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ふりそそぐ朝日の中で

束の間の花の命、その一瞬のきらめきを留めたくて

追憶 ~ヘルモサ~

2009年06月04日 | Old Rose
今日はチャイナローズのヘルモサの5月の写真を集めてみました。
5~6cmの小ぶりなコロンとしたカップ咲きから徐々に花びらの縁を反りかえし、ふんわりと開いていく可憐な薔薇。
わずかに青みのあるピンク色もとっても綺麗。
シュートが出やすく分岐がいいので枝数も多く、つまようじ程の細い枝にも花をつける多花性で、繰り返し咲きに大変優れています。
そしてこの薔薇は暑さにも寒さにも強く、いつも休みなく咲き続けている印象があります。

ただ、この薔薇の欠点はウドンコ病にとても弱いこと。
去年は薬剤がよく効いて、ウドンコ病を克服した!とうれしく思っていたのに、今年は何度散布してもすぐに柔らかい葉と蕾が白く覆われてしまい、悔しい思いをしました。
年数がたって樹が充実してきたら病気にもかかりにくくなるのでは、と期待してたのに~。
やはりこの病気はその年の気候によって大きく左右されるものなのかな・・・。

                  

                  


                                       

                                       

                  
              

                     


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マダム・アルフレッド・ドゥ・ルージュモン

2009年05月13日 | Old Rose
本日二度目の投稿は我が家で初開花の薔薇、ノアゼットのマダム・アルフレッド・ドゥ・ルージュモンです。
今のところ樹形はすっきりとした木立性で高さは80cmとコンパクトにまとまっています。
11日の記事の、一番下の写真でルイーズ・オディエの奥に白っぽく映ってるのがこの薔薇です。
赤い蕾が開くと、ほんのり淡いピンクの花びらが現れ、抱え咲きからゆっくりとクォーター咲きになっていきます。
中心にはグリーンアイも見え、繊細さと可憐さを併せ持つ薔薇です。
6cm弱の小ぶりな花ですが、意外と花もちがいいので長く楽しめます。

つまらない説明はこのくらいにして、蕾から開ききるまでのどのシーンも美しいルージュモンの魅力に浸ってみてください♪      
                

                

                
                     隣の小さな蕾はミニバラのスイートチャリオット

                

                

                

                


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白いラティスとルイーズ・オディエ

2009年05月11日 | Old Rose
いち早く蕾を色づかせながらもなかなか開かず心配していたルイーズ・オディエも、この2~3日の夏のような強烈な日差しを受けて次々と咲き揃ってきました。
白いラティスに青みのあるローズ色の小ぶりな花がよく映えてちょっとロマンチックな雰囲気
それに合わせるようにクレマチスのベティ・コーニングとロマンティカも咲き始め、夢のコラボまであと一歩!
紫~ピンクの濃淡の花が咲き乱れ、白いラティスの前がにぎやかになってきました。

               

               

               

               

               


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フランシス・デュブリュイ

2009年04月30日 | Old Rose

早咲きのティーローズ、フランシス・デュブリュイも開花しました。
去年の秋、特価になっていた頼りない枝ぶりの鉢苗を買ったので春の花を見るのは今回が初めて。
黒みを帯びた深い赤、ベルベットのような質感の花びら、ゆるやかなロゼット咲き、そして豊かなダマスクの香りを持つ、たまらなく魅力的なオールドローズです。
2輪しか咲いてないのに、この薔薇の近くを通るだけでふわりと香りが漂ってきます。
そして花に顔を近づけて深く息を吸い込むと、クラクラするほど濃厚な香りに全身を包み込まれているような気分・・・。

シャリファ・アスマ、ザ・プリンス、アンブリッジローズ、ツーエンフェウーなど、我が家にも香りのいい薔薇はあるけれど、その中でもこの薔薇は間違いなく香りのナンバーワンでしょう。
ウドンコ病に罹りやすい葉とやけに横張りな枝の持ち主だけど、そんな欠点をカバーして余り有るほど花の美しさと香りの良さが際立つ薔薇でした。
             

             

             

       

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やっと復活

2008年10月30日 | Old Rose

前回の更新から3か月余り、ずいぶん長くお休みしてしまいました。
最初は1か月ほど夏休み・・・のつもりだったんだけど、休んでる間に色々と考えることもあってブログに対するモチベーションは下がり続け、カメラを持つ気力もなくなり花の世話もおろそかになって、もうこのままブログおしまいにしちゃおうかな~なんて、少し投げやりな気持ちになってしまったのです。
そんなときブログ友のカントリーママさんからベランダで採れた紫はななの種と一緒にお手紙をいただきました。
さりげなく優しい心づかいと、ブログの再開を楽しみにしているという言葉に元気をもらい、やっぱりこんな中途半端な状態で終わりにするのはやめよう!と思ったのでした。
それからさらに1か月かかってしまいましたが、秋の薔薇の美しさに誘われて久しぶりにカメラを持ってベランダに立つことができました。
2か月余りロクな手入れもされずハダニや虫食いの葉っぱがかわいそうな薔薇たちですが、数は少ないもののポツリポツリと可憐な姿を見せてくれています。

ひとつだけかわいそうなのがルイーズ・オディエで、夏の初めまでは元気にぐんぐん枝を伸ばしていたのに、8月の終わりごろに急に下のほうから葉が黄変して落ち始め、まったく新芽が出なくなりました。
もしや、と思って土を掘り返してみたらコガネの幼虫が出るわ出るわ!(゜Д゜||)
全部で7、8匹はいたかな~。オゾマシイ・・・。
コガネの被害はこれが初めてだったので気づくのが遅れて、もう少し早くわかってあげられたらと悔やまれました。
でも枯れてしまったわけではないので、また元気になって来春花を見せてくれることを願うばかりです。

10月に咲いた薔薇たちをまた少しずつアップしていこうと思います。
まだ気分はリハビリ中(?)の様な状態なのでしばらくはのんびりペースの更新になると思いますが、お付き合いくださるとうれしいです

          
 
          

          

          
秋薔薇の一番乗りはヘルモサでした。
この薔薇は剪定してから蕾が付くまでがホントに短いです。
夏の間も繰り返し咲いてくれていました。

          

          
マダム・ブラヴィも中心をほんのりピンクに染めて、たおやかに咲きました。
くるんと翻る花びらが柔らかいドレスのよう。
蕾も続々と出来ているので晩秋まで楽しめそうです。


麗しく輝く薔薇

2008年05月19日 | Old Rose

イレーヌ・ワッツはやっぱり美しい~
この子が咲くと、なぜかそのあたりが神々しく輝いて見えるのです
最初の2~3輪は色が薄くて白薔薇みたいになっちゃったけど、その後からだんだん色がのってきて、イレーヌらしい姿になりました。
それでもお花ごとに微妙に色合いが変わるので、咲くたびに変化を楽しんでいます。
ゆるいカップの形からロゼット咲きになっていく花形の変化も見逃せません。
花が咲くたびに撮った写真もなかなか数を絞りきれず、いっぱい載せてしまいました。
つたない写真ばかりですが、表情豊かなイレーヌ・ワッツをゆっくりと堪能して下さい♪
          

          

          

          

                  

          

          

          


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紫燕飛舞も次々と

2008年05月16日 | Old Rose
チャイナ系オールドローズの紫燕飛舞(ツーエンフェウー)も、今年はきれいに咲きました!
半つる性でよく伸びる上に四方八方に広がる暴れん坊の枝に手を焼きながら、狭い場所には向かない薔薇だな~といつも悩ましい思いをしているのに、この花を見ると「やっぱり手放したくないっ!」って思えてしまう。
うちでは数少ない濃いローズピンクは淡い色の薔薇達の引き締め役にもなってくれます。
それに、なんといっても香りが素敵 花の散る間際まで香り続けています。      
          
                      いちごみたいな蕾     
   
          
             ふっくらとしたカップの中にぎっしり詰まった花びら

          
                   開くと華やかなロゼット咲きに

          
                        横顔も麗しく

          
                 クレマチス・インスピレーションの隣で

          
                散り際までロゼットの花形を保ち続けます
         
     
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今年は元気なヘルモサ

2008年05月15日 | Old Rose

去年の春は重症のウドンコ病で多くの蕾を落とし、花を咲かせてあげられなかったチャイナローズのヘルモサが、今年はとても元気にたくさんの可憐な花を見せてくれました
四月の半ば、いくつかの薔薇にちらほらとウドンコ病が出始めた時、すぐに白くなった葉っぱを取り除いてパンチョTFというウドンコ専用で予防効果もある殺菌剤を撒き、さらに数日後まだウドンコ病が残っている部分にだけカリグリーンを散布しておいたら、どの薔薇も順調に回復したのです。
ほんの少しクスリの助けを借りるだけでこんなにきれいに咲かせられるものなんですね~。

カリグリーンの主成分である炭酸水素カリウムは食品や医薬品にも使用される安全性の高いもので、ミツバチなどにも影響の少ない環境にやさしい薬剤なのだとか。
繰り返し使っても耐性がつきにくく、しかもカリ肥料としての効果も期待できる優れものなんです!
残念ながら予防効果はありませんが、散布後白く残らないし、
初期のウドンコ病にはおススメですよ~

それに薔薇も人間と同じく慣れていない環境では病気になりやすいようで、2年・3年と育てていくうちにだんだんと耐性がついてくるみたい。
木が充実してきて花の美しさも去年・おとどしとは比べ物にならないくらいです。
『薔薇は3年目から』という言葉を痛感している今年の春です。
        
                 5月8日、数輪が咲き始めた頃

        
             この蕾、じっとわたしを見つめているみたい・・・

        
           この咲き方、ちょっとルイーズ・オディエに似てますね
             でもこの後は全く違う姿になるんですよ~

        

        

        
ソフトピンクの小ぶりな花は、カップ咲きから次第に花びらの縁をくるんと反らせてこんなにふわふわになりました。           
        
今日はここまで咲き揃いました。
高さ90cm、幅も30cm程のコンパクトな樹形はベランダで育てるのにちょうどいいサイズです。
白くペイントしたラティスにピンクの花がよく映えます。
手前の大きな葉っぱはクレマチスの雪小町。
どんどん伸びてオベリスクに収まりきらず、ヘルモサの枝に絡まっています。
蕾もだいぶ膨らんできたけど、これが咲く頃にはヘルモサは咲き終わってしまいそう・・・。


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はじめまして、ルイーズ・オディエ

2008年05月12日 | Old Rose

去年の11月に大苗でお迎えしたブルボン系オールドローズのルイーズ・オディエが7日に初開花し、留守にしていた間に4つめのお花が咲いていました。
花の大きさは5~6cmと思っていたより小ぶりでしたが、コロンと丸いカップ咲きの整った花びらからは濃厚なオールドローズの香りが~
大好きな香りなので一日に何度もクンクンしちゃいます。
今のところ樹高は約1m、幅50cmで割とコンパクトにまとまっていますが、2m近くまで伸びる品種なので将来はラティスに誘引していっぱい咲かせられたらいいな~と思っています。
       
      たくさんの蕾に守られるように最初の花がゆっくりと目を覚ましました
       
         ゆるめに巻いた花びらの中からちらっとしべを覗かせて

       
       
              こちらは花びらがぎっしり詰まってます
       

       
              青みを帯びたピンクがとても美しい・・・


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うつむいて咲く白薔薇

2008年05月09日 | Old Rose

トップバッターのラベンダー・ピノキオに続いて開花しているのはマダム・ブラヴィ、ルイーズ・オディエ、紫燕飛舞(ツーエンフェウー)、ヘルモサといったオールドローズ達。
しなやかな枝の先でゆらゆらと風に揺れる花は、モダンローズにはない素朴さと繊細な優しさに満ちています。
このマダム・ブラヴィもそんなオールドローズの風情にあふれた魅力的な白薔薇。
華奢な枝からふわりとやわらかい花びらを何枚も重ね合わせた花を重たそうに枝垂れさせる姿はとても儚げなのに、どこか秘めた強さを感じさせてくれるのです。
        
         
                 ホタルブクロ・エリザベスと一緒に

         
                       寄り添う蕾たち

         
            
    
                          

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心惹かれて・・・

2007年11月30日 | Old Rose

華奢な枝を枝垂れさせてやっと開花したティーローズのマダム・ブラヴィ。
彼女は暑いのが苦手なようで夏の間はほとんど動きがなかったのですが、やっと涼しくなってきた9月の終わりごろから急激に枝を伸ばし葉を茂らせ、蕾も18程つけてグングン調子が上がってきました。
白に微かなピンクを含んだシルクのような花びらをくるんと翻し、うつむいて咲く姿にクギ付けになるわたし。
上の写真のように明るい日差しの中でももちろん美しいのですが、露出アンダーで撮ると幻想的な雰囲気になって、この薔薇の魅力が一層引き出されるような気がします。           
           

           

       

        

去年ウドンコ病の手痛い洗礼を受けてから、この病気に弱いと言われている薔薇は選ばないようにしていました。
その条件に合わないとわかっていても、花姿に惚れ込んで手に入れてしまったマダム・ブラヴィ。
やはり春・秋は葉っぱと花首が白い粉に覆われていることが多くとても手間のかかる薔薇ですが、この美しさの前ではそんな苦労も吹き飛んでしまいます。
手に入れてよかった、これからもずっとそばにいてほしいと思える薔薇です。              
            
                   リボンで束ねたような赤い葉っぱ
            
       

       

       
病気でちょっとお見苦しいのですが、親バカのわたしにはこんな姿さえこの薔薇らしいと、とても愛おしく思えるのです(*´ェ`*)
             
    
この薔薇に魅力を感じたあなた!是非こちらをクリックしてね☆YORO(v´∀`o)SIKU☆
 
                   


イレーヌ・ワッツ、秋の薫り

2007年11月16日 | Old Rose

春のイレーヌ・ワッツも大好きだけど、やはりわたしは秋の冷たい空気の中で咲く姿が一番好き。
蕾のときはこんなに濃い色に染まっているのに、開いた花びらは何層ものピンクの濃淡が複雑に入り混じり、妖しいほど美しいと思うのです。
       

             
                       10月に咲いた花。

11月になると、わたしの大好きなボタンアイを見せてくれました。
開花までずいぶん時間がかかるようになって、ぽつんと一つだけ寂しそうに咲いていたイレーヌ・ワッツを他のバラ達と一緒に賑やかに飾ってみました。
              

             
           
         

            
だけどどんなに賑やかに飾ってみても、そこには春の華やぎとは違った、侘しさと切なさがブレンドされた秋の薫りが立ち込めているのでした。

       


 
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秋空に映える紫燕飛舞

2007年10月04日 | Old Rose

この春は酷いウドンコ病にかかり葉っぱはボロボロ、開かないまま落ちていくたくさんの蕾、やっと咲いたものも花びらの縁が縮れ、色も少し褪せたような花がほとんどだった紫燕飛舞(ツーエンフェウー)。
それでも夏にはたくましいシュートを出して、今では青々とした葉の先にたくさんの蕾をつけ、豊満で香りのよい花を咲かせてくれました。
色も形もほとんど変えることなく1週間近く咲き続け、突然バッサリと花びらを散らせる。
その潔さにもとても惹かれます。

我が家に迎えて2年目の秋、輝くばかりのこの花の美しさを思いっきり堪能できそうです。
      

    

          

    


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ヘルモサ咲いたよ♪

2007年07月04日 | Old Rose
春は酷いウドンコ病に悩まされ続けていたチャイナローズのヘルモサでしたが、めげることなくきれいな新芽をたくさん出して、2番花は小さいけど美しい花を咲かせてくれました
その華奢な枝ぶりで休むことなく蕾をつけて、ホントによく頑張ったね~と愛しさがこみあげてきます。
           

         

                    

                     
           写真では大きく見えるけど、わずか5cm足らずの大きさです。

                      
          向こうにぼんやりと見えるブルーはルリマツリ、ピンクはカランコエ。
          下の方にちらっとオレンジのイタリアン・スプレーローズが見えます。


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マダム・ブラヴィ

2007年06月30日 | Old Rose

ずっと不調だったマダム・ブラヴィが初めて美しい姿を見せてくれました。
昨年の秋にお迎えした時についていた花はボーリングして開かないまま終わってしまい、その後の成長も思わしくなかったため摘蕾しながら療養を続けていました。
実は今もまだあまりいい状態ではないのですが、うっかり摘み残していた2つの蕾が膨らんでいるのを見たら我慢できずに咲かせてしまいました。

フランスのギヨーの作出したティーローズで、8cm程の中輪・強香の薔薇なのですが、この子はわずか5cm程の小さな花。香りもほんの微かにしか感じられません。
それでも白にほんのりとピンクを含んだシフォンのような繊細な花びらがクルンと反り返り、細いステムの先にうつむいて咲く姿は気品に満ちて、まるで夢の中に咲いているような儚さにたまらなく惹かれます。
これからがとても楽しみな薔薇です。
              

         

         

         
                  撮影後、すぐに切って部屋に飾りました。
            またしばらく休養して、しっかりとした元気な株に育ってね。
             


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