タバコは嗜好品か? トローチはお菓子か? 

2007-11-21 21:51:37 | Weblog
グラフはFDAの調査によるタバコのニコチン量の増加です。これはフィルターの改善と同時にされてきました。ニコチンはタールと一緒にフィルターでつかまります。そのぶんニコチンをふやして充分ニコチンを喫煙者にすってもらいたい。つまりメーカーがタバコのニコチン量にこだわっている状況証拠となりました。薬理効果のあるニコチンをさじかげんしているのですから薬物として取り締まるきっかけとなったのです。メーカーは動物実験、遺伝子組み換えなど嗜好品とはとてもいえないような製品開発をしています。(New England Journal335,13,p988,1996) 
  タバコをすってしばらくすると禁断症状がでるでしょう。これから逃れるのにもう1本必要となるのです。それでホッとする。そしてまた禁断症状と...。中毒は主にこのような負の強化によってできると最近は考えられているようです。(Psychological Review111,1,p33,2004)

こどもが食品添加物で注意欠陥多動に

2007-11-16 21:14:49 | Weblog
 国際医学ジャーナルLancet2007.11/3によると合成色素(黄色4号、20号、
赤色40号、102号)、安息香酸などを普通にとる量とかしたフルーツジュースをこども(297人参加)に分からない様にのませて実験したところ、あきっぽくなったり、話の邪魔、おしゃべり、物をしつこくつついたり、いらいら、注意散漫などの指標が有意にふえたとのことです。(p=0.001 99.9%の確信)
 色素はジュース、キャンディー、苺クリーム、ソーセージ、つけもの、などでつかわれています。外食や弁当などは表示がみれないこともあるのでとくに注意しましょう。