掻き分けて飛び込んできた。僕はシュート体制から飛び込んできたガイチにパス!!!完全にGKはつられていた。ガイチは無人のゴールにシュートを決めた。俗に言うスカイプレー。

このプレーに対して会場は大いに沸いた。アウェーにも関らずものすごい拍手の嵐!!!ベンチではみんな立ち上がり、僕に『恐れ入りました』と敬礼していた。こういうのには僕は素直に乗っていくタイプの人間なんでね。

その直後にも速攻で確実に決めた。

結局前半23対16の7点リードで折り返し。僕がマークしていた相手のエースは7MTでの得点のみ、フィールドゴールは0点に抑えた。

ハーフタイムのロッカーでマテアスに『クシ、後半はスタートからマルティン・カイザーをサイドに入れるよ。ベンチで少し休んでいてくれ、危なくなったらまた行くかもしれんから準備だけはしといてくれ。』と告げらられた。

というわけで後半はベンチスタート。

いつもなら後半の立ち上がりに一気に爆発するピルナ。しかしこの日は後半の立ち上がりから今ひとつ波に乗れない。相変わらず退場が続く。とうとう三回目の退場でスタニスにレッドカード。GKのユリーが後半途中で負傷。控えのGKで若いノーマンが変わりに入った。どう観てもガチガチ・・・ベンチからもワンプレー毎にみんなノーマンに声を掛ける。はじめはスコスコに入れられていたノーマンも少し落ち着いてきたようで。攻守連発。

何とか前半のリードをキープしながらゲームは進むものの今ひとつ調子の上がらないピルナ。途中でマテアスと何度か目が合い『どうする?出ようか?』みたいなやり取りがあったけど、マテアスはちょっと考えて『んんん。もうちょい我慢しよう』って。若い選手も使いながら勝つマテアスは今こんな感じかな?

このまま試合は進み残り5分強。ほな五エ門・マルティンが『もうええんちゃうか?』ってコートの中からマテアスに催促しだした。という事でマルティンに変わり最後にちょろっとだけ右45度でプレー。

入ってすぐにDFでシュートのリバウンドをキープした時に思いっきり後ろから相手に空手チョップ喰らった。空手チョップ食らわした相手の選手一発レッドカード。そりゃそうやろ・・・

そんなこんなで結局41対33でピルナの勝利!!!

これで10勝1分!!!依然首位!!!

僕個人の得点は前半だけで6得点。この日も百発百中!!!前回のゲームから通算して17本連続ゴール!!!



試合後にマルティンとシャワーを浴びながら『お疲れ、日本帰るんだろ?気をつけてな』『うん、マルティンもチェコ帰るんか?』って。ほんまに一仕事終えた後って感じだった。こいつは無駄な事話したりしないけど、珍しくそんな会話だった。

アンドレアスには『みんなクシのこと愛してるからな!!!日本でよい時間を!!!』と思いっきり抱きしめられて言われた。別に変な趣味は無いけど、男に愛してると言われるのも悪くない。

帰りのバスは当然ドンちゃん騒ぎ。試合後はなんか一気に疲れがどっと押し寄せてきたので僕は静かにしてた。ピルナの街にバスが着いた。

『明日早いから、俺今日は家帰るよ。ごめん晩飯つきあえんくて』とペーパーとスタニスに言うた。

ほなスタニスもペーパーも『家族によろしくな』って。でスタニスがおもむろに香水をバックから取り出し、僕とぺーパーと自分に振りかけた。『これで3人の同じだぜ』やって。

そういうわけで今からあいつ等と同じ匂いさせて帰ります!!!


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2006年 最終戦前夜

2006年12月09日 | 櫛田劇場
今、明日の対戦相手のDVDを観終わったところだ。

明日はアウェーなのでタフなゲームになることは間違いない。



さてさて今週の出来事でもさらっと触れておこう。



水曜日

マイクは結局男前にはなり切れへんかった。

『日本で大人気やぞ』とマイクに教えてやったら、顔を赤らめて照れてやがった。

かわいい奴め。またポイントアップやな・・・

くそっ・・・


最近ペーパーと僕の中で相撲がブーム。

練習の合間にやるんやけど、結局今年のピルナ場所は僕の2勝4敗。

105kgの紙様は中々手ごわい。

くそっ・・・



木曜日

チーム練習はなし。筋トレ&サウナで汗を流した。

最近サウナで良く会うおっちゃんと話し込んでいたら『オレも昔ハンドボールしてたんだぜ。ブンデスリーグの2部でな。ふぉっふぉっふぉっ』やって。

いかすぜおっちゃん!!!



金曜日

昼間にピルナの街に繰り出した。クリスマスマーケット開催中。

グリューワイン(ホットワイン)を飲んで暖まった。

今年最後の練習。戦術の確認。気持ちの確認。

練習後、スタニスと少しだけ僕の家で飲んだ。こいつ等(スタニス、ペーパー、マルティン)にはなんやかんやでほんま世話になった。


土曜日

昼間、軽くジムで汗を流し、サウナと水風呂でリフレッシュ。

夜はちょいとしたパーティー。何でもチェコのプラハとドイツのドレスデン間のアウトバーン(高速道路)が開通した記念パーティーだったみたい。チームを代表して、マテアス、マルティン、僕で顔を出してきた。まあ僕の場合はものめずらしい日本人ってのもあっての参加だろう。先週末の活躍が大々的に新聞に出ていた事もあって結構声を掛けられた。『明日の試合は20点頼むぞ』やとさ。そこに、マテアスもマルティンもいて笑っていた。僕は『ほな明日はマルティンパスまわしてくれよ』言うたった。マテアス一段と爆笑!!!マルティン苦笑・・・

帰宅後明日の対戦相手のDVDを観た。

画像はマルティン。

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泣いても笑っても今年最後。やったるぞ!!!

男前マイク

2006年12月06日 | 櫛田劇場
ええ。みゆママ&チョコさんの催促がハゲしいので、男前マイクの事書くわ。

しゃあないな。画像は言うまでも無く右が男前マイク、左がザビエル。

おい。みゆママよだれ垂れとるぞ!!!

みんなが太った、太った言うけど…

確かにドイツ来てから5kgほど体重増えた。

でもこれは意識的やで。今日はその話ではなかった。

マイクはベンチ入りしてる中ではおそらく一番若いはずや。

まだ21歳くらいやと思う。

マイクは結構英語ができるので(うううむ男前の香り)ドイツに来た当初は結構マイクに助けられた。

マイクは昨シーズン僕がトライアウトを受けに行ったアウエに所属していた。ひょぅっとしたら、トライアウトを受けに行ったときに顔を合わしていたのかもしれへん。しかしお互い覚えてへんかった。

マイクのポジションはバックプレーヤー。主にセンタープレーヤーとして、ペーパーが熱くなって空回りしだすと、ひょっこりコートに入ってきよる。

マイクと僕には試合前、そしてお互いがベンチにいて途中出場でコートに入る時にやる事がある。マイクと僕でお互いの胸を何度もぶつけ合ってテンションあげて試合に挑む、コートに入る。開幕戦の時になんとなくマイクと僕でこれ始めて以来、マイクは気に入ったみたいでいつも試合のときに『クシ、いつものやつやろうぜ』と寄ってくる。まあ気合入るんでええんやけど。

昨日の練習はサッカーで汗を流した後、シュート練習やった。まあ試合の後の練習ってこともありリラックスした雰囲気での練習。

ホンダ、ホンダ熊本時代にチャーリーことフレデリック・ヴォルがよくしたメニュー。左サイド、左45度、センター、右45度、右サイド、ポスト、7mtの順にシュート打つんやわ。左サイドでゴール決めたら、次左45度、決めたらセンターって感じで。左サイドで外したら次に順番も左サイド。つまりそのポジションで決めないと次のポジションにいけない。で7mt決めたら今度は逆順に戻ってくる。ポスト、右サイド、右45度、センター、左45度、左サイドってことな。で一番最初に左サイドまで戻ってきて決めた選手の勝ち。こんなルール。

僕とペーパーが快調にゴールを決めてこの二人がトップ争い。3番手にマイクがつけってたんかな。まあみんな負けずキライの塊なので先頭の僕やペーパーには数々の妨害してくるんやわ。『今のライン踏んでた』とか、『やり直し』とか言うてきたり、シュートの前を横切ったり。ペーパーはこういうのモロに影響するタイプなんで途中で脱落。そうこうしてる間にマイクがするするっとトップ争いに加わってきてね。で僕が一番早く最後の左サイドまで戻ってきたんよ。まあハンド少しでもしたことのある人なら分かると思うけど、このポジションを左利きで決めるのは簡単ではないんよね。当然トップの僕に決めさせたくないから、みんなありとあらゆる妨害してくる。で僕がここで2本ほど外してる間にマイクがこっそり追いついてきたんやわ。

マイクか僕か???でマイクがなんかさらっとほんまあっさり決めたんよ。

マイク『イエエエエエイイイイイイイ!!!!!!』って喜んでて。

ほなみんな笑ってて何かな思ってら

『一位になった選手が、明日の練習でビール1ケース準備な!!!マイク、ありがとうな!!!』

って言うて。

男前マイク・フリーーーズ…

僕も一緒になって『マイク、ダンケ!!!』言うてるけど

内心『あぶねーーー。こいつ等なんちゅうやつらや…』って思ったわ

まあ今日の練習でマイクがほんまにビール用意しよったら、ほんまもんの男前ですな。
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十二月一時帰国中布教活動予定

2006年12月05日 | ザビエル布教活動

13日 17:00~   滋賀医大             at 滋賀医大
   
16日 10:00~   天理大、滋賀医大、アッシュ  at 天理大 

17日 09:00~   滋賀医大、高校生3チーム等  at 滋賀医大        
17日 13:30~   アッシュ              at 長居練習室

18日 17:00~   滋賀医大             at 滋賀医大

20日 17:00~   滋賀医大             at 滋賀医大
 
24日 11:00~   アッシュ              at 長居練習室

現時点で予定している布教活動はこんな感じです。
師走でお忙しいとは思いますが、気が向いたらどなたでも気軽に遊びに来てください。 

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『Concordia DelitzschⅡ』戦

2006年12月04日 | Oberliga 06/07
昨日は今年最後のホームゲーム。

相手は河田選手のいる『Concordia Delitzsch』の二軍にあたるヤングチーム。

試合前のアップ時から相手のモチベーションの高さが伺えた。若い選手がピルナの一泡ふかしてやろうといったところか…

アップの時からピルナに対して挑発的な態度だった。まあすでに勝負は始まっているといえば始まってるし、試合が全てといえば全てだし、僕はこういうのは一切気にならない。ただピルナの全員が『若造共試合でみとけよ!!!』という気持ちにはなっていたのは間違いないだろう。

ただ一人この男はこの時点で完全に火がついていた…マテアス。

試合前のミーティングで『ええか野郎共、あんな青二歳達軽く捻り潰したれ!!!最初が肝心やぞ!!!いてこましたれ!!!』多分マテアスこんな感じだった。まあ半分はパフォーマンスやろうけど、マテアスはほんまに雰囲気作るのうまい。

この試合、僕と同じ右サイドのポジションのマルティン・カイザーが仕事の都合で不参加。これは試合直前に知った。

それと五エ門・マルティンもコンディション不良。先週の練習はまったく来ていなかった。一応ベンチには入るがマテアスとしてはマルティンを使わずおきたいところだと思う。

つまりプレーできる左腕は僕だけ、この試合はフル回転せなあかんというわけだ。

マルティンの代わりに2ヶ月ぶりにスタニスがスタートから出場。スタニスは久しぶりに先発なんで多かれ少なかれ硬さはでるやろうし、多少のミスはでる。その辺もフォローしながらのプレーになるやろうと考えていた。

そして、『絶対にマルティンを出さずに勝負を決める』この事を強く決意した。



僕は攻守共に右サイドでスタート。

立ち上がりからピルナの6:0DFが機能しない。相手のエースに立て続けにゴールを許す。攻撃でもミスが目立つ。非常にリズムが悪い。相手が若いチームだけに勢い乗らすと後々厄介だ。スタニスも退場やミスが続きベンチに戻された。

こりゃ何とかせなあかん…『俺にボール回せ!!!』とアンドレアスや男前マイクに要求した。

ここから立て続けにサイドシュートをねじ込んだ。

前半15分くらいまでは一進一退の互角。マテアスと相談して(相談言うてもほんと2、3秒ほぼアイコンタクト)変則5:1DFにシステムチェンジ。いつもの様に僕が相手のセンターとエースに対してけん制を掛けながら少し高い位置で守る。

これが的中。相手はミスを連発。しかし波乗れそうで中々乗れない、速攻でのパスミスや退場などが続く。よくない…

『ここは俺がやらなあかん…』

攻守ともにフルスロットルで動いていたので前半ラスト5分強はかなりきつかった。しかし今日はそんなこと言ってられない。前半終了間際にも速攻からシュートを叩き込んだ。

たぶんペーパーも同じこと思っていたのだろう。この時間帯ペーパーも非常に集中していた。

前半の終わりがけに徐々にペースを掴み18対12の6点リード。前半僕はサイドシュート4本、速攻2本で6得点。



ハーフタイム。マテアスが言う『クシ行けるか?頼むな。』『みんなクシがへばったら少し休ませるから、その時は一時的にWポストで攻めるぞ!!!後半立ち上がりで勝負決めてしまえ!!!』



後半はDFは45度(前半途中からと同様に少し高い位置で)、OFは右サイド。

後半立ち上がり、いつもピルナは爆発する。この日も同様だった。後半10分前後。10点ほどリードしたところで一度ベンチに戻される。『クシ少し休め』マテアスに告げられる。

この間ピルナはWポストで攻め、6:0DFで守る。

またもや相手のエースがゴールを決めだす。

『マテアス、俺いつでも行けるから言ってくれ!!!』3分ほどベンチで休み再びコートイン。

コートに戻り、要所要所でシュートを決める。

この時間帯はスタニス爆発!!!後半15分くらいには大方の勝負がついた。

ピルナも徐々に若い選手がコートに入ってくる。こいつ等がある程度落ち着くまでは流れをキープすることが重要。

僕がシュートを決めるとマイクパフォーマンスが『サムライ・クシダ!!!!』と会場を煽る。

僕がシュートを打った後に相手の足の上に着地して少し足をひねりプレーが中断。

まあ大したことも無くそのままプレーは続けたが、この時にピルナベンチから『クシ、アイテテテテテテっ』と野次られた。というのも僕がだいぶ前の試合後に足を攣った時に『アイテテテテテテっ』ともがいていたのをみんな覚えていて、チームの中では笑いのネタになってる。これを試合の中でベンチから言うてきたので、僕が口に指を当てて『シーーー、言うな言うな』みたいなジャスチャーで返した。ほんでこれまた、マイクパフォーマンスがうまいこと拾ってアドリブ利かしたこと言うたみたいで会場がドット沸いてた。

後半は終始ピルナペースで試合は進み結局41対27で勝利!!!

後半僕はミドルシュート2本、速攻2本、ポストシュート1本、合計5得点。一試合通じてチーム最多の11得点。打ったシュート全て決めた。

もちろん自分自身の調子がよかったことも嬉しいが、マルティンを一度もコートに立たすことなく勝負を決めれたこと、一試合通じて勝負所を見極めながらゲームをコントロールしプレーできたことが収穫だ。何よりもチームの勝利が一番嬉しい。

試合後ペーパーから聞いたんだけど、僕とペーパーとスタニスの3人で28得点。ピルナの得点が41得点だったので7割以上この3人で得点したらしい。ペーパーが『俺達3人は最高だ!!!がっはっは!!!これでマルティンも休めただろう。がっはっは!!!』って上機嫌で言うてた。

これで9勝1分。依然として首位!!!

年内ラスト一試合!!!頑張ります!!!

画像は試合後上機嫌の髪様&紙様です。

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ザビフェスタ閉幕

2006年12月01日 | ザビエル広報活動
先週からmamamiさんのブログで開催されていたザビフェスタが閉幕しました。

いつも応援してくれている天草の森下製麺所さんからmamamiさんを紹介され、今回の企画と相成りました。mamamiさんとはお会いしたことも無ければ、話をしたこともない。こういう取材のされ方は始めてでしたが、不思議とすんなりいきました。そう思っているのは僕だけかな???

当初は2、3の質問に答えればいいだろうくらいの軽い気持ちだったのですが、mamamiさんの真剣さに『こりゃちゃんと対応せなあかんぞ』『自分で何が分かり、何が分かっていないのかを整理せなあかんぞ』と自然に思うようになりました。

僕とのメールのやり取りをそのまま掲載するとの事でしたので、左腕坊主とはまた違う意味で頭を整理してよく考えてからメールしました。

そしてザビフェスタが開幕。はじめの話では僕とのやり取りを載せるだけと聞いていたのですが、まさかまさかあんなサプライズがあるとは…

かなりびっくりしましたが、ああいうのは正直言って好きです。嬉しかったです。ありがとうございました。

『天草BOYS』元気そうで何よりです。みんなとともに戦った去年の夏のことは今でもよく覚えています。

そのほかの『ジャンキーズ』の皆様本当にありがとうございました。今回もそうですが、移籍が延期になった時や、ドイツに片道切符で来た時も多くのコメントに本当に勇気をいただきました。これからも応援よろしくお願いします。

最後になりましたが、今回こんな素晴らしい機会を僕に与えてくれたmamamiさん本当にありがとうございました。的外れ・期待外れの解答も少なかったかと思いますがその辺は許してくださいね。

                    
PS・今日の話がチンプンカンプンはそこのあなたとりあえずこちらそしてあちらそれからそちらを覗きに行ってきてください。

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