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シーサイドモーテル

2011-01-24 | 邦画(さ・た)
   


  あらすじ 
山奥の寂れたモーテル“シーサイドモーテル”。午後6時、103
号室でうたた寝していたインチキ美容クリームのセールスマン
亀田雅之の携帯が鳴る。電話の相手である社長に無理なノルマ
を課された亀田は、自分はこの仕事に向いていないのではないか
と思い悩む。そこに、コールガールのキャンディが入ってくる。
部屋を間違えたキャンディは、亀田相手に商売をしようとする。
一方、亀田も彼女にクリームを売りつけようとする。
キャンティの料金とクリームの値段がチャラであることから、
亀田は試しに彼女の脚にクリームを塗る。
キャンティは、一緒に逃げようと亀田を誘う。午後5時55分、
202号室では、朝倉陽一と二宮留衣が、ピザの配達を待っている。
到着したピザを受け取ろうとすると、ピザ屋の後ろから金融会社
の相田敏夫と舎弟チー坊が現われる。賭場で3000万の借金を踏み
倒して逃走した朝倉を追ってきた2人は朝倉にヤキを入れるため
伝説の拷問職人ペペを呼んでいた。

【出演】
生田斗真、麻生久美子、山田孝之
玉山鉄二、成海璃子、古田新太
温水洋一、小島聖、池田鉄洋
柄本時生、山崎真実




  感想  ※ネタバレ注意

岡田ユキオのコミック『MOTEL』を映画化。
山奥の寂れたモーテルに偶然集まったワケアリ男女の人間模様を
豪華なキャスティングのアンサンブルで描く群像劇。



海もないのに“シーサイド”と名付けられた山奥の小さなモーテル
を舞台に、偶然集まった11人の男女が繰り広げる運命の一夜を描く。


1つの舞台でのみ繰り広げられているという設定にこの配役を
観ていると、どうしても期待せずにはいられないのですが
物語はそこまでキャッチコピーにあるようなダマされるとか
ダマしてるとかでもない。ボクが想像してたような展開では
なかったので、役者が面白いだけに、何だか非常に勿体無い気が
しました。

それは、4つの部屋の展開のつながりは多少あるが、演じた役柄
たちの直接的なつながりが、ほとんど無いからかもしれない。



インチキセールスマンとコールガールの掛け合いや、スーパー
の社長の女装した意味と朝倉と相田が賭けをするシーンとか
それでも役者たちは面白可笑しく演じてくれてるので楽しめる。
正直、キャバクラ嬢と常連客はいらないと思いました。

ラストの海辺のシーンでは、ボクとしてはあの2人には”本物”
を手にしてほしかったかな、作品を通して救われた人が誰も
いないのが気になったもので。

ボクとしてはこの作品は、役者たちの演技で楽しんでもらえ
たら良いんじゃないかと思います。
麻生久美子のコールガールも見れましたし、山田孝之のこういう
役も面白いですし、古田新太の怪演っぷりはさすがです。




【評価】
 (3.8点/5点満点中)

 シーサイドモーテル HP


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ガルーダ)
2011-11-02 12:22:24




これ面白かったです(´∀`)
ガルーダさんへ (オーナー)
2011-11-03 23:23:34
出演している役者がみんな
個性的でしたね☆