私はマウスを実験のため飼っている。自分でふやして使っているので、お産を経験すること50回くらい。マウスは、いともたやすく、1度に10匹産むこともあるが、夫婦年をとるにつれ、2匹くらいしか産まなくなる。人なら難産になるところを、さすが動物は自然に調節できるのだと感心していた。
ところが先日マウスがお産で死んだ。産んだあと、お腹が赤紫にはれて、へんだと思っていたら2日後に死んだ。自然のお産はやっぱり恐いと思った。
最近、自然なお産をしたい人が増えているようだ。骨盤を頭が通るか、胎盤が出口をふさいでいないか等、チェックしないと大変なことになるが、無事産んだ後でも胎盤が半分はがれたまま出てこないと大変なことになる。医学生時代の産科の講議で聞いた話、じゃ口をMaxにしたように血が流れ出し、頑強な産科医に両腕のげんこつで圧迫止血でも、してもらわない限り命は助からない。ヒトは冷酷な自然のすきまで何とか工夫して生きていることを再認識させられた。
例えばバングラディシュでの妊婦死亡は300人に1人。(Lancet2008.371.p811)
ところが先日マウスがお産で死んだ。産んだあと、お腹が赤紫にはれて、へんだと思っていたら2日後に死んだ。自然のお産はやっぱり恐いと思った。
最近、自然なお産をしたい人が増えているようだ。骨盤を頭が通るか、胎盤が出口をふさいでいないか等、チェックしないと大変なことになるが、無事産んだ後でも胎盤が半分はがれたまま出てこないと大変なことになる。医学生時代の産科の講議で聞いた話、じゃ口をMaxにしたように血が流れ出し、頑強な産科医に両腕のげんこつで圧迫止血でも、してもらわない限り命は助からない。ヒトは冷酷な自然のすきまで何とか工夫して生きていることを再認識させられた。
例えばバングラディシュでの妊婦死亡は300人に1人。(Lancet2008.371.p811)