HSD遊視界斜考

花、風、水、径、祭の5カテゴリプラスペパクラで
プレゼンス

秋山兄弟

2009-11-30 21:37:07 | 風(忍び音が聞こえる)
昨夜待望の「坂の上の雲」が始まった。NHK特別ドラマ。
同時間帯に内藤VS亀田戦があったが迷わずドラマを選択。
急ぎ文庫本を読破途上で、ストーリー展開が身近に受け入れられた。
明治の伊予松山が描写され、こうゆう時代かと想起させられた。
好古、真之兄弟、常規(子規)が遥か先の雲を求めて、時代に
斬り込む姿が新鮮。
この先の展開を期待。

読破中の小説は日清戦争を勝利し、日露戦争の直中、秋山兄弟
騎兵隊長、海軍参謀とそれぞれの哲学を直走っている。

それにしても、NHKは金を掛けているぅ。キャスト、ロケーション地、
オープンセットとエキストラ人数、明治時代のエビデンス等々と半端ではない。
受信料という税が、このドラマにもふんだんに投入されているのか。
完成度とは裏腹に、考えさせられる。


爾霊山

2009-11-29 14:38:15 | 風(忍び音が聞こえる)

今晩3年の歳月を掛けて制作した、もう一つの
大河ドラマ「坂の上の雲」がキックオフ。

春や昔十五万石の城下かな(子規)


今第5巻を読破中。愈々乃木第3軍司令官が苦戦していた
旅順203高地(爾霊山)を占領。乃木に代わって指揮した児玉大将
の策戦による。爾霊山・・爾の霊の山、この山で命を落とした無数の
先人英霊に鎮魂の想いを込めた呼称。
203高地はロシア艦隊が居座る湾を見渡す
海抜203mの要塞丘。このことにより、奉天(瀋陽)会戦が開ける。

明治国家は日本の庶民が国家というものに初めて参加した
集団的感動の時代であり、謂わば国家そのものが、強烈な
宗教的対象であったからだ。(第4巻 p42)


併読

2009-11-27 14:28:40 | 風(忍び音が聞こえる)

冊の文庫本と1冊の雑誌を併読中。
午前は「坂の上の雲」司馬遼太郎の大河小説。第5巻に入る。(全8巻)
旅順203高地のの激しい攻防。著者は第3軍乃木司令官、伊地知参謀長を
厳しく批判。

午後は「坂の上の雲」司馬遼太郎特集(文春)。小説の側面を、
著名人が解説、評価。また登場人物のプロフがあり、小説表現が
身近に感じる。

夜は「思考の整理学」外山滋比古著(筑摩)。
今、ベストセラーの本で、冒頭グライダー人間の分析から展開。

本に追われて、超ビジー、1日がアーリー


違う!

2009-11-26 15:33:10 | 風(忍び音が聞こえる)

小春日和なので街に出かけた。
探していた隠れたB.セラー「思考の整理学」(外山滋比古著)を入手。
序でに「坂の上の雲」の残り6,7,8巻を購入した。
この書籍は大手デパートの8階BOOKCENTERで購入したもので、
途中階は閑散として、デパート売れ行きの不振を垣間見た思い。
折しも、aspara club(asahi新聞のコミニュティサイト)で、デパート不調の
アンケート特集を組んでいたので参加した。次週に結果公開される模様。
帰途、ステーションビルのUNIQLOは老若男女で大賑わい。創立60周年
記念セールとは言え、この違いは何だ!!
デザイン
安価さにレジに並ぶも、長蛇の列。店員の態度挨拶も爽やかで
この店の教育の徹底度に感心。売れる術が窺える。