夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2022年 9月 2日(金)「先進国と新興・途上国」

2022年09月02日 21時43分36秒 | 「政治・経済」
これまで先進7ヵ国で世界の経済を動かしてきましたが、最近では新興・途上国の経済の力が大きくなってきました。経済大国1位のアメリカに中国が肉薄をして追いつき追い抜きはじめています。経済大国2位の日本に韓国が肉薄し追いつきはじめています。インドが経済力をつけてきています。
これは、これまでG7が世界を動かしてきましたが、現在はG20抜きに世界を動かすことが難しくなっていることに現れています。
人口や国土面積から見ると新興・途上国が先進国を圧倒しています。そこをまとめようとしているのが中国で、後進国も含めて新興・途上国がまとまりつつあります。すでにアメリカを中心に世界のグローバル化は否定されはじめ保護主義に向かっています。そのグローバル化を進めようとしているのが中国です。
ウクライナの戦争から軍事面も含めてエネルギーや穀物問題が出ていますが、ロシアの力も目に見えるようになっています。
先進国は環太平洋とかいろいろと新興・途上国をまとめようとしていますが、TPPも失敗をし保護主義が前面に出ればまとめることはできないことを示しました。軍事面ではNATOの力の誇示を示しましたが、ロシア批判は少数国にとどまり、経済的には先進国の内政を揺らがしています。この政治面は国内に極右勢力の力を伸ばしています。移民などへの排外主義の矛盾も。日本も中国や韓国への排外主義的な思考が目立ちます。
力を伸ばす新興・途上国と力を失う先進国の差は、今後も急速度で縮まるでしょう。
ここで危険なのは、すでに表れている戦争の危機です。先進国経済は軍事産業にまで手を付けつけてくるでしょう。ウクライナへの軍事支援は台湾にも飛び火するかもしれません。
一歩間違えれば、安倍政権でのアメリカとの安保の軍事同盟化もあり日本も改憲からアメリカの代理戦争に巻き込まれる危険性があります。
東アジアも日本、中国、韓国、極東ロシアそしてA.S.E.A.N.がまとまれば世界で一番反映する経済圏を作ることができますが、それを邪魔しているのがG7の残りかすです。世界はアジアの力にかかっているはずなのですが・・・・・

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